カテゴリ:アウトドーア・環境( 526 )

夏時間最初の七時間

下りを楽しみ過ぎた。新しい靴で山道を下り走るのはとても楽しい。流石にアルプスでも走れる靴だから、通常のハイキング道では快適だ。爪先が当たって痛むこともない、小石や枝なども苦にならない。本格的なトレイルランニングシューズである。今まで履いていた旧モデルとは雲泥の差がある。それで頂上から下りて来て56分15秒だった。上りも35分35秒で両方とももう少し記録を狙っていたら完全自己新記録樹立になるところだった。少なくとも下りを30秒短縮するのは可能だった。

しかし、頂上に辿りついたとき吐きそうになった。あまりに負荷を掛け過ぎたのだろう。脈拍は軽く180を超えていたと思う。帰宅後シャワーを浴びてコーヒーを飲むと急に胸に応えた。神経がまだ落ち着いていなかったようだ。これはいけない。

最初からとても足取りが軽く、爪先が靴のバネで上手く荷重できるので攻めるのが楽しい。どんどんとスピードは落ちて行ったようだが、頂上までテムポを保つように心がけた。それどころか下りもそのテムポを意識したので、無理な加速をしなかった。歩幅で負荷を調整しようと思ってもそれ以上に蹴りが効くので、推進力が維持される。凄い靴だ。101ユーロはとんでも価格だった。

夏時間が始まった。無線時計が上手く変更になっていない。二つの時計がそうだから電波が届いていないようだ。冬時間最後の夜は九時前に床に入った。前夜の寝不足が効いて、朝七時ごろまでぐっすりと寝た。八時間以上は意識が無かった。

この二日ばかり寝不足ゆえか歯茎の調子が悪かったのだが、走ってきて昼過ぎに行者大蒜のジェノヴェーゼのスパゲティーを食して、前日の残りのポイヤックの古酒を飲むと調子が良くなった。やはりこれも循環器系の調子のようだ。



参照:
出遅れた朝の記録 2016-11-27 | アウトドーア・環境
ALPINA仕様のランニング靴 2017-03-24 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-03-26 23:36 | アウトドーア・環境 | Trackback

ALPINA仕様のランニング靴

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いきなり出た!新シューズで30分34秒で自己記録32秒と殆んどタイ記録である。そして峠上りはどうも新記録で18分40秒のようだ。今年に入ってから20分超えだったが、昨年秋のゴールドラッシュでも一度しか出せていなかった18分台である。そして下りて来て驚いた。上りで20分割り、下りて来て今年に入ってからの壁35分を割ることは予想していたが、ここまで伸びているのは想定外だった。

入念に準備体操をする。足入れなども異なるが、何よりも紐の締まり方が違う。包まれる感じなので結構強く締めた。靴の性能を見るためだ。そのためか走り出して暫くして下からの突き上げを感じるようになった。それでも痛い訳ではない。そしてなによりも走り出しと同時に高下駄効果を確認した。高みからピッチが伸びる感じて歩幅が伸びて早く移動している感じである。これならばと思い攻めるが、反発力で楽に走れている訳でもない、そして足元の感じは可成り跳ね返りがあって、爪先走りであると、その分揺らされる感じがある。それでもしっかりと上から加重出来ている。想像していたのはもう少しクッション効果で沈むと思っていたが異なり、少なくとも爪先走りではしっかりと足元を定めていかないといけない。その分蹴りは問題なく効いている。

そのような感じで加速感はなく、結構苦しい思いをしたが攻める走りとなった。折角の新しい靴であるから充分に使い込みたいという気持ちも強く、動機づけとなる。上り最後の直線となって、なんとしても20分を割りたいと思ったので、ここで加速しようとするが思うようにならなかった。そして下り入っても結構苦しくスピードに乗らない。その分、足元の感じを確認しながら走る。流石に下りになると硬めの靴が気持ちよいが、それでも思っていたようなクッションを感じない。寧ろ左右の安定と蹴りが入りやすい感じで、攻めようと感じさせるが、体が中々ついていかない。それでもある程度の速度では走れた感じがあって、実際に時速10㎞を超えて長く走れた。

懸案の窪みなどは同じような感じで左右の安定性で乗り切れ、それどころか左右への移動でも足を挫きそうにならない。想定以上である。駐車場に下りて来て息を整える。気温は摂氏8度を超えていた。最後の下りで少しばかり腰の張りを感じたが、今までの靴であったら腰を痛めて駄目だったと思った。

