人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地域文化の快適行軍

地域文化の快適行軍_d0127795_23443881.jpg
ダーウイン特集と行きたいところだが未だ調べ不足である。そこで、先週の今日のハイキングの想い出でも綴りたい。

想い出と言っても、特に若い可愛い子ちゃんがいたどころか、平均年齢は五十を確実に越えている三十人ぐらいの参加であったので、特に想い出しても気持ちが浮かない。かと言って気持ちが沈むものではなく、むしろ17.2KMを四時間十五分掛けて歩く運動はなかなか清々しいものであった。

何度も誘われながら今回がはじめての参加であったが、我がアルパイン協会支部が毎月主催して地元紙でその都度参加者を公募しているだけに、ある種の公共性と言うか地域文化性を持っていて興味深い活動である。地元にはプァルツの森協会もあって道路や道標の整備などに当たっていて、ドイツの森のヴァンデルング運動の歴史的な推移さえ感じられる。

今回の引率者の中にも掛け持ちをしているような専門家がいた。我々からしてもあれだけの人数を日本の新幹線並みの通過予定時刻通りの行進をさせる力は、やはりどこかでプロシアの軍事教育的な基盤があると思わせ、実際に国防軍で徴兵で行進の経験もあるのだろう。私のような初めての新顔を入れて落伍者無く到着地まで無理なく引率するのはやはり素晴らしい。

行きの汽車の中から南ワイン街道のビルケンヴァイラーのカスタニーエンブッシュの貝殻石灰のワイン地所や反対側に見えるジーベルディンゲンのレープホルツ醸造所の地所の近くの雑食砂岩の話などをしながら、谷の入口にあるトリフェルツのアンヴァイラーから山に入る。

途中、深い谷の底に光る凍ったせせらぎはこの辺りの風景としてはダイナミックであった。

その後尾根筋を越えて再び南下して、ワイン街道の方へと戻りランドエック城からカスターニエンブッシュの方を北に見て、豚の上腕「ハクセ」を貪る。七ユーロ一寸であった。流石にここまで来るとアルザス名物のフラムクーヘンが名物なのである。

帰り道におばさんがこけた様だが、バスで出発点のアンヴァイラーの駅まで戻って、ランダウ乗換えて、ビルケンヴァイラーで飲んで帰りの右翼の親父に出会ったのであった。



参照:
by pfaelzerwein | 2009-02-01 23:47 | アウトドーア・環境 | Trackback
<< ちびちびとはちきれる 索引 2009年1月 >>