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体を解し、頭も解す

土曜日の朝、走りながら考えた。 空間放射線量を補う形で内部被爆と言う名目でフクシマ禍の健康被害が叫ばれている。なるほど福一から飛散した物質は建屋の破片にしても全て放射能を有しているのだが、例えば放射線物質にしてもその化学的な健康被害はあまり叫ばれていない。勿論放射能の方が怖いからには違いなろうが、当初途轍もない量があったヨウ素は除いても、その他の多くの核子の化学的な性質も大きな健康被害の原因である。勿論同位体同士でその健康に対する影響はよく解かっている筈である。そもそもフォールアウトで長く放射能が問題となるセシウムやベーター線を出すストロンチウムのアルカリ金属類が健康によいわけがないのである。

そもそも工場事故としてあれだけの化学物質を放出した会社の幹部は即逮捕されて、禁固刑が下されるのが世界中何処でも等しく、テプコのように未だに一人も逮捕されること無く、当時の会社幹部は退職金を取って悠々自適となっているようだ。健康被害は放射性物質の影響でしかないとの主張にはこうした理由があるとも考えられる。そのように考えるとなぜか内部被曝を強く主張するアンチ原子村の人々のその背後にその政治的な影のようなものが見えるのは気のせいだろうか?

土曜日の夕方、夕食前に再びボルダーを訪れた。出血した指の当たらない課題を選んで、全く異なる動きのものを試してみた。やはり難しいのはかにの横ばい状態の踵を使ってのそれで、通常のクライミングでは経験したことが無いからだ。それでも少しだけ靴を取り替えながらやると、要領が分ってきた。やはりイヴォルヴ「シャマーン」の確りと足を守ってくれるそれは使いやすい。初めての場所を探して登ってみる。足元が悪いので苦労していると、手掛かりを見つけたのでそれを使うと五回目ほどに登れた。しかし帰宅後調べてみると、それは禁じてだったようだ。それでも上部の手掛かりも分ったので、次は何とか解決するだろう。あとの課題は挑戦するがとても難しい。森の上でも影になるようなところは、緑が増えた分、不思議に冬よりも乾ききらないような場所も見受けられた。また夏場は蚊が心配な場所もあった。

土曜日の筋肉を入浴して解して、日曜日の朝峠まで走った。今週で三回目であろうか。21分3280歩であるが、前日は以前にもあったように万歩計が12分で停止して恐らく20分前後だったと思われる。それに比べると足も重く、前夜痛めたようで左の脇腹が張っていて、途中でMTBに抜かれたが、峠で休んでいた彼らに追い付いた。下って、34分5470歩であるから、悪くなかった。それ以上に、月、火、木、土そして日曜日と走れたのがよかった。四回のボールダーの身体を解したことになる。登る距離も走る距離も少ないが結構集中した運動が出来ているかもしれない。日曜日の夕方も試す予定だ。



参照:
大きな成果は無かったが 2014-05-18 | アウトドーア・環境
フィッシングメールをかわす 2014-05-16 | 生活
乾いて動的な爽快感 2014-05-14 | 試飲百景
by pfaelzerwein | 2014-05-18 18:32 | アウトドーア・環境 | Trackback
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