カテゴリ:テクニック( 133 )

祝脱文鎮化、興奮の夜

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明け方まで仕事をしていた。いつ以来の夜鍋だろう。途中日本へ二本の電話を掛けて用を足した。頑張って起きていられたのは、机の上のタブレットのお陰だ。

遂に脱文鎮化を果たした。自らおめでとうと祝したい。一時はうんともすんとも言わない状況にまで陥っていた。しかしそれらの状況を今はすべて掌握している。そして予想通りにMACアドレスを失ってしまった。これは書き加える方法があるようなので試してみる。だから今はWLANをMACアドレス認証無しで出している。来客の時と同じ状態だ。アドレスを書き加えることが出来れば直ぐに元通りに戻せる。そして大勝利である。ANDROIDなんて怖くない。5日の時間が経過した。

件の機種はLENOVOのB8000という、そのプロセッサーからMT6582シリーズの派生とされる。少し以前の所謂中華携帯やタブレット類の多くがこれに属する。だから同じような問題とその傾向と対策をメモしておく価値はあるだろう。

その症状と問題は、同じようなグーグル機にもあるように、電源を入れると精々ブランドのロゴあたりまでしか進まずに、再始動を繰り返すというものだ。だからOSのアンドロイドが開かない。それどころか再起動するので終了が出来ないという悲惨な状態である。先ずはその状態を収めようとして誰もがするように電源抜きを試みるのだが、最終的には分解しないと駄目という風になる。

途中の度重なる試みは省いて、結論的にはSP Flash Toolというのがみそだった。それ以外にはなかった。これと所謂イメージファイルというのを探して準備してタブレットの内部に送り込むだけだった。それ自体は2日前ほど前から始めたのだが、拾ってきたのがロシアのサイトからで、それを信用し過ぎたのがいけなかった。そのイメージを焼き付けることで、少なくとも停止することも可能になり、充電まで可能になった。それでも再稼働のループから抜け出さない。そこで早めにそのソフトを使って、ブートローダー部分を除いた初期化をしたものだから、その時点でMACアドレスの入っているNVRAMの情報を消去してしまったようだ。それから更に初期化などを繰り返したが埒が明かない。それどころかモニターからも光を失った。それでもファイルを再度送り込むことが可能と分かったので、今度は全てを初期化する前にバックアップを取った。しかしどうも遅すぎた。

それでもFastboot getvar allと少なくとも日本語のサイトにはなかったコマンドを見つけた。これによって中身が分かるので、必要なファイルのアドレスや大きさが分かり、バックアップを取れる可能性が出てきたのだった。

そして最後の全初期化の前に、他のイメージファイルの可能性を見つけた。そこに入っているFlash ToolもV5とV3よりも進んでいた。そしてこれのイメージファイルを使うと直ぐにアンドロイドの響きが戻ってきた。やった。しかし心配していたようにMACアドレスが消えていた。これを再びなんとか書き込めれば完璧だ。

どんなアンドロイドの製品もこれで文鎮化を避ける方策が見えてきた。安心して使える。そしてアンドロイドも少なくともウィンドーズぐらいに分かってきた。やっとその禁則の意味合いも分かってきた。残念ながらどうもこの商品はアンロックが出来そうにないので、他のコマンドはあまり役に立たない。

早速、リヴェンジの意味を込めて、再びAdChoiceの無効化を行った。DAAというネット広告団体の元締めが提供しているその無効化のサイトである。大企業陣の広告お受け追っている現在の世界最大ネット企業陣の団体である。



参照:
カロリーだけでなく栄養も 2017-12-12 | 生活
脱文鎮化への試み 2017-12-14 | テクニック
室内で汗拭う週末 2017-12-11 | 生活
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by pfaelzerwein | 2017-12-15 22:08 | テクニック | Trackback

脱文鎮化への試み

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手が空くとTABLETの脱文鎮化に努力している。間違いなく若干の前進があった。それで元通りになるかどうかは別にして、幾らかは制御出来た。PCからの制御には、ADBとFASTBOOTという小さな二つの指令系統があるのだが、後者が初めて使えるようになった。

所謂システムイメージをRAMにPAから書き込むことが出来た。レノヴオはそれを提供していないのでロシアのフォーラムから落としてきた。問題はなさそうだ。そのRARファイルの中にスマートフォンフラッシュテュールというのが入っていて、それを使うことで上書きすることが可能になった。

