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小動物の軌跡の先に沈む朝月

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一月二日の早朝から床屋に行こうと思ったが仕舞っていた。昨夜から雪が舞っていたようで一センチほど雪が乗っている。各地では凍結で事故が多発しているようだ。

その足でダイデスハイムのワイン地所の尾根筋を歩いた。小動物の足跡が残っていて、何時頃一匹が通って、もう一匹が二時間ほど後にその臭いを追っているのが分かる。

月が山陰に入るのを眺めてから帰宅した。そして買いものがあったのを思い出して、再び車を出した。スーパーで売っている紙がどおしても欲しかったのである。A4五百枚入りで、税込み三ユーロしないので、一枚あたり五十セントほどなのだ。合わせて、五千枚ほど購入して戻ってくる。

そうなると印字するインクカートリッジが不安になる。急いでネットで購入しようとすると、いつも購入していたキャノンの純正品はもう扱っていないのを知って驚く。そうなれば、世界中で広く利益を上げていた主要商品が流通していないことになる。おまけに嘗てから流通していて、一度も使った事がない、ペリカン製インクを使った代用品に、メードインジャーマニーと書いてあるではないか。

こうなれば、中国かどこかて大量に安く作らせて、ふんだんに利益を上げている純正品よりも、ドイツ製の高級インキ入りの方が上等に思えてくるから不思議である。それでも価格は六割ほどしかしない。兎に角使ってみてから評価を下したいが、こうした状況になってこれば、キャノンをはじめキャノン商法を採用している日本の企業などは業績悪化で経営危機を迎えるのではないだろうか。次ぎはコピー防止処置か?まさにメディア産業の二の舞である。小動物の軌跡の先に沈む朝月_d0127795_161515.jpg
by pfaelzerwein | 2010-01-03 01:06 | Trackback
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