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木に纏わる汚れの数々

マイバウムが建てられる。メーデーだ。残念ながら体調は優れない。夜中に肩が痛み、息苦しさがまだ取れない。自然に手を動かせるようになったが、しばしば傷みに気がつく。寝返りを打つと痛みで目が覚める。

新しく見つけた洗濯屋にシャツを取りに行った。自分のところで洗っているようで、直ぐに出来るのと、値段の安さが魅力だ。そして顔を出した娘が、洗濯屋の娘にしてはすっきりした感じで、母親の若干薄汚れた感じとは大分違う。近くにあったお店の嫁さんは、これまた洗濯屋の奥さんにしてはとてもおしとやかそうだった。なにか不思議な業種に思えてきた。アイロンの出来は、若干素人臭いが、痛みは少ないようなので、それはそれで良いかもしれない。二ユーロ丁度だ。いつもの店に最近行ったとき言われた。「長く見なかったから名前を忘れた」と。何故か分からなかったが、百メートル以内の商売敵が気になっていたのだろう。

saarweineさんが福島のTVニュースの画像を送ってくれた。それによると森の空間放射線量が半分に減少していると言うものだ。少しはセシウム137と134の半減期などを分っている者ならば、これが物理核現象だと直ぐに合点が行くだろうが、そうした物理的な説明一切無く流したとすると、なにか「雨風で思っていたよりも早く減少した」と受け取る福島県人がいるかもしれない。

何も説明が無ければむしろそのように思う方が自然な人の感じ方であり、なにも福島県人の学の有る無しとは関係ないだろう。流石に東京などであったら直ぐに非難の電話等が殺到するかもしれないが、地方のローカル番組ならありえる記者クラブ報道だろう。

その数値からすると避難区域外の南相馬市や伊達市周辺の森林での調査に違いないが、寧ろ計算通りの半減しかしていないことが驚きで、雨風雪の影響を殆ど受けることなく、セシウムが土地に吸着してしまっていることを示している。当然の事ながらカリウム同様に吸着することは分っていたのだが、森の土地を剥ぐことが出来ないのでそのままになっているに過ぎない。

もう少し広葉樹などの上から水で流れるようなものがあると思ったが、殆どが吸着してしまっているとなると、森が、今後とも林業や獣や果実やキノコなどを通して経済性に加味する可能性は全くなくなっていることを示してい居る。少なくとも先三十年ほどは森に立ち入るべきではない。

そもそも森の空間線量の調査はよいが、セシウム由来の空間線量を計るならば、同時に土地の汚染度を、チェルノブイリ以後バイエルン州がやったように、精確にベクレル数として推移を見ていくべきで、近隣の森に関しては同時にガムマー線以外の放射能を出す核子の汚染度も調査発表しなければ意味が無いだろう。



参照:
試着に悪戦苦闘する午後 2013-03-24 | 生活
セシウムか、カリウムか? 2011-12-12 | アウトドーア・環境
森における途轍もない凝縮 2011-10-07 | アウトドーア・環境
by pfaelzerwein | 2014-05-01 12:33 | | Trackback
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