どうもプリロードが動いていていればその間に制御可能のようで、書き込む間は端末機も安定していた。それでも分からないので頑張って6分近く指でボタンを抑えていた。無事書き終えて、リブートすると、今までとは違って、アンドロイドロボットは現れなかった。だから電源ボタンを押すことでフォーマットなどのやり直し作業に入らずに、再駆動を繰り返し続けた。その動き方も以前とは変わってきており、更にPC側にも必要なドライヴァーが読み込まれることから作動していることは明らかだった。

但し、画面こそ違ってもLENOVOのロゴの先には進まず、そこでリブートになるのは全く同じだった。しかしそしてなによりも改善されたのは再びリセットとファーストブートの画面が現れるようになったことだろうか。同時にファクトリーモードが以前のマンダリン語が消えてメニューも無くなっていた。要するに上書きされたようだ。よってFASTBOOTコマンドが使えるようになった。

それでもらちが明かなかったので、SMFlashToolでフォーマットを試してみることにした。勿論ブートローダーを消さない形で行ったのだが、それが成功するとTABLETはうんともすんとも言わなくなった。これで万事休すかと思って、PCを見ると裏では何か動いているのだ ― どもそれがプリローダーと称するBIOSの様なものらしい。それでFlashToolで書き込みを試すとデーターが送られた。そして電源長押しにすると再び起動した。

今度はと期待したがやはりロゴでその先には進まずに再起動してしまう。PCの方にはLENOVOが消えて恐らく字化けしたキリル文字がに代わった。これがどういう意味かは分からないが、MACIDまで消してしまったとは思わないが少し心配だ。それでも元に戻るかどうかは別にしてAndroidへのノウハウは増えてきている。

そこでそもそもADBが使えなかったロックを外すというのを試みることにする。FASTBOOTでFlashing Unlock指令可能だからだ。実際に動くのだが暫くすると、「あまりにリンクが多過ぎる」ということでエラーが出て終了する。二回目は数十分と長持ちしていくのだが、結果は同じである。三度四度と時間が長くなって、今数時間経過している。本当に駆動しているかどうかは分からないが、裾う少し待ってみてもよいかと思っている。ウィンドーズでも上書き規制をざっと掛けて行くと切り替えに大変な時間が掛かる。問題はどこで見切りをつけるかである。兎に角、停止するようにもなって来て、プリローダー部分であろう充電画像も出てきたので、それはそれなりに制御可能になって来て、全く落ちていくという感じではない。



参照:
キットカットにリカヴァリー 2017-09-22 | テクニック
無いとなると想う有難味 2017-10-14 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2017-12-13 23:47 | テクニック | Trackback

キットカットにリカヴァリー

d0127795_2356437.jpg壊れたタブレットが何とか直った。アンドロイド4.42つまりキットカットと称するシステムが立ち上がらなくなっていた。既に書いたようにPCのadbを使ってそこから修復を試みた。結局工場出しに戻したが、このUSB接続があることだけでとても安心感はあった。要するに文鎮のように重しにしか使えないという状況は避けられる可能性が強いからである。実際にリセットしても想像していたような新品で購入した時のようには動いてはくれなかった。何十回も、百回ほど再起動を繰り返しただろうか、そのたびに前進するのだが、再びシステムのファ-ムウェア―を送り込もうとするが上手くインストールとならなかった。二三度リセットを繰り返しアンドロイドが立ち上がるのだが、「ROOT大師が起動を試みて失敗」のエラーが出る。これでほぼ今回のシステム故障の原因はルートに隠されていたこの大師だと想像がついた。

そこで出来る限り早い時期にこ奴を消去してしまおうと思ったのだが、ルートが開いていないとこれが消去出来ないことになっている。つまり先ずはルートを開いてその上で大師を消去することになる。そのためにルートを開く同様のソフトが必要になる。そもそもこれが問題になったのは、その前の4.22のジェリービーンを使っている時に使いはじめたのが、アップグレードしてからこれではルートが開けなくなったのである。しかし探してみるとどれもそれ以上に怪しそうなソフトしか出てこなく ― シナを信用するかロシアを信用するかの究極の選択となる -、それらをPCにインストールするのも怖かったので、思い切って4.22を書き込んでみた。そして出てきた隠れていた大師を使うと綺麗にルートが開いた。

そこで今度は所謂冷凍アプリと称するような、アプリを氷漬けにしてしまうアプリをインストールして、大師を凍らして、更に消去してしまった。その他のスーパーUとかその手も凍らして、不要なものは消去した。そしてアンドロイドのアップグレート完了も確認しておいた。これで安定してきた。相変わらず落ちやすい傾向はあるが、普通に使える状況になって、そして充電して床に就いた。そして翌朝上げてみると二度と落ちることは無くなった。

