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技術革新と構造の変化

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夏タイヤに替えた。待っている間にマンハイムの労働産業博物館の野外展示の列車の数々を入念に見て回った。五両しかないのだが、下から覗き込めるのでまかにっくな細かなところを見ていると一時間ほど直ぐに経ってしまう。それでも機械工学的にもう一つ分からないところがあるので調べてみて、改めに見に行かなければならないだろう。

年代は百年ほどに及ぶが、何でもない郵便列車の説明を読んでいて面白かった。それが現役の頃にも見ているが、そのような機能があるとは思っていなかったこともある。例えば車内で仕分けをするなんて考えてもみなかったことである。

そしてそれをするのは住所を見て地理的に全てを把握する人で、素早く区分けしていったようである。郵便番号が発達して自動化してからも運んでいたのは見たことがあるが、どうも郵政民営化してから各地に郵便センターが作られたのが郵便列車の最後らしい。つまりセンターはフランクフルトを中心に東西ドイツの各地に建設されたのだが、駅や線路とは関係なく建造されたことから完全に飛行機と夜間トラック移送へと移って行ったようだ。

なるほど個人的にはお向かいにある市の郵便局が閉鎖されたことが最大の被害であるが、配送の合理化とスピード化の恩恵は受けるようになっている。列車にもポストがついていて、駅で最後の最後にも投げ入れられたようでとても面白い。

さて新しいコンティプレミウムコンタクト5と称するタイヤの乗り心地は抜群であり、カーヴの切れ感も今までよりも優れている。走行音が大きいのがマイナス点となっていたが、車外は別にして車内は以前のものよりも遥かに静かだ。この業界も技術革新が甚だしいように感じた。



参照:
情報管制下の娯楽番組 2005-11-05 | 歴史・時事
幼児化の文化教育政策 2009-01-20 | マスメディア批評
by pfaelzerwein | 2013-05-11 03:08 | 文化一般 | Trackback
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