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NPO法人PK会長の穴潜り

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穴潜りである。キリスト教では水潜りが洗礼となるが、奈良の大仏をはじめ穴潜りで、母体回帰の行事と為すこともある。岩の中に窓が開いているものは先週登ったが、今週は穴潜りである。

金曜日の筋肉の疲れもあって、日曜午後の雨の予想もあって、軽い気持ちでプファルツ随一のクライミングクラブの会に同行した。まさか30人以上も同じ岩場で遊ぶものとは思っていなかったのだが、幾つも岩塔が並んでいるので全く問題なく進んだ。

45歳の筋力自慢の者にどんどん登って貰ったので、気楽な気持ちで楽しめた。最初に挑んだのは砂だらけ蜘蛛の巣だらけで、自分では登ることはなかっただろうが二人が裾払いをしてくれたのでそれほど気分を害さずに登れた。それでも砂で滑りそうなのには閉口する。矢張り御免願いたい。

二本目は一般ルートながら傾斜が強いが、横へとがっちりした手掛かりを見つければ全く問題がないのである。もし見つからないとすれば突然難しく感じるだろう。

三本目は写真の穴潜りで、技術的には全く意味がないのだが、NOPプフェルツァークレッタラーの会長が穴潜りをするのを写した。その後には前会長なども続き、若干お祭りムードが盛り上がった。

四本目はバンド帯から岩場の途中から取り付くもので、ハーケン一本で確保をして、落下すると直接そこに加重される垂壁はロープをリードするとなるととても勇気がいるのである。本日はしんがりを努めたので気軽に足を滑らせたりしたが、先週の二度目三度目の転落の場所とは似ていても、手がずり落ちないのである。同じ困難度ながら全然難しさが異なると実感した。

三十分以上森の中を歩いての辺鄙な岩場であったが、当然ながら貸しきり状態の気分は悪くなかった。週三回、負荷のメリハリをつけてやればなんとかなることを確認できた。先週から九日ほどで六日登っているのである。



参照:
幹の強さに頼るのみ 2012-06-24 | ワイン
リハビリのパラフレーズ 2012-06-21 | 生活
by pfaelzerwein | 2012-06-25 03:54 | アウトドーア・環境 | Trackback
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