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洗練された一連の動きの環境

弓道記事の続きで恐縮であるが、特に女性がたから反響があると繰り返さない訳にはいかない。実は、恥ずかしながらやはり腕の一部に疲れが残っているのである。何百本以上もギネスブックに載るように連続して射るとなると凄まじい。技術だけでなく筋肉の養成というのはそういうものだろう。張力は14キロだと言う。

VIDEOの真ん中の女性が一番多く射っていたことを考えるとやはり立派なものである。女性の方が耐久力はあるが、岩登りとなるとやはり男性よりも長い時間登っている女性は少ない。使う筋力の質が違うのであろう。

天皇への奉納で矢を射ることの歴史も武家政治の始まりとの関係があり大変面白いと思った。特にフォーメーションをつくって矢を射って行く行為は、戦術的に重要なことであるのも分かるが、それ以上にスキーにおけるフォーメーションスキーと同じように、技術の洗練だけでなく精神的な集中や外界との調和ということでは欠かせないと思った。

同じような一連の動きの流れと環境への注意深い調和の精神は、茶道にも共通するのではないだろうか?「綺麗さび」と呼ばれる武士の茶道である遠州流の御手前を近々身近で体験できることを心から楽しみにしている。もちろんそのためにもう一仕事しなければいけないのだが。道場においておいた十枚ほどの茶会に関する用紙が無くなったので少しは関心を持って頂けただろうか?



参照:
白雲館道場
日本庭園での茶会の案内 (カイザースラウテルン市)
by pfaelzerwein | 2010-04-19 05:17 | | Trackback
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