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芸者の銭洗い弁財天

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天候に恵まれて初めての鎌倉見物を堪能した。なんと言っても外国人の訪問地としても最も有名な日本であって、大仏さんは見逃せない。

ツールストインフォメーションで、お決まりのコースを教えてもらい、早速江ノ電に乗る。北鎌倉のお寺参りなどよりも何よりも大仏さんである。

京都からのぞみに乗って、それ程掛からずに到着した鎌倉の印象は京都の貴族文化とはまったく異なるものであった。

大仏さんからそのハイキング道を、足を汚さぬように歩いて、見つけた銭洗い弁天さんの光景は、大仏さんとはまた異なる強い感嘆を与えた。

線香と共に売られている、笊の意味が分からなかったが、興味深くみていると老若男女が洞穴の中に流れる清流に、紙幣やコインを入れてお金を清めているのである。

見るからに小市民層の人々は、「一体なにか悪いことをしてお金を儲けたのか?」と想像しながら観察した。

やはり東洋人にとっては、お金を儲けることは罪悪であるようだ。もちろん、それだからこそプロテスタントやシトー会などの考え方が西洋には存在するのである。

しかし、どうしても彼女らが弁財天を守り神とする芸者とは思えなかったが。



参照:
ミニスカートを下から覗く [ 文化一般 ] / 2007-09-17
エロ化した愛の衝動 [ マスメディア批評 ] / 2007-01-04
by pfaelzerwein | 2008-04-14 12:55 | | Trackback
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