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やくざの赤旗締め出し

久しぶりに東電会見を観た。新たな福一見学での赤旗締め出し問題が議論となっていた。赤旗ほどの発行部数があっても「広く一般に知らせる」媒体とは東電は考えていないようだ。その実は反共思想がそこにあって、ただ唯一大手マスメディアの中では赤旗が排除され続けている。

流石にその対応が明らかになると時事通信などもそれを問題として訂正を求めるのは当然のことであろう。まさしくこうした広報の態度は一貫して東電の伝統であるようで、半国営化した会社にそれを認めるとなるともはや日本の報道の自由はないことになる。中共なみである。

なるほど、日本共産党自体が戦後日本において活動停止とならずに存続していて、僅か数パーセントの支持率を保持しながら共産主義を標榜続けていることは不思議でしかない。フランスなどにおける社会主義活動などが冷戦下においてガス抜きとして、合衆国などの統治政策として支援されていたのと同じように、日本共産党自体にもそうした統治機構の任務があり、その機関紙である赤旗がそれなりの日本統治の任務を追っていることは分かる。

それゆえに赤旗外しが明白になっても大きな抗議行動として、東電解体へと動くことはなしに、適当に対応しているとしか思えないぐらいである。実際の購読数は分からないが、少なくとも公称の発行部数からして、赤旗外しをするような企業が存続している方がおかしいのである。

東電の組織には、公安やその他のやくざな天下りの連中が吐き捨てるほどいて、やくざを使って人夫を調達しているに過ぎない日本の統治機構を代表するようなやくざ組織なのである。いい加減に健全な市民は、こうした統治構造に目覚めるべきなのである。



参照:
考えろ、それから書け 2005-12-19 | 音
緑の党京都のイヴェント 2012-08-06 | マスメディア批評
ベルリン、原子力の創世と終焉 2011-07-07 | 歴史・時事
by pfaelzerwein | 2013-02-20 20:47 | アウトドーア・環境 | Trackback
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