これで殆んど復帰してアプリケーションも幾つかインストール、設定すれば元通り、もしかするとそれ以上に安定してくる可能性が高い。タブレットを使い始めると、もはやこれ無くしての生活など考えられなく、急遽購入しなければいけなかったのだが、一先ずこれで助かった。ここまで来ればハードが壊れるまでは使いこなせそうだ。そして消去したアプリ類も記憶がある限りは戻せる。また殆んどないが個人データ類はSDカードに入れているので消失感も殆んど無い。寝床で少しづつアプリを整備していくぐらいだ。そして今度はルートが再び開いているので、凍結や特にグーグルの要らないアプリを消去出来るのが何よりも有り難い。



参照:
ペトレンコ記者会見の真意 2017-09-21 | 雑感
上野での本番などの様子 2017-09-20 | 文化一般
アンドロイドのルートを再開 2017-03-31 | テクニック
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by pfaelzerwein | 2017-09-21 23:56 | テクニック | Trackback

オープンVPN機能を試す

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海外在住の日本人には興味があるかもしれない。先日から日本の熱心な音楽ファンが中華資本に買収されたOPERAのVPN機能つまりOPERAが無料で提供している中継サーヴァーを利用することで地域限定の情報をダウンロードしていることについて触れた。しかし我々が、逆方向に日本の国内向きのそれにアクセスしようとなると、OPERAは日本にはサーヴァーを有していない。それならばということで他の方法を模索した。NHKに関しては若干異なるが東京一極集中型なのでそれほど問題はない。しかし馴染みのある地域のラディオなどを聞こうと思うと所謂RADIKOというのを使わなければいけない。

以前に例えば在阪局のネット配信などを聞いたことがあったが、その後に上のシステムになってから海外はおろか地域限定のネット配信がなされるようになって、受信は余計に難しくなった。ある年齢以上の世代は短波放送で世界の裏側まで聴覚を伸ばしていた訳だが、まさかネット時代になってこうした地域限定のローカリズムに出くわすとは思ってもいなかった。そこで全く関心が無くなったのだが、今思うところもありRADIKOを試聴した。

先ずは、PCはこれに関して除外しておいて、ANDROIDタブレットで試みた。必要なRADIKOアプリがダウンロードできない。グーグルプレーストアーに回されると、たとえプロキシサーヴァーでIPアドレスを誤魔化していても、駄目なのだ。そこで調べてみると古いヴァージョンならば他のサイトで入手可能というのである。ヴァージョン5台も試してみたが日本外では使い辛いようだ。恐らく携帯電話受信ならば契約次第では上手に使えるのかもしれない。そこでそれ以前の4.03をDLした ― 正規のもの以外のそれは怖いという人がいるが、丁度写真のところでGPSをオンにするように、マルウェア―よりも携帯電話のGPSを常時入れておくとその位置情報などの方が遥かにスパイウェア―であることを知るべきなのだ。

それ以外には地域ごとのオープンVPNを容易に使える筑波大プロジェクトのサーヴァーにあるVPNゲートのリストだけでなくそのアプリをインストールする。これは問題なくプレーストアー経由でDL出来た。これで完了である。関西のラディオ局からの放送が聞けた。在京のそれはVPNの数が多いので更に容易だ。地方局のそれはリストからその地域内のVPNサーヴァーを探すのが更に難しくなる。関西でも関東からすれば大分少ないのでそのアクティヴな時間帯などは慣れないと見極められないかもしれない。

以前からTorとかProxyとかはその匿名性から使われてきたが、最近はそれほど匿名性は無くともVPNなどのより質の高い接続が一般となったばかりか、Proxyにおいても使える速度になって来たのを感じる。以前は小さなファイルのDLだけでも難しかったのと大違いで、中継サーヴァー経由でもStreaming視聴が可能となって来たのに驚かされる。これは同時に、違法ストリーミングの視聴もEUの最新の判例で賠償指示が出された技術的背景でもある。それからするとOPERAの機能は会社側の情報提供の判断如何によっては係争問題になるかもしれない。

結論として、在京のラディオ放送を海外で携帯電話やタブレットで視聴するのは嘗ての海外放送の短波以上に容易になった。そしてオンタイムで全放送を流せる。その他の地方もノウハウを重ねるとストレスなく聴視できるようになるだろう。技術的にはこのように解決するが、地域限定を乗り越えることでの民事法的な問題は未解決のままである。

