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樽試飲に期待するクレーマー

ワインの発送の手違いがあったようなのでクレームを付けに行った。昨年にも同じようなことがあった。忘れていたようだ。発送のおばさんも良く知っているのだが、どうしたことだろう。

一本だけグーツヴァインを取って帰ろうと思ったら、お詫びに呉れると言う。「いやーそれは、そんなにいつもとなるといけませんよ」と言いながら貰ってかえる事になった。

まだ家で試飲したことのなかったワインなので、欲しかったのである。2009年産リースリング辛口、フォンブールである。酸が九グラムもあるのだがとても気持ち良く飲める。昨年度2008年産との差は甚だしい。

その足で、ブュルクリン・ヴォルフ醸造所へよって月末の試飲会の打ち合わせをした。英国などでは、ボルドーなどになると二十人で一本のワインを開けて試飲とするらしいがそれではあまりに口を濡らす量が少な過ぎるだろう。理想的には九人から十二人ぐらいのようである。

個人的な経験では上手いワインになると四分の一ほどでも足りないときがあるが、どれもがそれほど飲みたいと思わない。結局美味しいワインは誰にとっても美味しいのでこの辺りが難しい。

八人越えならば八種類ほどは問題なく試せるだろうが、もう少し参加者がいると十種類ぐらいのめるかも知れない。月末には2009年産はまだグーツヴァインしかでていないが、樽試飲で注文も出来そうなので喜ばしい。それよりも2007年産も2008年産も比較できるのがまた嬉しい。

なるほど2009年産は、逆に2008年産ほどの酸がないので将来性はなんとも言えない。2007年産と比較すると必ずしも上回るとは言えないのが難しいところだろう。

日本語誌に掲載された記事を書いたハンブルク在住の岩本順子の話が出た。一度醸造所であったことがあり、ハンブルクで再会したという。「ケラー醸造所で研修していた人ね」とその記事を見た事を話した。なるほど言うようにハンザ都市ハンブルクにはフランクフルト以上に日本人も多いのかもしれない。



参照:
ROTE ROSE TOKYO WEINMESSE <前編>  (Weiβwein Blog)
by pfaelzerwein | 2010-04-17 04:24 | 試飲百景 | Trackback
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