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娯楽施設でのクライミング

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連続クライミング練成記録はひとまずここで終わりそうだ。連続十日間である。休み無しのこのような経験は初めてである。今週になってからはこれで終止かと何度も思うようなことが続いたが、結局最終日はまた違う眼鏡の親方に誘われて我がグループも動くことになった。

最終的には新しく出来たランダウのクライミングホールを訪ねることになったが、情報と受けていた6ユーロ台ではなくて8ユーロを払うことになった。金曜日だけのドイツ山岳協会員へのサーヴィス料金である。

所謂新興の郊外型の商業造成地の中にあるそれは様々なスポーツ施設も入っているが、基本的には同じオーナーが色々と遣っているものと思われる。ホームグランドの山岳協会の施設のように競技クライミングのセンターではないので期待していなかったが、やはりルートの設定やさばを読んだ難易度の表示などは酷いものであった。一から三ぐらいを足してある感じで、七級が比較的容易に登れてしまうのである。

金を賭けて高さは14Mほどあって、娯楽施設らしく、その石も大きい分簡単に立ててしまう一方、本物の雑食砂岩のようにずるずるでないので全く練習にならない。オヴァーハング領域もとても手掛かりが良過ぎる。勘違いを起こさせてお客を呼ぶのは良いのだが、上手に練習に使わないと金の無駄遣いになる。

眼鏡親方のそれを見ていると、全く外で登っているような按配で登っているので全くそれと同じで、力を使いすぎて降りてきたりしているのをみていると、殆ど懲りない男だと呆れる。注意深く我々の練習方法を観察するか、丁寧に一緒に登っていれば教えることが出来るのだが、全く自己満足のために遊興施設で金を浪費する按配になっていた。

サウナなジャグジーやレストランなどが併設される触れ込みなのだが、四月から営業しているにかかわらず未だに料金表も無く、至るところが工事中で、如何に流動資金不足に喘んでいるかがわかる。恐らく完成することなく倒産となることだろう。

そうした中でも八ユーロで十分に遊ばせて貰った。初心者への練習と、自らの身体の調整も出来て、人工のクラックは楽しめた。兎に角、壁自体の摩擦係数も高いので登り易過ぎる。

十日目の疲れが出るどころか、身体のバランスが良くなってきているようで、切れも良くなってきているので、やはり遣ってみないと分らないものである。スキーと同じで量をこなすとやはりそれだけついてくるものはある。

土曜日は雪混じりので大分降った。日曜日は晴れるようだが、これで完全に夏のシーズンが終わったと実感した。来週の水曜日からはホームグラウンドのクライミングホールである。



参照:
冬タイヤ交換前の冬ゴム底 2012-10-26 | アウトドーア・環境
初めての十一回回数券 2011-11-12 | 暦
by pfaelzerwein | 2012-10-27 17:35 | 生活 | Trackback
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