ミュンヘンの劇場のアジアツアーに関する動画を幾つか観た。引っ越し公演である東京公演のプロモーションフィルムが一番内容がある。それでも二つのオペラにコンサートまでを販促しているので音楽と画像があっているところは少ない。それでもイゴール・レビトとのラフマニノフやマーラーの一部の映像は未公開の映像である。ラディオ放送の時かもう一日のどちらかに撮られたもので、全プログラムの記録が存在しそうである。カメラはオペラを含めて屡々回しているので未公開の映像はいくつか存在する。

台北では二回のコンサートがあるのだが、なぜかベルリンでの家庭交響曲の障りをデジタルコンサートの画像をもとに短く切ってある。日本向けのヴィデオにおいて歌手のナジが「ゴーイングトュ」まで語って切ってあるのは三カ国を名指ししたので日本の招聘元が切ったのだろうか。韓国のそれは「神々の黄昏」の昨年のツアー向きプロモーションを使っていても折角の音楽が入っていない。あれは最も素晴らしいセクエンツだっただけに音が出ていないのは残念だ。やはり両国とは日本の市場は大分異なるということだろう。フォークトは、バイロイトのインタヴューでもご当地ビールに言及したが、その人間味が出ているグリーティングになっていて中々よい。



参照:
旧ビジネスモデルをぶっ壊せ 2017-08-05 | マスメディア批評
ロビーや市民感情を乗り越えて 2012-08-11 | 文化一般
海賊党が問題提議したもの 2012-04-22 | 文化一般
辺りをふらついてみる 2017-08-07 | 生活
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by pfaelzerwein | 2017-08-18 20:16 | テクニック | Trackback

DOTでゴムの耐久を確認

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タイヤが届いた。半額で、最も安くアマゾンで購入した。調べると売り手はドイツ最大の自動車部品販売業者らしく、ワイン街道でもノイシュタットに支店がある。本店の倉庫は軍事基地があるオバープファルツの東ドイツのと旧国境近くの町である。水曜日に発注して金曜日に配達となった。

ContinentalのContiPremiumContact 5というヒット製品で、ここ暫くはこれを使っている。それでも開発から大分経っているので、燃費はCクラス、タイヤ音も71dbと比較的高めで、エンジン音を相殺する感じになっている。但し雨降りでのグリップはAクラスで、コーナリングも厚さの割には悪くはない。直線安定性も優れているので現行モデルであり続けているのだろう。

早速セロファンを捲って、製品を確認すると同時にDOT番号を確認した。今回の発注で唯一気掛かりだったのは、配達されるタイヤの製造年月日だった。棚卸とはいっても、今年の夏タイヤとは限らないからである。販売店や卸業者は皆同じように三年以上古いものは売らないとしている。しかし時々は古いものを売りつけられたとの苦情もある。

ゴムであるから新しい方がその性能は良いには違いないが、業者が確り保管していれば五年ぐらいはなんでもないという。劣化を極力抑えれるということだろう。しかし十年以上も経てば廃棄しなければいけないことには変わりない。だから出来るだけ新しいタイヤを安く購入したいのだ。そして今回のオファーは底値だった。そこが知りたくなるのは当然だろう。

DOTが書いている場所を調べてフォイルを破った。見えたのは1917である。つまり17年の19週目である。五月の第二週目である。二つ目も同じだ。これならば充分な新品である。現在使用しているのが1313、1413なので四年使用となる。パンクなどしなければこれが後輪の最後の夏タイヤになるだろう。

これで10日ほど後に取り換えて問題なければ万々歳である。森に走りに行って、濡れた坂道を下りてくるとやはりグリップが弱いような気がする。もう少し我慢して走らなければ、事故でも起こしてしまえば無駄になってしまう。ブレーキの利きも比較すると落ちているのだと思う。もう少しの我慢である。

2014年シリーズからゲリュムペルを開けた。通常のこの価格帯からするとGGに近いように熟成も瓶詰め時期もGGに近いので二年にはまだやや早いかもしれないが開けてみた。ペトロール臭が若干あって、色も若干黄色味を帯びている。通常ならばあり得ないのだが、飲んでみると2014年としてはトップクラスの酸が効いていて、まだまだ新鮮過ぎる。それでもそのミネラルの複雑さは恐らく開けた2014年の中でピカイチだ。だからデリカテッセンにも楽しめて、高級感は強いが、もう少し熟成してしまう方が単体でも果実風味などが楽しめるようになるだろう。2013年産と比較すると、ミネラルと酸で大熟成する傾向はあるが、熟成させないとつまらないかもしれない。



参照:
秋雨で10月のような気配 2017-08-12 | 雑感
Coffee or Tea? 2016-06-21 | ワイン
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by pfaelzerwein | 2017-08-12 19:27 | テクニック | Trackback

