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水々金々日々、月曜日

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日曜日はザンクト・マルティンの日であった。ダックを食べるお誘いの話もあったのだが結局実現せずにそのような食事をすることはなかった。十一月の月で珍しい明るい行事である。

それでも一足先にシュトレーンがパン屋に並んでいるので、先ずは芥子入りのそれを購入して、今度は干し葡萄入りのスタンダードなものを購入した。クリスマスまではまだ時間があるが、少しづつ螺旋状に突き進む今年の気象と同じでゆっくりと先が見えてくる。紅葉が散ることも無くゆっくりと色を強く濃くしている今年の秋はことのほか穏やかで美しい。

そして忘れてくる頃に発生してきた小バエが台所の窓に目立つようになってきた。今年は摘み取りが遅くなった分、葡萄山に捨てられた皮や種や酵母などから小バエが発生するのが遅かったのだろう。その分繁殖数も少ないと助かるのだが。

日曜日はシーズンの第五日目を過ごした。流石に一日おきに三日通うと、風邪で腹具合が悪かったのと合わせて疲れを感じた。それでも初心者に付き合って、簡単なところを丁寧に登ったりしているうちに調子が出てきて、最終的には三時間みっちりと登った。今回の成果は簡単なオヴァーハングで四級プラスの場所を殆ど完璧に登ってもらえたことである。その前に、四級上下と五級などを色々混ぜて登って貰った後で、三回目の挑戦でクリアー出来た。これで、四級の壁を心理的に破って貰えると、月末には三級をリードすることも可能となるであろう。

VIDEO分析の後、大分動的な上り方が可能になってきたのと、基礎通りに脚力を使ってのクライミングが身に着いて来だしているので、上手く行けば冬のシーズンの大きな成果が期待出来る。

週三回もクライミングホールに通っていると走る時間をつくるのが更に難しくなる。少なくとも週一回以上は走らないと弱くなりそうなので、出来るだけ時間を作るが、それでも疲れが残っていると厳しい。登りだけかけて降りは歩いて降りてきた。そのためか汗をびっしょりかくことも無く全身の衰弱も無かったが、爪先駈けの下半身と心肺にだけは少し負荷を掛けることが出来た。なによりも登りでも足が上がるようになってピッチが長くなってきているのは良い傾向である。



参照:
小蝿が消えると冬はそこ 2011-10-18 | 暦
行動形態不審の敵を一掃 2006-11-10 | 生活
ケシの実を育むように 2011-12-10 | アウトドーア・環境
by pfaelzerwein | 2012-11-12 21:36 | | Trackback
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