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他のことを書くつもり

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他のことを書くつもりだった。それでもPCの前で時間ができるとどうしても弄ってしまう。特にLINUXにログインしているとなると、必要に迫られることが多い。印字機やスキャナーなどを常時使えるように、手が空いている時に整えることになる。その印字機のインストールには意外に梃子摺った。原因は、ワークステーションからは有線でつながっているルーター経由でWLANの印字機にコマンドを出すことになるからである。WLANとしては認識しているのだが、印字機としては認識していない。そこでWLAN経由の印字コマンドとなるのだが、それを接続中のSMBネットでは印字機として認識しないのである。そこでTCPポートを使ったり試してみるのだが、最終的にはLPDラインプリンターデーモン要するにUNIXのネットワークを使うことで初めて接続できたのである。必要に迫られての試行錯誤であったが、これでUNIXのそれを使いはじめることになった。

印字機が使えるようになると、同時にスキャナーの接続は殆ど流れ作業で完了となる。そうなると、もう一つのストレージ用のPCには、二つ目のスキャナーが接続されることになる。そして、テストシートを印字して、昔のヒューレットパッカードのフラット型で取り込んだのが上のものである。SCASI経由のスキャナーを動かすと、その走査の動きを調整して、もうひとつ画質をあげられないかなど考えてしまうのが、機械との相性の良いUNIX譲りのLINUXの面白さで、PC弄りの醍醐味に通じる。機械言語を操って思い通りに機械を動かす、そしてインターネットでハッカーのように遠隔操作をする、これである。

因みにこの間に使っているパッケージのアップグレードを果たした。最初使っていたOpenSuse11.3から13.1もしくは12.3へと上げた。現行の13.2も試そうと思ったがうまく行かなかった。本来は新しいデーターシステムを使っているので、先ずは一年ほど様子見としよう。

難民がハンガリーで足留めになって、オーストリアからバイエルンに入り、シュトッツガルトからカールツルーへに入った。嘗てないほどの人数となっている。メルケル首相は各自治体の経済的な協力を呼びかけている。まさしく地元が歓迎するかどうかという切実な問題ともなってきている ― 国民に呈する試金石にもなる。過去の反省から、ナチ時代にスイスがやったような国境で追い返すようなことがないようにとの認識がある。黒字国ドイツにとってもその経済的負担は尋常ではなくなってきている。しかしこれを世界に見せることで、一人勝ちの批判を撃破することが可能となる。これがそのもの「戦後レジーム」の打破なのだ。それに比較すると日本では、国連総長の中共の戦勝記念式典への参加に対する異議に関して、在京マスメディアが日本政府を批判しようともしない。そもそも連合国に負けた日本が何をしなければいけないかなど、未だに敗戦国日本の置かれている立場が市民の意識の中に定着していない証拠である。戦後教育とジャーナリズムの誤りだろう。



参照:
記念日か、祝杯を挙げよう 2015-08-30 | 歴史・時事
危机と紙一重の良机の七十年 2015-07-21 | 歴史・時事
by pfaelzerwein | 2015-09-02 19:54 | 生活 | Trackback
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