ドイツ製掃除機の吸い込み口

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急遽、掃除機を購入した。二週間ほど前から焼けたような異臭が強くなってきたからだ。そして最高出力に上げると羽根が当たるような音がした。分解するのも億劫で、アマゾンを調べると70ユーロ以下で後継機があったので発注した。

二倍の金額、三倍の金額を出せば寿命も延びることは分かっている。しかし壊れた掃除機もジーメンス社のメードインジャーマニーシリーズで、調べてみると2007年12月に、それまで使っていたフィリップス社のそれが壊れかけたので、購入したのだった。80ユーロの投資としては良かったのではなかろうか?ほぼ十年使ったことになる。

ここの読者は、環境に優しく、財布に優しいその両面から物持ちが特段良いのを知っているだろうが、掃除機に関しては、自分自身が主に使う訳でもなく、必要悪のようなものなので、金を掛けないだけではなく、あまり寿命に拘らない。前回の製品が16年ぐらいは使ったと思うのだが、10年で充分だ。

理由ははっきりしていて、一つの掃除機で台所から便所、寝室、戸棚の上まで味噌糞一緒に使うので、二十年も使いたくないのである。使い捨てに近い。特に水気のあるところでガラスなどを吸い込ませたりするものだから、幾ら袋を取り換えてもフィルターを交換しても完全に分解しない限りは黴の胞子のようなものを一掃するのは不可能である。そもそもこの機種の袋の噛ませ方が悪く、一時は横に漏れていたりして、モーターに近いところまで可成り汚れている。そのようなものを完全分解して細かく清掃するほどの意欲が全く湧かない。

急いで必要なことでもあり、割引額から、その評価から、飛びつくしかなかった。掃除機の吹き出しは健康にかなり大きな影響を与えると考える。夏などは可成りの温度のガスを噴き出しており、そのフィルターもちゃちなもので話しにならない。要するに20年使い続けるよりもその前に病気になってしまうのを恐れるのだ。環境保護優先となる。

EUのガイドラインに従ってクラスBの効率で、消費電力も落ちる一方吸引力も若干落ちているようだが、現在のものが強すぎて更に音が喧し過ぎたのでその点は改善されているだろう。但しケーブル長が短くなっているようで、その反面大分軽量化されている。少なくとも箪笥の上などを吸い込む時に持ち上げるのが楽になる。その他は、吸い込みブラシの構造などは改良されていて、押し付けるのではなく先端を上げる感じで吸い込んでいけそうなので使い易い筈だ。d0127795_20321798.jpg

そして、ゴミ袋は同じ型であり在庫してあるものも使え、どうもパイプやノズル類も形状が同じようで予備として使えそうである。使用者にはノズルの先が割れたというのもあり、陽射しから守っていても予備があると心強い。古いものは一度暇な時に掃除してからガレージに持っていって、車用の掃除機として使おうかとも思う。

十年間でマイナーチェンジしかしていないのにも拘らず、人気ナムバーワンの商品を安く売ることで、それなりの儲けを出しているに違いない。只の単純な家電であるが、逸早くフクシマ後に原子力部門を売って、世界の老舗を続ける強かさがその辺りの倒産するような電気屋さんとは異なるところだ。



参照:
強力吸い過ぎにご注意 2007-12-30 | 生活
原発廃止後のエネルギー貯蓄 2011-04-10 | テクニック
知性に劣る民を卑下する美徳 2009-04-06 | マスメディア
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by pfaelzerwein | 2017-07-18 19:29 | テクニック | Trackback

新車に乗り移れない理由

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先日の車の修理の請求書が届いた。予定よりも上回った。しかし想像していた膨大な工賃は避けられていた。週末の自身の汗が少し報われたか?しかし額が予想を上回ったのは、壊れていたロール(写真右から三つ目の銀色の軸の黒い輪)だけでなく、テンションを掛ける装置自体(その輪を支える銀色の支え)を交換していたからだ。そしてその純正部品の価格であった。

ロールだけで27ユーロ計上して ― ネットでは使えるものが数ユーロである ―、装置自体が230ユーロと税無しでも充分に高かった ― これも同様のものが三分の一の価格である。そしてVベルトは、55ユーロだ。勿論純正といっても納入業者を選定ということだけで、類似の業者の製品もそれほど変わらない筈だ。その価格は三倍ぐらいになるだろう。街の自動車工場では三分の一で修理可能となるが、技術だけでなくその部品の性能が同じとは言えない。だからメーカーの支店に修理させる意味はあるだろう。

