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商品展示と夕食の物乞い

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ロカルノの旧市街の中で面白い商品紹介を見かけた。中庭に商品を吊るしてあるかばん屋である。写真を写していると仲間が言った。「チップを取りに来る前に行こう」と。商品展示の方法はやはり大切である。

クレッターシューへを直しに出した。思わずボルトの上の立ったので予定通り爪先が裂けた。更に具合悪いことにその瞬間をパートナーに見られてしまっていたことで、靴の傷みが全て所謂チョンボに起因するとされてしまうのであった。

靴を新調する必要も明確になり、更に古いのを見破られた安全ベルトまで購入しなければいけなくなった。更に金物も幾つか必要になり、ヤッケも買わなければいけない。来年のシーズンまでの山道具の購入リストは伸びるばかりである。

古い山道具は、穴が開いて破れたパタゴニアブランドの長袖ポロシャツまでがオークションに掛けられるものになっているようで、当時は先人のラフマ社の革張りのリュックサックを羨ましく思っていたのだが、今や自分が使っていたラフマまでがそうしたものになってきているのを思い知った。

本日は石切り場まで行って、結局クリを拾ってきた。食材が殆ど無いので夕食のためにそれを集めたのであった。これで実っている葡萄までに手を付けるとまさに物乞いであるが、葡萄の生産品だけは最高級品まで十分に在庫がある。
by pfaelzerwein | 2010-09-30 04:34 | 料理 | Trackback
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