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スキーツアー事始めの眠り

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スキーツアー事始めだった。貸しスキーを受け取ったときは、既にシールが貼ってあった。短めでフリッチュ締め具なので初心者向きで、やや重かった。予定の峠に雪が乗っていたのでタンハンマー谷のコースを目指した。駐車場から約600mを頂上まで上がるコースで、予定のそれよりも標高差が大分大きかった。

雪が降り続く中なので、完全装備が必要で、リュックサックもスコップなどで結構重い。ピープの使い方からの講習で、歩きはじめるとそれなりに歩けることが意外だった。雪なので殆ど休みなく頂上直下に辿り着く。途中で向きの変え方などを練習する。それでも意外に問題なく頂上に達した。

実は登りでバックルを比較的閉めていたのだ。それが災いして、折角の下りで足が痛い。十年ぶりの本格的なスキーで、うまく乗れないのだ。それで余計に足に力が入り、空気椅子のように太ももが堪えられない。新しい靴で足が下から突き上げれれて、立っているのも辛いのだ。当然ボールを踏みつけるような荷重も出来ないのだ。それでも新雪のスキーは楽しい。

登りの所有時間とみると大体ハイキングのスピードで、雪があるのでスキーを付けてと言った感じで、勿論下りはどんな滑り方をしても早い。スキー学校で林の間を滑り抜けたりの経験はあるが、短い距離ながらそうしたものを超えていくのもスキーツアーである。そしてなによりも、処女雪の上を滑降する喜びには代えられない。

日頃のトレーニングの成果は、当日はあまり感じられなかった。四時起きで十二時前に登りだして、二時間。降りてきて夕食である。ユースホステルの雰囲気もあり、一滴もアルコールを飲まずにもぐっすりと眠ったのであった。

新聞に、コペンハーゲンから最新のジョギングに関する健康調査が載っている。それによると週に二時間半以上、三回以上走ると死亡率が高くなったとある。それも適当な速さで二回ほど駆け抜けるのが健康で、それ以上は不健康になる可能性が高くなる。時間はこの範囲に収まっているが、三回走ることが多くなっているので、この点は注意しなければいけない。速さは大したことはないのだが、山登りになるとどうしても過負荷になるだろう。心肺系を強くするどころか不調にする可能性があるので無理をしてはいけないだろう。



参照:
ポストモダーンの歴史化 2015-01-19 | 歴史・時事
合わせものの楽しみ 2015-01-27 | 生活
by pfaelzerwein | 2015-02-04 03:41 | アウトドーア・環境 | Trackback
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