しかし往々にしてメーカーの支店は修理・整備で儲けているために工賃が異常に高い。その点においては今回の請求額150ユーロは格安にしてくれているのが明らかだ。二人掛かりでやはり一時間では終わらない仕事であり、古い車であることを十分に考慮してくれている。勿論、マイスターに見せた時に、「調べてみる」というのを遮って、はっきりと週末の結論を伝えておいたので、その他の点検名目の工賃が加算されていない。額は想定以上だが、その点で文句のつけようのない請求額となった。

そして修理の結果は想定外の静粛性となって戻って来た。新車の時と比べるとエンジンの音が大きくなっているのは分かるのだが、明らかにVベルト周辺の機械音は聞こえ難くなった。Vベルトにテンションを掛ける部分なので、そこに繋がる系の回転系への影響が大きいのだろう。無理なく回っている感じで、各々の回転に異常を来さない限り、効率は大分よくなっているものと想像する。ゴムの張力や抵抗が大分変化した筈だからだ。クーラーの効きとか、水冷とか、発電機が上手く回ってくれれば、燃費にも影響してくるのではないかと期待している。

兎に角アイドリング音が新車の時のようになって、振動も殆んどなく、走行音も穏やかだ。格下の新車を購入しても遥かに静粛性が無いのは先日借りた様な車で十分に分かっている。何事も同じなのだが、一度上質なものに慣れてしまうと格下げは難しく、気に入る車が発売されない限りそうやすやすと新車に乗り移れない理由もそこにある。



参照:
汗だくでVベルトを掛け直す 2017-06-27 | テクニック
Vベルトが外れた 2017-06-25 | 生活 
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by pfaelzerwein | 2017-07-11 18:23 | テクニック | Trackback

ナイロン編みロープの末端処理

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アルプス行の荷物を準備である。軽量化を徹底するためにも装備上の煩雑さを避けるためにも、氷河行向きのシュリンゲなどを購入して、普段のクライミング用の装備と峻別した。使い慣れているものの方がいざの時に心強いが、無駄が出そうなので、其々4m、2mのシュリンゲを作った。6m毎で安く、軽いシモン社のものを二つ購入した。

気が利いたことに二種類の赤と青を送ってくれたので、長い方を青にして、短い方を赤にした。切断して作ったシュリンゲの場合の問題点は、ザイルでも同様だが末端処理をしないと解けてきてしまうことである。だから太いザイルを切断した時はアルパイン協会の地元支部の切断装置を使わせてもらった。半田こてのようなものの先端がブレード上になっていて、それをザイルに押し付けることで熱をもったブレード切断するので、切断面が焼けて溶けて固まるというものだ。昔日本でもスポーツ屋さんにあったような、熱を持ったブレードに上からザイルを押し付けるものよりも簡便なものだった。

今回初めて自宅で試したのは、キッチンコンロのプレートに押し付ける方法である。日本ではガスコンロだったので、プレートに押し付ける方法は考えてもみなかった。ガスコンロでは黒くなって煤が付いて汚くなり、その他蝋燭なども駄目なことを経験していた。しかしプレートは殆んど理想的な結果で端末処理できた。

写真で比較したように、片方はフランスの販売業者デカトロンが発売しているシモンのそのままの切り口で、若干黒ずんでいるのがキッチンプレートで焼いたものだ。寧ろこちらの方が綺麗に処理されている。小さな方のプレートを最も強くして二分ほど焼いておいたところに、切断面を押し付けて、周りの解れを少し焼いた。セロテープで下止めしておいたが、それほど影響はなかった。

キッチンプレートの方は少し黒ずんで跡が付いたが、通常の清掃で落ちていく程度で、こびりついた分が少し焼けるかもしれないが全て通常の使用での範囲内のことである。今回処理したシュリンゲは直径が五ミリしかないので、それほど強度が無い。しかし昨今は主ザイルの太さも細くなって軽量化が図られるようになって来ているので、六ミリではプルージックとしてザイルに食い込まないのでブレーキが利かないのである。しかし五ミリならば一寸滑落すると伸びて切れてしまう。それ故に最近はケフラーなどの高品質素材を使うことも推奨されている。



参照:
ザイルの中間マーキング 2012-08-23 | 雑感
豪快にまどろっこしく登る 2014-10-05 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-07-08 00:00 | テクニック | Trackback

メインテナンスが重要

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二晩続けて蚊の攻撃にあった。前日のそれよりも厚かましくなって耳元にも飛んできた。まだ数はいない。蚊取り線香に着火して長目のタイマークリップを掛けて、涼しかったので、寝室の窓まで閉めた。暫くすると静かになったが、自身も深く麻痺したように眠りに落ちた。涼しくなって、夜中に降雨があって、更なる窓を閉めた。霧雨が朝まで続いていた。涼しく、陽射しが無いと、いつまでも寝ていたい。

