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駄目で元々のSCSIカード

懸案のSCSIカードを注文した。HPのホームページによると、現在もWIN95で使っている96年タイプのフラット型のスキャナーにはXP向けのサポートをしていないことになっている。更に新たにカードを買えとなっていたので調べると、なるほど95当時はISAと称する現在のPCIとは異なるスロットにそのカードを差すようになっている。だから少なくともPCI向きのSCSIカードを購入しなければXPでは使えないことが分かる。

そこで適当なものを探しているとアマゾンで9ユーロほどで売っていることが分かり、駄目は元々で注文する。ドライバーもHPのHPから第三者のものをダウンロードしたので、なんとかXPで使う下準備は揃った。実際に使えるかどうかはやってみないと分からない。

フォールムなどを見ると、今時SCSIカードを使っているのは余程古い機械をノスタルジーで使おうとしている好き者のように書かれているが、実は全く違うのである。96年当時に購入したHPのそれは今でも普通に使えれば優れた商品なのである。なんといってもフラットの鏡面積が大きく、大きな分厚い本でも比較的に容易にスキャンできる勝れものなのである。機能的に現在使用しているキャノンのそれでは到底及ばない性能なのである。なにかアメリカの車を思い起こすごつさと重さと大きさなのだが、それが使いやすいのだ。

面白いのは当時のSCSIでは接続コードを一メートル五十までしか伸ばせないということで、使い勝手に問題もあった。しかしそれが進化してSCSI2では三メートルまで伸ばせるようになったというのである。勿論現在入手可能のものは進化型とは思われるのだが、とにかくスキャナーを読み込んでくれるかどうかである。そのあとのソフトの問題が何とか解決できれば、必要ならばコードを倍に伸ばせるということになる。コードの方がSCSIコントローラーカードよりも高価そうだが。



参照:
脱WIN95は可能か? 2013-05-28 | 生活
ここぞと言う雨の合間 2013-05-30 | 暦
by pfaelzerwein | 2013-05-31 05:33 | テクニック | Trackback
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