新しい靴は完全なメジャーチェンジだった。これを履きつけるともはや古いタイプには戻れないかもしれない。これほどの高下駄効果と左右への安定性は予想していなかった。ガシガシと悪路を乗り越えていく靴かと思ったが、実は可成り細かく足元を操作していかないといけなくて、攻める楽しみのある攻撃的な靴だと分かった。車で言えばBMWである。カラーリングからしてもALPINAだろうか?なにか久しぶりに攻撃的なBMWにも乗ってみたくなるような靴である。汗びっしょりになった。



参照:
足元からパワーアップ 2015-04-29 | アウトドーア・環境
待望のランニングシューズ 2017-03-22 | アウトドーア・環境
ポルノオペラは御免だ 2016-11-22 | 音
新フォームで記録に挑戦 2015-12-17 | 生活
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by pfaelzerwein | 2017-03-23 23:13 | アウトドーア・環境 | Trackback

待望のランニングシューズ

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待望のトレイルランニングシューズが届いた。早速足を入れてみた。皆が語るように踵が若干高下駄感覚だ。そして踵部と蹴り足の部分が分かれている感じがあって、ローリングシステムと呼ばれる底の形状が使い易そうだ。同時に岩場で求められる爪先の加重感覚がはっきりする。気になるのは、今までとサイズは一緒なのだが、爪先荷重がより出来るものだから、もう一つ小さければ岩登りも出来たのではないかと思うことだ。つまり、もしもう一つ下のサイズだったらどうだったろうかという懐疑である。

現在の靴で塗装道路をダッシュしてみた。全く感じが異なる。塗装道路ではスピードが簡単に出るのである。そして爪先が上手く当たる。今度のモデルMTR201IIMAXはライケル・マムートのトレイルランニングシューズとしては最もハードな感じである。しかし実測計右324G左332Gと現在使っているMTR201ProLowと同じである。つまり底を分厚くした分だけ他を軽量化していることになる。そして、なんとメードインチャイナからヴィエトナムに変わっている。これは驚いた。シナでの生産に経済面だけでなく他にも限界を感じたのだろうか?

爪先の蹴りの反発力もあり、同時に下りで山靴のように爪先に負担を掛けずに降れそうだが ― もちろんリュックサックを担いでの入山下山には都合が良いが ―、登りでの蹴りが無駄なく入るか、それは試してみなければ分からない。爪先のボックスの容量が増やされたのは間違いないので、サイズを小さめにするとそこにあたるとしても今まで以上に硬い。すると蹴りの時に無駄が出なくても抵抗が増えるような気もする。どちらかと言うと車で言えば、BMWよりもメルセデスといった感じである。

改良された細くなった締め紐の構造はとても良さそうで、今までとは違って締め上げると全体にフィット感が上がる。靴べろの素材などに改良が見られる。またいつも剥がれて来る踵の支えが剥がれ難い形状に変わっていて、更に踵が強化された素材になっている。山小屋などで暗闇で履くときは踵が入れ難くはなったが、靴の踵を踏むようなこともなくなるだろう。

沢往復は25分10秒、往路11分代で復路が頑張った筈だが伸びなかった。まだ疲れが残っていたのだろうか。スピードコースは、上りは7分台、下りて来て15分52秒とこれはまずまず。新しい靴で峠を攻めてみたい。現在の靴はサイズ42で丁度だった。さて今度はどうなるだろうか?



参照:
トレイルランニング準備 2017-03-01 | アウトドーア・環境
否応なしの動機付け 2017-03-19 | 生活
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by pfaelzerwein | 2017-03-21 21:33 | アウトドーア・環境 | Trackback

待望のランニングシューズ

車中のラディオは、ハノヴァーでのCeBit開催開会の様子が流れていた。メルケル首相の話しに続いて、ゲスト国安倍首相の挨拶も流された。新聞を読むと合衆国とEUの関係はイラク侵攻時のシュレーダー首相とワシントンとの関係以上に悪いかもしれない。安倍首相は合衆国側の手先として何をしようというのだろうか?