前日に線香を写そうとしたとき、カメラの蛇腹が開かなくなっていた。コムパクトカメラでは昔からあることだ。夜中にも拘らず秘蔵のマニュキア落としで清掃する。先日も汚れた手で扱っていたから仕方がない。アルプス行には持参したいのでメインテナンスが重要だ。何とか直った。

都合が悪かったのは髭剃りだ。自身のクリスマスプレゼントとして購入したので、刃の取り換えもその頃にしていたのだが、二つ目の替え刃を春に落としてプラスティック部を壊した。そのため一年間使用して保存していた一つ目の刃を再投入していた。それを先週末に使っていて、髭剃り痕がひりひりすることに気が付いた。メッシュが壊れたのだ。仕方なくクリスマスに準備していた替え刃セットを下した。予備が無くなったので不安だが、流石に切れが良くなった。

Vベルトの修理をしている間、二日間車を借りた。もっと安い車が無かったので、与えられたのがGLC250というSUVである。この車でパン屋などに行くと「新しい車?」と聞かれ「まだまだ」と答え、ご近所さんにも「お祝いを言おうかと思った」と言われた。なるほど自身の車は除雪剤の手入れをしなかったものだから錆が浮かんできたが、これほど反響があるとは思わなかった。そしてお隣りさんは「いい車だが、私たち夫婦二人には大き過ぎる」と言った。

実際乗ってみるとCクラスをベースとしているというが、恐らくそれより悪い車だと感じた。先ず何よりも室内の空間感以上に幅が広い。自身のガレージに入れるとき苦労した。Sクラスよりもミラーを入れると広い感じだ。それでもSUVは人気があるようだが、一体どこに取柄があるのか全く分からなかった。路上の状態に拘わらず走り易いのかどうかは雪道や山道を走ってみないと分からない。そして足回りのバネも只硬いだけでドイツの大衆車の特徴が良く出ている。更に跳ねる。

自身の車の故障中のポンコツ車のような音を恥じたが、この車の騒音はディーゼルだけに比較出来るほど悪い。新車でこの程度だから酷いポンコツ車になるのも直ぐだろう。この種の車にはそのような高度なことは求められないのでメーカーはコストを削減可能なのだろう。そうした市場があるなら仕方がない。それにしても、ハイブレッドでもないのに、アクセルを離すと慣性で走らないような車はどうしよう。何速もあるようなオートマティックでこの出来はどういうことだろう。こんな車を乗るのに金を取られるのが悔しい。因みに燃費も大変悪く、70㎞ほどしか走っていないのに11Lで12ユーロ近くも消費した。これならば私のガソリン車と変わらない。



参照:
マンハイム、対岸の火事 2016-10-19 | 雑感
私のメリークリスマス 2014-12-25 | 暦
パンチの効いた破壊力 2015-03-08 | 文化一般
マニキュア落としの効果 2016-07-07 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2017-06-28 20:44 | テクニック | Trackback

汗だくでVベルトを掛け直す

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週明けからスリル満点だった。土曜日に外れたVベルトを時間を掛けて二日に亘って元通りにした。ネット検索に一時間以上、実作業に延べ二時間近く要した。そこを弄っているうちにテンションを掛けるプーリーを手で回すと異音として聞いていた音を奏で出した。そしてその下には強制的に伸ばされたアルミの針金状が落ちていた。プーリーの丸い軸受けに違いない。

そもそも外れたベルトは、切れていなかったが ― 前に乗っていたBMWでは二回ほど切れた ―、よれよれになっていた。だから元に戻せるのかどうかも分からなかった。土曜日は、ネットで調べたそれらしいベルトの掛け替えを再現しようと試みた。エンジンが完全に冷え切っておらず冷却の水が沸いているのが分かった ― ベルトに繋がる水冷の対流ポムプが止まったからだ。最後に谷を走らせていた時に次の警報が出たのは、エンジンが過熱していたことと、バッテリーが許容限界まで来ていたからだろう ― それにしてもスピードメーターが時速80㎞で止まってしまったのには驚き、走行スピードが分からないと如何に不安になるかを経験した。

土曜日は暖かいエンジンの横で手を汚しながら大汗を掻いたが、到底ベルトを掛けるには至らなかった。もう一人誰か男の手が欲しかった。兎に角、下着まで取り換えなければいけないほど日陰のガレージで大汗を掻いたのだ。土曜日は作業が終わって食事をすると夜の10時になっていた。夕方4時過ぎに帰って来ていた筈だ。

