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木曜日は雪模様となるのか

昨晩も蚊の攻撃に悩まされた。一体どこにどれだけ潜んでいるか分からない。また二匹ほど殺して、合わせて13匹を超えた。ここまでの大量殺戮は蟻以外では記憶にない。夜中に一度攻撃を受けたが、これはトイレに立って何とかなった。昨晩はそれでも寝室の窓を閉めて就寝できたので、掛け布団も確りかけて、顔周辺だけに気を付けた。

今晩から気温は下がって、木曜日には標高海抜1500Mまでは雪になるようで、このワイン街道辺りでも摂氏11度ぐらいにまで下がるようだ。朝の森は寒いぐらいだろうか?それ程冷えれば今活動中の蚊は凍え死ぬだろう。念のためにバルコンの取水口に詰まり防止剤の強いアルカリを流し込んでおいた。

気温摂氏25度超えの朝、沢沿いを往復した。流石に暑さが堪える。ゆっくり走っているのにも拘わらず汗が噴き出し、息が上がり、苦しい。走り出しは森の中のひんやりした空気が気持ちよかったのだが、復路でそこに掛かるころには結構厳しかった。早朝に汗を掻くことで、午後は何とか快適に室内で過ごし、陽が陰るまで忍ぶのである。そして蚊との死闘となるのである。

フランクフルトへのテコ入れが本格化しているようだ。驚くのはロンドンとの比較で、人口では860万人に対して70万人、総生産で510ビリオンユーロに対して180、金融業界就業者数35万8千人に対して7万5千人、金融体264件に182件、家賃5500ユーロに対して1200ユーロと甚だ大きな差異がある。家賃は直ぐに高騰するだろうが、その他は五倍の差があるので、まだまだ伸び代がありそうだ。ロンドンは不動産以外も高過ぎたが、ポンドの価値低下などである程度妥当な線に落ち着くのだろう。

フランクフルトは河に挟まれている地域だけでもまだ十分に拡張される可能性はある。空港も拡張されていて、連邦共和国で最もインターナショナルな雰囲気があり経済的発展は充分に計算可能である。旧市街の再構築も進んでいるため文化的にも100万人都市になればもう一つ飛躍するだろうか。治安は駅周辺を除けば比較的安全だろう。地下鉄も完備しているが、もう少しパリやロンドンなどのように拠点が幾つもあると良いのかもしれない。買い物なども道路を渡って行ったり来たり移動しないといけない印象はある。

先日購入したCDの数々が悪くはなかった。最近では秀逸な買い物だった。「ティトスの慈悲」のルチア・ポップがドラマティックな役を歌っていて、低い音は限界のようだがとても興味深い。死因は胃癌だと思っていたが手術不可能な脳腫瘍だとあった。死の八か月前の録音なので、転移性とすれば余命などの覚悟があったのだろうか。凄みのある歌唱を展開していて驚いた。同じようにとても目立つ歌唱を「ドンジョヴァンニ」のドンナアンナで展開しているのがエディタ・グルベローヴァであるが、こちらはアンサムブル上もう少し上手く出来なかったかと思う。コンセルトヘボーの管弦楽団の演奏も録音も優れている。アンネ・ゾフィー・ムターのヴァイオリンは予想以上に上手に録れていて子供の時からあれだけ本格的に弾いている人は他には知らない。室内楽の録音で知っていたものとはソロではやはり違う。高額のギャラを要求しても仕方ないのかもしれない。ブラームスの協奏曲もヴァイオリン付と言われてもフォン・カラヤン指揮ベルリナーフィルハーモニカ―の演奏の特筆すべきものだ。それに比較すると、アッカルドのヴァイオリンは流石であるが、ジュリーニ指揮のスカラ座管弦楽団の演奏はそこまで至っていない。



参照:
アベニグマの殺戮の夜 2016-07-11 | 生活
離脱後を計るバンクの反応 2016-06-18 | 歴史・時事
マニキュア落としの効果 2016-07-07 | 雑感
by pfaelzerwein | 2016-07-12 22:41 | 生活 | Trackback
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