2018年復活祭音楽祭のティケットを予約した。本当はキリル・ペトレンコ指揮のスーパーオペラを待望していたが、ミュンヘンの劇場のカーネギーホール初登場となれば仕方がない。一時はムーティー指揮「オテロ」が候補に挙がっていたとされるが、そうなるとサイモン・ラトルが結局引き受けたということになる。実際にロンドンと往復であるから、それほどこちらで時間を作る予定はなかったと思うが、2017年秋の極東旅行といい適当な代わりがいないということなのだろうか?

2018年は、「パルシファル」のサイモン・ラトル以外には指揮者としてダニエル・ハーディングとイヴァン・フィッシャーがコンサートで登場する。プログラムなどを見ると結局ラトル指揮の一夜が最も興味深く、その他は保養地向けの客演指揮者のポピュラーコンサートのような感じになっている。

「パルシファル」公演は、ピエール・ブーレーズ指揮でバイロイトで体験してからは一度も出かけていないが、いつかはペトレンコ指揮で思う存分勉強出来るものだと思っていた。正直ラトル指揮のオペラはもう十分だと考えていたのだが、「グレの歌」で素晴らしかったステファン・グールドの歌で、ディーター・ドルン演出ならば、59ユーロで買わずにはいられなかった。ペトレンコがこの舞台神聖劇を振るのは「トリスタン」などの後になると思われるので、その比較のためにもラトル指揮で体験しておくのも悪くはないだろう。いずれにしても個人的にはヴァークナーの中では、ケント・ナガノ指揮のものも含めて、最も体験回数の多い作品である。

実は密かにより期待しているのは、「ドン・ファン」、ベルク「七つの歌曲」、ラヴェル「シェーラザード」と「ペトローシュカ」のプログラムである。なぜかこのコンサートだけ入場料が5%かた高価になっている。39ユーロは安くはないが、ベルリンの本拠地よりは音響的にもお得だ。ソリストのギャラの影響でも無し、アンサムブルの大きさでもない。演奏時間が長目だろうか?後任のペトレンコでこのプログラミングはあまり考えられないので、前音楽監督の含蓄を示してくれるのではないかと大変期待しているのだ。

序に、ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートのティケットを購入した。保守的なプログラムであるが、五月のヴィーナーフィルハーモニカ―を振るブロムシュテット指揮に期待してのことだが、先ずは五月にライヴで聞いてみないと分からない。それでも放送などの動画を見ると保守的であっても、もしかするとそれ以上の体験ができるのではないかと期待している。ゲヴァントハウスの管弦楽団も昔のクルト・マズーア時代とは違って、独自の伝統を将来へと引き継ごうとする意思は、前任のリカルド・シャイーやアンドリス・ネルソンズに監督を託す姿勢にも窺い知れるので、ドレスデンの座付き管弦楽団よりも面白いのではないかと考えるようになった。兎に角、ライプチッヒまでコンサートやオペラに行くような予定はなく、近場で19ユーロで聞けるならば買わずにはいられない。フランクフルトはもとより、ミュンヘンでもベルリンでもこれほどの高品質の音響でこれだけお安くこのようなプログラムを楽しめるところはどこにもない。どうも2017年に続いて2018年も可成り良い席が極安で入手できた。

先日バーデン・バーデンで開催されたG20は、合衆国の無理強いで殆んど壊滅状態になったと言われているが、ク―アハウスを中心にして開催されて町の人は不便もあったようだが、利点もあった筈だと書かれている。観光の保養地であり、世界に名前がアナウンスされることは決して悪くはない。考えてみれば今やクーアハウスのベナツェトザールや歴史的劇場、そして祝祭劇場、容れ物は十分であり、こうした国際会議においてはアルプスの小国のザルツブルクとは異なる。フランス語も通じやすく、ロシア語も強みであろう。



参照:
高額であり得ぬ下手さ加減 2016-03-25 | 文化一般
復活祭音楽祭ペトレンコ登場 2016-03-19 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2017-03-21 21:32 | アウトドーア・環境 | Trackback

