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居心地もいけるかな

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久しぶりにIKEAに出かけた。ワインを取りに行く序である。嘗ては最も近い支店で、SAPのある町ヴァ―ルドルフにある支店である。最近はマンハイム支店にしか行かなかったので、十年ぶりぐらいだろうか。駐車場に停めて、店内を一周して来ないと買えないので無駄な時間ばかり掛かり、効率的ではないのだが、ネットで発注すると高めの送料などを取られるので、二品購入してきた。

一つは、籠り部屋の木の椅子に乗せるクッションで、ヘタレてお尻が痛くなってきたので、それを探した。しかし何年も経っているとそのKAUSTUBYと称する椅子自体は販売していても、そのとき買った都合のよいクッションは製造していない。そこでそれに近い寸法のを選ぶのだが、ネットで見つけたものを探す。店頭で見ていると、その椅子にはほかのタイプのクッションが推奨されていて、今まで使っていたものよりも機能が悪そうで話しにならなかった。そこで結局ネットで目星をつけて採寸したものを購入した。問題は、その生成りの生地よりも、その薄さが半分しかないことで、今まで使っているものと重ねて使うしかないと思った。

もう一つは、バスルームの目隠しに使っている窓のロールが破れてきたので、それの代わりになるものを購入した。ネットで目星をつけていたものは白色に関わらず厚過ぎて完全に陽射し除けだった。薄過ぎず、厚過ぎずを探した。幅が少し長くなっているので、付け替えようか短く切って張り替えようかなど暇を見つけて作業しなければいけない。15ユーロだった。

ADMETEと称するクッションの方はIKEAのその椅子への推薦ではなかったので心配したが、実際に重ねて見ると全く同じ形状で完璧だった。それが最も安い商品で9.99ユーロだったのであまり売りたくないのだろう。嘗ては安くて手軽で、ドイツでのIKEAの全盛期は十数年前だったと思う。今も買えるものはあるが以前ほど安いとは思わないようになった。

店頭で見ながら、レジで待ちながら、もはやネットでの購入の方が良いものを買えるという確信は変わらなかった。それゆえにその基本方針を変えてネットでも販売するようになったのだろうが、そのようになればなるほど競争力は落ちてくると思う。

上のようにいつまでも商品を供給できていないとか、生半可に商品を整理していると益々その魅力が薄れていくと思う。すぐに使えなくなるようなものなら買わない方がよい。IKEAの一度目の障壁は、刑務所製造とかいうその商品製造コストの問題で、今はネットでの競争力ということになるのだろうか。



参照:
途上IKEAでのショッピング 2012-12-11 | 生活
珍商品に感想して高鼾 2012-12-17 | 生活
ナヴィで目指すところ 2016-02-06 | 雑感
英国製の高価な買い物 2016-10-03 | 生活
by pfaelzerwein | 2017-11-18 00:12 | 生活 | Trackback
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