その時点では、ベルトを掛け直すことで再び発電器が作動するだけでなくハンドルのための油圧も回復するために、エンジンが掛かったならば、少なくともマンハイム支店までは直行できると思った。ベストの可能性である。そのためには日曜日の暑くならない朝にベルト掛けを終了させなければいけない。そのために長さに無駄が出ないように細かく溝に合わせるなどしたのだが ― その時に前記の針金を見つけた ―、それでも最後のプーリーにベルトが掛からない。そして引っ張ってみると伸びる感じで動く。つまりテンションを掛けるプーリーが左に動くので、ベルトが伸びるのではないのだ ― 子供の時から背筋力は200㎏近くあるので殆んどその力を掛けている。それでも掛からない、男手が欲しい。

しかし気が付いた。プーリーから直接のところに張力を与えればより動く筈だと、そしてネットを調べるとその通り方向を変える次のプーリーのところで外したり最後に掛けたりするようになっている。つまり最初に挑戦した一番上の水冷ポムプは先にベルトを掛けておくようだ。それならば可能性が湧いて来た。朝一番で気力漲るところで作業を再開しようと就寝した。全身の疲れが眠りを深くした。

とは言いながらも、翌朝おもむろに作業を開始する。なるほど前日よりもかなりいい線まで行く。一度はプーリの縁にベルトが掛かるが、確りと掛からない。動かせばすぐに外れてしまう。あまりにも厳しいのでベルトの掛かり方などを点検し直す。既に大汗を掻いている。持ち上がるのだがプーリーに掛けるには奥に押し込まないといけない。これが両足両手が塞がれていると出来ない。誰か押してくれればと思いながら繰り返す。もう一度ベルトが縁に掛かったところで、もう一つの手や足の指で押し込んでみる。あまり効果が無いのでベルトを叩き込もうとするがハンマーを振る場所がない。そこで前日にも試したタイヤ交換の棒でベルトを梃を借りて押し上げてみる。それでもびくともしないので、それを差し込んだまま持ち上げ、同時に梃を掛ける。漸く中に入っていった。これで行ける。更に隣のテンションを掛けるプーリーのベルトも押し込む。掛かった!

日曜日に作業は終わった。あとは確認作業である。最悪の場合はエンジンが掛かってもベルトの掛け違いなどで他の部分を壊してしまうことである。これは最後までネットで調査する。次に悪い場合は、そもそもバッテーリーが弱ってエンジンが掛からない時である。この場合は自動車クラブ経由で無料で人を呼べるが、バッテリーを繋いでもエンジンを掛けて自走できるかどうかは分からない。つまりレッカー移動となる。

自走出来るにしても本当にベルトがもつのか?他の油圧等の問題は解決するのか?週明けはこのように始まった。前日にはパン屋にも行けずに朝食の用意も無いがなんとか落ち着いて食事を済ませる。いざとなった場合は路上で対応できるように準備万端を整えた。静かな気持ちでガレージに向かう。ボンネットも開けずに、コックピットに座り、電装系が活きていることを確認する。キーを回す。あ、一瞬、躊躇かのように動き出した。明らかな異音が激しい。典型的なポンコツ車の回転する音である。今やドイツではトラクター以外にはない音だ。

急いで車を前進させ、ガレージのドアを閉めて、ボンネットを開けて恐る恐るVベルトの挙動を確認するなんとかそれらしく動いている。それでもいつどうなるか分からないので急いで車を出す。土曜日に酷い警告が出ていたのが全て消えて問題無しと表示されている。これはマンハイムまで辿りつけるかもしれない。クーラーも全くよく効く。街を出るまでが恥ずかしかった。ポンコツな音を聞かれるのがである。高速も無理をせずにそれでも制限速度を超えて順調に巡航した。乗り心地やクーラーの掛かった車内では異音は殆んど気が付かない。

話したマイスターにベルトを掛けるのに苦労したと二度も改めて語ったのだがあまり反応をしなかった。新品を普通に掛けるときは恐らく二人係ならばほとんど問題が無いのだろう。それがひん曲がったようなベルトとなると殆んど限界だ。件のロールとそのテンションを掛ける装置は取り換えられる。古い車だから支店に無ければ本社から翌日入るということだった。他に異常が見つからないように願いたい。


写真:右角上から左へハンドル油圧、左下エアコンコムプレッサー、問題のプーリー、クランクシャフト、方向回転並びに空気循環、水冷循環ポムプ、発電機。



参照:
Vベルトが外れた  2017-06-25 | 生活
遠近両用眼鏡用モニター 2016-08-17 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2017-06-26 22:33 | テクニック | Trackback