人気ブログランキング | 話題のタグを見る

岩登りの五輪競技化の可能性

ブエノスアイレスで開かれるIOCの総会で新競技が決まるようだ。そしてその前に提案される新競技の候補に挙がっているのは、今回落ちたレスリング、野球、ソフトボール、クライミング、空手、ローラースケート、スカッシュ、ウェイクボード、太極拳らしい。

レスリングは、米国をはじめ東欧諸国で盛んで、特に2020年の開催を目論むトルコにとっては唯一メダル獲得の可能性がある国民スポーツのようだ - そうした客観的な事実にかかわらず、まるで日本が狙われているかのように報道するには理由がある。こうした国民に被害者意識を植え付けることで、日本の支配層は馬鹿な日本の大衆を手の内で転がすことが出来るからなのである。当然のことながら、官政経界が被害妄想の朝鮮人のように日本人を誘導するのである。これはアヘン戦争の史実を重視するシナの支配層もあまり変わらない。

野球とソフトボールは一般的ではないだろう。何と言ってもアメリカの競技は道具が多すぎて、広く青少年には向かない。復活はあり得ないだろう。スカッシュも中途半端な競技の感じで、あり得ないだろう。空手と太極拳は、最終的には競技人口の多さがものをいうのではないか?柔道に続いて空手が来ることもあり得ないだろう。それに日本の格闘技は、家元では全く合理的な話が通じない輩が牛耳っているようなので青少年の教育に害がある。それに比較するとシナ人の智慧の方が興味深く、一度試してみる価値はあるのかもしれない。

クライミングとウェークボードというのがいい勝負になるのだろうか?両方とも陸海のアウトドーアの競技を如何にTV映りよくエンターティメントできるかが問われているのだろう。前者の競技も見たこともなくあまり関心もないのだが、知る限り必要最小限の装備で運動能力を問うことが出来るのは間違いない。特に青少年への影響や活躍は既に証明されているので、可成り有力かもしれない。

しかし、現在のクライミングの養成選手のそれなどを見るとまだまだ運動技能としては低いように思われる。もしオリムピック競技化するとなると、やはり個人的にも影響を受けそうである。現在使っているホールは、既に連盟の強化施設であり、更に子供たちなどが増えるとなると、時間割り当てなどの制限を受ける可能性も出てくるのだろうか。今シーズンに地元支部に加盟しておいてよかった。

競技スポーツ化が進むと益々我々の意識とは変わってくるだろうが、技術的な可能性などが探求されるので、追々我々のところにも影響を及ぼしてくるに違いない。そもそも嘗ての岩登りが現在の五級(5a)越え辺りから、スポーツクライミングの域に入り、もはや手袋と山靴や荷物を担ぐと著しく制限されて、恐らく六級上越え(6b, 5.10)辺りが、競技スポーツとしての基本線になるのではないだろうか。今後は最低その辺りを克服していないと、広く話が通じないことになりそうである。



参照:
意識が低い子弟ゴリラ回し 2013-01-05 | 雑感
昨日の雪は昨年の雪 2012-12-08 | 雑感
by pfaelzerwein | 2013-02-14 00:09 | 雑感 | Trackback
<< 熱を出して寝込んだ 欠ける夾雑の自然さ >>