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ストレステストの一年

ラジオが今年の言葉選を報じていた。一位は「ストレステスト」で、五位には「フクシマ」が入っていると。

調べてみると毎年選考しているのは「ドイツ語のための協会」で、2011年のリストは次のようになっている。

一位に続いて二位以下は、「へーベルン」、「アラベリオン」、「メルコジー」と、「フクシマ」に続く。

想像できるのは、「メルコジー」で、メルケルとサルコジーの名前を合わせた造語に違いない。

その他は、「へーベルン」はユーロ危機の梃子上げに関するようで、今回の財政政策に関心が無かったので見落としていた。「アラベリオン」は、アラブのリベリオンだから、そのままの造語だろう。

「フクシマ」は、現象ではなく、事故そのものだから言葉にはならない。

さて「ストレステスト」は全ての場で使われて、金融のストレステスト特に銀行のそれは具体的な問題であった。もちろんフランスを代表とするような原発のそれは最大の関心ごととなったのは当然である。

自身のストレステストの結果は、まずまずと評価してよい。例年に比べて比較的大きな様々なストレスはあったが、それへの耐久力は流石に強固になっている。まさにストレステストの一年であった。



参照:
待降節ストレスを試して流す 2009-12-23 | 試飲百景
いざ、ストレスもここまでか 2010-12-29 | 暦
アルザスの原子力発電所 2011-07-06 | アウトドーア・環境
溶融落下の政治手腕の必要 2011-07-09 | マスメディア批評
まやかしの安全対策基準 2011-07-21 | テクニック
救命具を設置しない旅客機? 2011-08-20 | 雑感
仏ストレステスト後の指針 2011-11-19 | マスメディア批評
ビール一杯のお駄賃 2011-12-08 | 生活
セシウムか、カリウムか? 2011-12-12 | アウトドーア・環境
力の抜けない未知の領域 2011-12-15 | 生活
by pfaelzerwein | 2011-12-18 22:25 | 歴史・時事 | Trackback
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