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厳戒態勢ではない国境線

久方ぶりに、フランスからスイスへと廻った。滞在先はベルナーオーバーランドだった。先ずはエルザスへの国境がこのところのテロ騒ぎと難民騒ぎで道路が狭められていた。それでもそこには誰も居なかった。帰りも同じだった。完全にフリーだった。

またエルザスからバーデン・バーデンへの再入国も全く国境が無いのは同じで、通過スピードもカーヴで速度が落ちるぐらいで早くなる傾向は全く変わっていなかった。パリでの非常事態宣言とは異なって全く出入り自在だった。情報が流れたときだけコントロールをするのだろう。それでも完全開放からは後退していた。要するにああしたコントロールはせいぎょうされて居るということでしかない。

ドイツからスイスへの入国も従来と一切変わっていなくて、顔パスで通過した。これも何十年も変わらない態勢である。ドイツ再入国もスイスからの入国なのでこれまた全く何十年も変わらない状況である。

寧ろ、フランクフルトのアルテオパーなどの出入りが以前よりは少し気を使っている感じはある。正直テロ注意は、危険度が高まらない限り気が付かない。実際には危険性は低くは無い筈なのだが、なんとも言い難い。

三月にはバーデン・バーデンへと出かけるので、平素はこの程度の態勢ならば助かる。しかし一度ことが起きると閉鎖擬きの渋滞なども考えなければいけないだろう。なにも起こらないことを願うしかない。



参照: 
ガブリエリ・ルッペに学ぶ 2013-07-23 | 文化一般
「南極」、非日常のその知覚 2016-02-03 | 音
by pfaelzerwein | 2016-02-25 17:55 | 生活 | Trackback
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