ボールダーリング事始め

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今年初めてのボールダーリングだった。夕方になっても摂氏16度ぐらいだったので、試さずにはいられなかった。自転車や二輪は通るがハイキングの人は見かけなかった。駐車場に着いたのは16時前だったので、一時間以上簡単なものから肩慣らしをした。ロッホムスターやその横のカンテなど完璧ではなくても強引に登れるのが良かった。靴に足を入れて苦しくはなかったが、爪先に荷重するとやはり厳しかった。それでも一年前よりは楽になっている。少なくとも一課題づつは熟せそうだ。踵の辺りなどがきついのは足の方が慣れていないからだろう。そこで三課題を熟して、変化をつけて四回登り、ロコモティーヴを一発で完璧に熟した。これ程簡単に熟せたのは初めてだと思う。指先もうまい具合に摩擦が効いた。岩の状態がすごく良かったのだろう。その勢いで正面の突破を試みるが上部の手掛かりが分からずに安全を期してクライミングダウンした。頭からひっくり返ると怖い。そこで初めてウォーミングアップ課題を試すが、力尽きた。最初から飛ばし過ぎたのだろう。それでも飛ばせるというのはとても得難いことで、瞬発力が出るのは素晴らしい。帰宅後計量するがそれほど軽くはなく71㎏を超えていたので、筋力も落ちていないということだろう。考えられるのは左膝の調子も良くなったので体全体の切れが良くなって、斜面を下りるときでも昨年のように年寄りのような動きにならない。やはり昨年は怪我が影響していたようだ。兎に角怪我に注意して乗り越える必要がある。幸先の良いスタートで、寒くも暑くもない陽射しの中で体を動かした。

帰ろうとして手を洗っていたら車がやって来た。昔山崎製パンに機械設置したパン親方である。年が明けて初めて顔を見る。一月末から二月にかけて二週間ほどケープタウンに滞在していたらしい。テーブルロックを登って来たと話していた。コンドールで700ユーロで往復してきたらしい。ホテルもブッキングコムで予約したらしく、食事は安く、15ユーロでワインとステーキを食べれると話していた。日本人も沢山来ていたというのでシナ人ではないかと尋ねたが確証はなさそうだった。オランダ人の金髪の大きな奴が沢山だと小柄の親方が話していた。

前日の疲れを感じながら、朝起きして峠攻めのコースを走った。気温は摂氏3度ぐらいだったが、陽射しが強く気持ちよい。パンツを脱いで入念に前日の筋肉をほぐしてから走り出す。朝一番であるのでペースを加減して走ったが、昨晩も運動しているので体の切れが良い。途中でもう一つ負荷を掛けても良いかと思ったが、晩には再びボールダーに出かけたいので抑えた。それでも峠に20分31秒であるから前回よりは少し遅かっただけである。下ってきて、32分41秒は昨秋の10月以来の早さである。上りを再び短縮すれば再び31分台に持ち込める。寒くも暑くもないこの季節で空気さえ乾いていれば秋に続いて記録を狙えるだろう。ちびっている靴底だけが少し残念である。



参照:
釣べ落としの秋の競争曲 2016-10-02 | 暦
秘められた恋の温もり 2017-03-12 | 女
自己記録のゴールドラッシュ 2016-10-24 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-03-16 20:47 | アウトドーア・環境 | Trackback

核廃棄物最終処分の戯けた法制化

土曜日にはアーモンドが咲いていた。来週にはギメルディンゲンのアーモンド祭り開催で間違いないだろう。森の中はまだ摂氏5度だったが、陽射しに誘われてパンツを脱いでTシャツでと全く真夏と同然の姿で沢沿いを走った。それでも奥に入ると空気が冷たくて手足が凍り付くような感じになった。木材を運び出すトラックや車など往復三台の車をやり過ごしたためか、往路11分20秒、往復24分56秒で、全く気持ちほど早くは走れなかった。やはり足元が気になるようになってきたので逸早くせめて送料分ぐらいの安売りで新シューズを購入したいのだ。

先週の新聞にはドイツ連邦共和国においても漸く高濃度核廃棄物最終処分が今月中に法律化されるとあった。最終処理とは十万年を指し、五百年後に埋めかえるのだ。このような戯けた法案が現実主義のドイツでも通るのは、如何に原子力発電というものが合理的なエネルギー政策からはかけ離れた、軍事的な目的をもって稼働されたかということかの証明ではないか。2031年までに全原子力発電所は停止されるがそれまでは新たに核廃棄物を増産することになる。

そしてそれらが中間貯蔵されて、長期保存されるところが定められることになる。これまでの塩岩土壌での試験結果から、もはやその土壌の特性は限られる必要が無いことが分かり、今まで挙がっていた候補地よりも広範囲に最終貯蔵地が探されることになるという。全く馬鹿げた廃棄処分であり、五百年先の高度な科学技術に期待するというのだから話にならない。原子力発電自体が非科学的な手段であったことが歴史的に確定される。

