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シュヴァーベンの隣人

神戸の隣人の話。野外灯を燈したまま明けた朝、近所のドイツ人がやって来て、注意を促す。

「夜中中外灯がついてました。勿体ないですね」

珍しく積雪を見たある日、そのドイツ人は、ホースを使って水をかけて雪を溶かしているご近所さんを見かけて、

「水をかけてはいけません。凍結しますから」

余分なことをお節介に云うドイツ人の典型でもあるが、雪を知って倹約を云うのはシュヴァーベンに違いないと察した。

先日の日本訪問では日系二世の親戚がおいて行った形見代わりのベースボールキャップを使った。それでは何処に行っても日系人にしか見られなかったので、新たな帽子を購入した。プファルツからの人間と直ぐに判るロゴが入っている。旅行には今後これを使う。

それを被って海外に行ってもあまり声は掛からないかもしれない。特に日本に駐在しているものにはシュヴァーベンが多いだろう。「計算づくし」は、世界共通の言葉だからである。プェルツァーは少数民族である。



参照:三世紀を架ける思い出 [ 雑感 ] / 2008-03-26
by pfaelzerwein | 2008-05-21 06:12 | 生活 | Trackback
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