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まろやかな味にリースリング

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胃袋にニコゴリでとじた肉を詰めた特産品シュヴァールテンマーゲンを買った。燻製物の方が味が強いのでサラダにすると良いと言うので試した。結果から言うと、燻製の味は強くても、塩気などが薄く、ソースを強めにスパイシーにしないと、特にチーズをいれたので、味がまろやか過ぎる。

ドイツ料理はただ綺麗に薄味にしたら上品に美味くできると言うものではない。なかなかそのコクを出すのが難しいのである。

ワインは、ゲオルク・モスバッハ-のソヴィニオン・ブランの第一樽を先日の第二樽に続いて開けた。第二樽の方がまろやかにという予想を裏切って、第一樽の方が瓶で熟成していた間があって、更に香りが強く出る。現時点では樽で幾らか香味が深まった第二樽よりも第一樽の方が美味い。しかし、やはり第一樽の方にうすべったさがあるような気がする。

この料理のまろやかさならば、やはり繊細なリースリングの方が断然料理を引き立てると改めて感じた。
by pfaelzerwein | 2009-06-15 00:22 | 料理 | Trackback
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