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結構長いWIN8.1への道

眠たい、早朝のランニングどころではなかった。同じ東芝製のハードディスクがシュヴァルツヴァルトの業者から届いた。ずっしりと重みがあって、750GBと1TBの相違を感じるだけではなく、基盤の様子が違っていて驚く。どこが違うのだろう。準備して手筈で、片手間に作業を始める。十分検討していた筈だが、XPとは異なって慣れたDOSでのように作業ができるわけでもなく、富士通のノートブックはBIOSが調整できないのでお任せである。DVDのプログラムがフォーマットしていないHDDを認知したので、新規として先に進むと、直ぐにフォーメーションの大きさが出てきたので、容量を十分に活用できない不安を解消すべくそのまま最大容量でWIN8をインストールするためのライセンスへと進む。これが間違いだった。フォーマットしていないHDDなのでほかに選択の余地は無いと思ったが、この結果Cディレクトリーが最大化して、その結果それを縮小しても半分ぐらいにしかならなかった。

そこで予定では一割の100GB以下をCに当てようと計画していたので、安全な手段として、工場出しに戻すという指令を選択する。それが大変だった。バーデンバーデンでのソコロフのリサイタルに出かける前に一時間かけて21%にしかなっていなかったので、それ以上は待てずに出かけることにした。その結果こちらが思うようにCとDがしっかり別けられるかどうかは確信は無かったが、方法としてそれ以外のアイデアは無かった。そして途中でシャットアウトなどは出来ない。最初からHDDのセクターに傷をつけたくないからだ。それでも帰宅まで数時間掛かるので不安だった。モニターが焼けるぐらいはドッキングステーション化してもはや興味は無い。しかし動かし続けるのも不安だったのだ。

それでも、少なくともそこまでのHDDの挙動を観測していると、取り外したそれのように100%で反応しなくなるようなことは無かったので先ずはマザーボードなどが故障している可能性はないと感じた。これだけは一安心だった。そして予定よりも遅く帰宅して、びくびくしながら寝室のノートブックを覗き込んだ。予定通りモニターは生きていて、表示されている画面は出かける前の画像そのままで、僅かに10%工程が進んでいるだけだった。ざっと計算すると最後まで進むには二日ほど掛かることになる。調べてみてもそのような情報など無い。そしてその結果の行方も分からない。帰宅途上フランスの高速道路を走りながら、週末にラディオ放送があることなどを思い出して、早めに使えるようにしておかないといけないと思ったが、このようなことでは週末までにどうなっているかも分からないと不安になる。そしてHDDが熱をもっていた。

スーパーUで購入したパテ類を夜食に10ユーロの2014年産コートデュヌイを試していると、急に数字が進んで終わりに近づいた。それどころか初期HDDから最初にインストールするときとは異なって英語の表示のWIN8になっていた。それ自体は使えるとしてもどうも違うと思いながら、Cを見ると最大容量となっている。そして試しに縮小を試すと今度は半分以上に小さく縮小可能なことが分かった。これで願いが叶う。そして予定通り100GBとDの830GBを区分け可能となった。すると今度は、もう一度WIN8を新たにドイツ語版でインストールする。

この状況になって今度は初めてWIN8をWIN8.1へとアップグレードすることになる。ここまでで12時間以上経過している。予定では入手後二時間ほどでベーシックなWIN8.1の状態になると目論んでいたが、とんでもない。それでもなんとか復旧への道がひけたのでそれだけでもよしとしなければいけないだろうか。
by pfaelzerwein | 2016-11-10 20:31 | テクニック | Trackback
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