人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フォンデューにリースリング

フォンデューにリースリング_d0127795_23612100.jpg
痛めた足の調子が良くない。滑降のクラストした雪でこけたときにまた捻ったのも悪かったのだろう。もう少し長引きそうで嫌になる。登りも無理して体を動かしているのでちょこちょこと違和感もある。これも仕方がない。

この一月ほど前から話題になっていたのは、モーツァルトの新曲の発見の事であるが、その新聞記事もあまりよく読んではいなかった。先日のフランクフルトへの途上のラディオでその小さなカンタータが流れていた。サリエリとの共作でもあり、その作曲よりもあのサリエリ事件の否定の方がこのチェコでの発見で話題になっているのである。要するにとてもよく面倒を見ていたサリエリのパトロンのような立場である。

スイスでは、三食自らの賄で夕食とした。二回はヌードルのスペッツェレで、一人はシュツッツガルト出身だったのでレンズマメスープのソースで食した。私自身もシュツッツガルトの人から習ったレンズマメソースはスープではないので、これは極一般的なスープに近いものだった。それでもソーセージなどを混ぜて、ヴェギタリアンは菜食ソーセージで、それなりに楽しめた。

最終日は、ケーゼシュペッツェルでそれにサラダを付けた。初日はチーズフォンデュだった。生憎、フライブルクのグループが一緒で、彼らが態々ヌードルを自家製で造っていたものだから、時間が掛かって可成りストレスが溜まった。

ワインは、それに合わせて2012年産ゴールトベッヒャエルを別けて貰って持って行った。通常ならばリースリングの酸がチーズには合わないのだが、瓶熟成で落ち着いていて、尚且つフルティーさがあるので全く違和感はなかった。勿論キルッシュヴァッサーは忘れずに持って行った。

今回の最大の問題は誰も本格的にビールを持ってきていなかったので、ビール党の私には少し寂しい感じがあったが、足を怪我していることでもあり、少なくとも飲み過ぎになることは無くて、その点はまずまずであったろう。



参照:
チーズフォンデュの準備 2016-02-22 | 料理
似て非なる地方の名物 2008-02-16 | 料理
by pfaelzerwein | 2016-02-26 23:06 | ワイン | Trackback
<< 足踏み状態の今日この頃 バッハ最前線から現状報告 >>