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再びガス欠で車を押す

一走りして戻って来る。隣町のランナアバウトのところでエンジンの警告ラムプが付いた。どうせエアーでも噛んだんだろうと戻ってきて、スタンドの前で明らかに出力が落ちてスカスカになった感じがした。スタンドに乗り入れて燃料をを入れようかとも思ったが、ディスプレーには残量1Lとなっている。出かけるときから変わっていないこれならばいったん帰宅して、安くなった時刻を選んで給油すればよいと思った。大抵はリザーヴの分でまだ数キロ以上は走れる。

しかし街の中でもパワーが出ずにスカスカになって来るところで自宅へ戻った。ガレージに入れようとバックにしたら、エンストした。どうも燃料が尽きたようだ。早速前回助けて貰ったご近所さんに聞くと予備は無いという。仕方がないのでまた車を押して車庫入れした。

知り合いにメールをしたのでもし都合がつけば燃料を持ってきてくれるだろうが、間に合わなければ燃料代が安くなる夕方には近所の先ほど入ろうかとしたスタンドにポリタンクでガソリンを取に行かなければいけない。往復20分以上掛かるだろうが仕方がない。

前回も同じようなことになったのはいつのことかと思ったら昨年の一月のことだった。大分以前のことのように思い、それも夏場のことだと勘違いした。つまり燃料計が膨張か何かの関係で正しく作動しておらず、暑さのために霧状になった燃料が上手く吸引できないのだと思った。しかし状況はよく似ているのでそれとは関係なさそうだ。

昨年あたりからエアーを噛むようになってエンジンが異振動するようになって気になっていたのだが、今回は事後はどうなるだろう。なぜならば最近は例の振動は収まって来ていたからで、このような長い期間を掛けて状況が変化して行くのかどうかは分からないからである。

昨晩ワイン祭り五日目は気温摂氏30度以上の予想で厳しい一日が予想された。なるほど前日に比べても気温は高く、締め切った室内の温度で何とか汗を掻くことなく過ごした。また音曲の騒音も人込みも予想されたほどではなく、比較的凌ぎやすかった。しかし予想された雷雨は外れて、少々お湿りがあった程度で逃げ惑う人々を観察することはならなかった。その分蒸し暑さも避けられたということで、今年の夏の特徴は陽射しは強くとも乾燥した比較的過ごしやすい夏になるのではないかと期待している。

締め切った室内で久しぶりにロシアのサイトを検索した。欠損のあるヴィデオなどを補填したいからだ。なぜか昨年から通常の検索ではひっからなくなって来たので、キリル文字による検索などを繰り返していたがそれでも欲しいものは見つからなかった。そしてやっと方法が分かった。どうも従来のやり方では西側で発見されて直ぐにリンクなどが除外されてしまったのだろうか、やはり見つけにくいが、必要なヴィデオが見つかった。具体的には、自分自身で録画しておきながらストリーミングの調子が悪く完璧な録画とならなかった昨年秋の「マイスタージンガー」と「マクベス夫人」の二つのオペラ新制作の映像である。特に後者はショスタコーヴィッチの代表的作品なのでロシア人が商っていない筈はないと思ったのだが、今までは見つからなかった。見つけた動画はどれも自分自身の録画の二ケタのギガファイルではなく条件のあまり良くないものだった。それでも映像どころか音楽も欠けてしまっている箇所を初めて聞くことになるのでその意味から貴重であり、一度聞いてしまえばあとは想像で補える。「マイスタージンガー」の前奏曲はやはりこのファイルでも少し異なった箇所が欠けていて、如何に有名曲が流れるときは視聴が集中するかを表している。同じように「マクベス夫人」が逮捕される前の情景も中継が固まってしまった。その分はこれで質を落としたヴィデオ映像で初めて見聞きした。残念ながらストリーム配信が充分でないのは、恐らく誰が録画していても同様な過剰アクセスゆえの出力制御がありそうで、録画が完璧とはならないことが、海賊版としての販売を上手に阻止しているかもしれない。

まあ、自分自身の目的からすれば、全く見聞き出来ていなかった部分が質が悪くとも再生されることで再構成して上演内容のチェックとなるのでこのような不完全な映像でも参考資料になる。それにしても「マイスタージンガー」の映像が中継予定された7月に拳銃殺傷事件があったことで中止になり、10月にはヨーナス・カウフマンが病気でキャンセルしたことでとても残念な映像記録となった。



参照:
カラカラの状態の結果 2016-01-26 | 生活
エアーが入ったかエンジンに 2016-01-27 | テクニック
TV灯入れ式を取り止めた訳  2017-01-02 | 暦
ミュンヘンのマイスター 2016-10-10 | 雑感
by pfaelzerwein | 2017-06-16 19:18 | 生活 | Trackback
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