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順調に巡航するEADS

ドイツの株のインデックスDAXが記録的な高さとなっている。株を売り買いしたりしていないので気が付かなかったのだが、自分の銀行口座とデポの合計がネットで一望となるので気が付いたのは先週の事だった。

眼鏡を購入したり、なんだかんだと持ち出しが長く続いているのに、何故か合計金額が伸びていることに気が付いた。収入が増えていないのに不思議だと思って、個々の株価を見ていて驚いた。一部トヨタから乗り換えたダイムラーが可成りいい線に来ている以上に、EADSの株価が史上最高を更新し続けているのだ。

上場開始の時に買えた分だけの基株であるから資産株にしては株数は知れているのだが、19ユーロで購入して、47ユーロに近づいていたのだ。これは端株だけでも売って益を出しておかなければいけないと思った。三倍にはなっていないが、十年以上保持してあまりにも長くかかり過ぎた感もあるが、流動資金が枯渇していることもあり47ユーロのリミット売りを狙ったのが先週の事だった。

チャート研究からすれば、一つ山になるかの二つ山になるかの見通しの差はあるようだが、シリア参戦の危機を超えた後も、当面は49ユーロを超えることは無いと見た。次の山になる十一月まで待つ心理的な余裕も金銭的な余裕もないので手間近に47ユーロに設定したのだった。前日には45ユーロまで売られたことから考えても、動きはあって面白い相場だとは思ったが、まだボーイング株を抜く局面まではまだまだであり、その時は更に売っても良いのだ。

初めてネット売りを試した。色々なオーダーを出せるのだが、局面は複雑ではないので簡単にリミットオーダーとした。結果、当日のつき値から46ユーロと前日から1パーセントほど上昇していて、前日の3パーセントの上下を予想させた。そして軽く47ユーロを超えて、47,40ユーロを超えるにはほとんど時間が掛からなかった。結局、47,195で売れたのだ。現在も47,50ラインの攻防となっているようだが、一方では私同様の小規模な益出しの売りも続いている。まだ大手の売りは出ていないが、大株主ダイムラー社の五月の売りに近いようなものが出ればそこで相場が決まってしまいそうで、投資家が動く前に売りに出たのであった。

本年度はダイムラーの売りがあったお蔭で配当もあまり伸びなかったが、この間紆余曲折もEU政治の影響も受けながら、とても時間が掛かったがまあまあの成長を遂げた。前回の高騰の時期に購入した株式としては、まずまずの投資であった。今後は配当の伸びも良いが古株を付けてもらえると資産株としても扱えるようになる。

今回の売りの手数料も殆ど問題にならない額であり、何よりも素晴らしいのは当時購入の株式にはキャピタルゲイン税が課税されないことで、まるまま手元に残ることである。残念ながら現在は課税されるようになったが、この間リーマンショックもあったので、十分なリスクがあったので非課税もある程度当然かとも思われる。含み損をそろそろ含み益で解消したいところである。



参照:
投資の一部回収時か? 2013-05-24 | 歴史・時事
持続性の無い文化の担い手 2013-08-22 | 文化一般
by pfaelzerwein | 2013-09-20 18:35 | 生活 | Trackback
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