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怪我後初めてのジョギング

このところまた寒波がやってきていて、身体が冷える。特に膝の故障で足を動かしていなかったので運動量が足りずに全身に堪える。膝を怪我をしてから初めて走った。どこまで走れるかは分からなかったが、ゆっくりと様子を見ながらと考えた。まあまあ普通に歩けると思っていたが、左足を引きずる。だから走り始めは無理にでも腕を振って、足を動かすしかなかった。暫く走ると、左足が全く蹴れずに、爪先で走れないことが分かった。右足は爪先立ちなので、左足が短くなった感じだ。時々足を突っ張れずにバランスを崩しそうになるが、何とか折り返し点が見える場所までやって来た。少しでも勾配があると左足が蹴れないのでもどかしさが募る。

折り返しで体が温まって、足も動くようになるかと思ったが凍える手の指に比べてそれほど暖まった感じはしなった。それでもなんとか最後まで走り続けた。通常23分ほどのところを、30ほど掛かった。

帰って来て、ガレージから戻るときに足を引き摺った。出かける時よりも遥かに悪い。想定内の変化であり、これで筋が腫れて落ち着いてくれれば大分よくなると思う。だから、早めに走ってみたのである。結果はどうなるかは分からない。それでもコンディショントレーニングを兼ねて走れたことは素直に嬉しかった。そして膝に関しては、注意しながらも完全に使えそうに、気にならなくなってきている。あとは足首のアキレスへの捻挫に近い炎症だから、ストレッチしながら動かしていきたい。

車中のラディオでは、TTIPの話題が流れていた。折からの地方選挙では左翼党の反TTIPが、ポストメルケルの元ワイン女王ユリア・クロックナー女史のプラカードと共に目立つ。クロックナー女史の厳しくとも現実的な難民政策は、メルケル首相との会談を含めて、中央政界頂点へと一気にその名声を高めた。多くの人はメルケル首相よりもクロックナー女史を支持する。

メルケル首相のTTIPへの発言は、「遺伝子操作政策も、欧州スタンダードに、アメリカを導く」とか流されるが、この時点においては誰もその言葉を真面目に受け取らない。そもそもTTIPは、トランスアトランティック・トレードアンドインヴェストメント・パートナーシップであるから、メルケル首相の主張するようなEU主導のパートナーシップなどにはならない筈だからである。日本が認可しようとしているTTPのトランスパシフィック・シュタテージック・エコノミック・パートナーシップ・アグリーメントとの意味の違いは、そこにあるのかないのかよく分からない。寧ろ隠されている部分に本質があるように思われる。



参照:
脱資本主義社会への加速 2016-02-15 | 文学・思想
塚原サルト崩れの謝肉祭 2016-02-10 | 暦
行ってみようよTTIP DEMO 2015-10-09 | マスメディア批評
by pfaelzerwein | 2016-02-18 20:31 | 生活 | Trackback
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