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ワイン祭り最終日の過ごし方

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今週は結構走った。四回で23KM以上走れば、十分だ。最後は山登りで〆た。雨で地面が濡れていたので態々古い靴で走った。足元も悪く寝不足気味なのでゆっくりと走り始めた。登りは比較的綺麗にGPS補足できたようだ。標高が綺麗に計測されたようで、スピードの上下と坂と反比例している。途中どこかで見かける顔に出会った。BJ醸造所の外回りのケラー氏にしては禿が進んでいたので、彼の兄弟だったのか、それともフォルストのスピンドラー家の誰だったのか、よく分からないが、ワイン関係者の臭いがした。

後半の苦しい坂での落ち込みの減少を目指したのだが、やはりなかなか足が進まなかった。お陰で前回よりも2分ほど余分に時間が掛かった。気温は十分に低かったのだが、一番苦しいところで汗が噴出した。頂上の小屋は夏休みで、キャムプのグループに貸し出しているようで、折り返し点にテントが二張りあった。

駆け足で降りるが、足元が覚束ないのでスピードは登りと比べて時速で1KMほどしか上がっていない。林道に出てからはスピードアップを目指した走りを心掛けて、可也追い込むが時速12KMを超えているのは一箇所ぐらいで、なかなか15KMまでには至らない。強い下りが始まるとその坂の上でどうしてもブレーキをかけてしまい遅くなる傾向があり、降りに速度を上げるのも結構難しい。それでも飛ばしたので58分で戻ってきた。

幾らかは飛ぶ感覚も味わえて走法を改善できたが、全身に疲れが残った。特に腕の振りを強くしたので、上体も疲れて、ブランチを摂った後にベットに潜り込んだ。まだまだ鍛え上げないといけない場所がこれで分かる。体重は71.3KGで殆ど落ちていない。ワインの飲み過ぎである。

そういえば駐車場に乗り込むときに対向車に出会いバックして道を開けた。天気が悪いので誰も人を見かけなかった日曜日なので、不思議に思って、やり過ごすときに顔を見るとアジア人であった。明らかに訳ありそうに窓が開いたので、話すとシナ人で、醸造所の名前を言った。シュミットなど聞いたことがないが、そのまま町へ乗り込むように教えた。調べるとやはりないので、シュピンドラーの間違いではなかったろうか。日曜日であるから醸造所は開いていないがレストランなら開いているだろう。中華なまりのドイツ語であるが、アウディーの高級車であり、レストラン経営者でもなさそうで、BASFに研修の人のようでもあった。生憎車の番号は見損ねた。

ワイン祭りのお陰で、新たにDLしたVIDEO等を見る。同じリデジタル版でもDVD版やBluRay版などがあり、それらを比較してみる。DVDはそのままデーターを落として観れるが、後者は観れるように形式を変えてある。前者ではありえなかったが、流石に10GBを超える映画になるとXP時代のモニターカードでは伝送速度が速すぎて対処していない。しかしWIN8のノートブックでは全く問題がない。XPでも数GBまで落としてある映画なら問題がなさそうで比較的スムースな再生となる。スロー再生しても十分に耐えられるのは驚きだ。

なるほどこうして比較してみると4Kと称する再生システムがあるというが、最新のノートブックでもその差異は理解できる。そして数年前までなら考えられなかった映像データーなどが殆ど問題なくDL出来てしまうのも恐ろしい。ハードディスクの1TGで、これで当分は十分と考えていると、20本もブルーレイを落として、貯めておくと直ぐに200GBにもなってしまうのだ。もう数年するとまた百倍ほどの容量になっているのだろうか。

天気が悪いのにまた音楽が始まった。今日は疲れを癒してポークステーキで一杯やる。腹が膨れたころに黒澤明の映画でも観れるだろうか。こうなるとどうしても映像的な美しさを求めてしまう。ソフトが売れなくなったのは当然としても、デジタル処理の技術であるから究極的にはハードもあまり売れないかもしれない。使用中の液晶や古いブラウン管でもこうした技術的な進歩にある程度の恩恵は蒙る。音楽におけるものほど視覚のそれは気にならない。その差異は明らかで、最新鋭装備の映画館でもコンサートやオペラ劇場のような効果は全く経験することがないからである。自宅のPCで驚くほどの技術的な進展を映画館では堪能していない。3Dなどもある程度は効果があるのだろうが、これも音の世界とは比較にならないだろう。やはり、何よりも生に限るのだ。



参照:
仮眠後の不健康な運動 2015-06-09 | 生活
全く異なる情報処理能力 2015-05-10 | 生活
by pfaelzerwein | 2015-06-22 01:03 | | Trackback
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