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TICAD新聞広告の意味

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新聞に日本国在ベルリン大使館の広告が載っている。アフリカ援助のナイロビ会議について広報するものだ。大きく安倍首相の写真を載せている。その内容は、そのプロジェクトTICAD(TokyoInternationalConferenceonAfricanDevelopment)を説明しているの過ぎないが、このドイツ語の広告内容を見て中身を理解できる人はいないであろう。基本理念は民間活用とそれによる市場経済をアフリカにも育てる手助けをすることで、アフリカの独立性を育てて行くという事らしい。それによって貧困を解消して健康な生活を可能とする社会を築いていく手助けをするという事のようだ。なるほど良さげなことが書いてあるが、具体的に理解するのは困難な文章で、アフリカ大陸を東アジアのしたいというイデオロギー臭さに溢れている。

なるほど北京が素早く反応するように、安倍政権はアフリカにおける軍事覇権を考えているのだろう。この日の新聞の第一面はエルドガン政権による越境のシリアへの軍事攻撃計画についてだった。日本国大使館は、安倍政権批判を繰り返すその本社にフランクフルト領事が殴り込みをかけたこの独高級紙に広告を出すことで、少しでも連邦共和国内の安倍政権への風向きを変えようとしているのだろうか。

夏用パジャマを先日購入した。そして一番古いものが破れているのに気がついた。首の後ろ側の襟元から背中が穴だらけになっている。完全に使い古したという感じである。穴に気がついたのは初めてなので、全くジャストインタイムの補填だったようである。これで最後の洗濯機に掛かれば、完全に靴磨き用の襤褸となって再びベットに戻ってくることはない。

これで都合二着の夏のパジャマが手元に残り、もう一つの穴の開いていないものが一つ残る。穴が開いたものはサイズ52だった。夏物は冬物ほどには予備がそれほど重要ではない。寒くないのでいざとなれば下着でも就寝可能だ。しかし冬となるとそのような格好ではいられない。人によるとスェットのようなものを部屋着にしている人もいるようだが、就寝するときには天然繊維でないと嫌なのだ。

文化欄にバイロイト情報が載っていた。それによると残券のあった今年以上に今後とも売券状況が悪くなって、再演でコストを抑えていくという事らしい。面白いことに来年はヴィーラント・ヴァークナーの記念年でとかあるから、またまた親戚筋で問題を起こすのだろうか?本年キャンセルした指揮者ネルソンスは今後ともバイロイトには戻らないことが決定して、その代りに来年はヘンヒャンが特別演奏会も指揮して、初めてバイロイト祝祭劇場で新ヴィーン学派の音楽が奏でられるという。いづれにしても、芸術的に意味あることが催される訳でもなく、同時に更に観客動員するようなことでも無いようだ。



参照:
異常なI’m not Abeな事態 2015-04-30 | マスメディア批評
ちぐはぐな夏の雰囲気 2016-07-14 | 雑感
by pfaelzerwein | 2016-08-30 03:56 | 雑感 | Trackback
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