福島県におけるホールボディーカウンターの結果の話が日本のネットに載っていた。そこでは子供などにはもはやセシウムの影響が検出されないということだった。なるほどグラフを見ると、春先と秋に大人を中心として検出されている。当初はプルームによる直接の吸入があったようだが、それは半減期の三年も待たずに落ちていて、土壌などに定着してしまっていたのがそのグラフで想像出来る。そして、季節時には茸や森の食料から一部の人が強い内部汚染を繰り返していたのが想像できた。子供たちはそうした野趣あふれるものを口に入れることも少なかったのだろう。聞くところによると汚染地域ほど食料への配慮などがされていると聞くので、福島県の中で小売りされている飲食物は比較的安全なのだろうと思う。それでもその規制値は決して金を出すような代物に相当する値ではない。

沖縄やマイノリティーを中傷、嘲笑する番組の検証番組とかをネットでやっていた。問題の核心は分かっているつもりだったが、実際に見て驚いた。検証番組ではなくて更に中傷誹謗を強化していたようだ。なによりも若い女が乳の谷を見せるようにしてゲラゲラと笑う悪質下劣なショー番組で、あれをアメリカナイズというのだろうか - 「性の悦びを知りやがって、何がグラドルだ!」。それも有線放送のアングラ番組程度であった。流石に世界のメディアの中での後進国日本の姿をまざまざと見る思いだった。嘗てはお色気番組の11PMでもなんでも遥かに高尚だったと思う。兎に角、同じ人が出ていてもチャンネル桜の方が遥かに真面で為になるネット放送である。要するにサプリメントを購入して、TVなど観ている市民は三級市民ということなのだろう。

それにしても数少ない許認可を受けた放送局が正々堂々とドイツでいえばAfDのような政治思想をジャーナリズム顔をして、メディア批判を含めて、少数派弱者批判を放送するのを許しておけば、いづればユーゴスラヴィアなどと同じように民族浄化へと突き進むことは間違いない。もし日本がEUに存在していたならばもはやこれを看過しておくことはないだろう。



参照:
Endgültiger Lagerplatz für Atommüll gesucht, FAZ vom 9.3.2017
三段論法で評価する 2017-02-28 | 文化一般
廃炉、最終処分の費用分担 2016-05-05 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-03-14 00:16 | アウトドーア・環境 | Trackback

トレイルランニング準備

夕方の車外気温計は摂氏18度を差していた。二月の気温としては記憶が無い。陽射しが強いのは良いのだが、この気温は異常である。当然の如く夜は嵐となる。その間を縫うようにして二回も走っている。一度は先週の峠攻めに続いて、先ずは沢の往復である。往復25分20秒、片道12分とジョギング速度である。それでも十分に汗を掻いた。気管支がむずむずしてまだまだ調子が良くない。午後も若干疲れが残った。一日置いて今度はスピードコースで、往復16分、登り8分で、更に苦しかった。前回と変わらない位で、登りが堪える。下りも足元も悪くそこそこのスピードしか出ない。それでも前回の木曜日よりは楽だったので徐々に調子は上向いているだろうか。それでもこの調子であるとパンツを脱ぎ棄てるまではこれぐらいが続きそうである。それでも走る頻度が増えてこれば徐々に良くなるだろう。

そろそろトレイルランニングシューズを探し始めなければいけない。少なくとも夏山にまでは購入しておかないとプロフィールが擦り減ってきているので危ない。購入予定の靴は今使っているものの新しいモデルか、安売りならば同じものでもよいと思っている。しかし、一つ古いモデルももう一つ古いモデルも安売りで70ユーロ以下で買えそうなのだが、現状のモデルではサイズが切れていて見つからない。初代のモデルから履いてきているのでこの間の改良が分かっていると、古いモデルには手が出ない。前モデルは使い勝手は変わらなかったが、踵の支えの接着剤が剥がれた。初代モデルはメッシュに一年ほどで穴が開き、えらが張った踵の底のプロフィースがちびり易かった。それらに引き換え現行のものは一年半ほど使っていると思うが靴底の消耗以外には問題が無い。流石にライケル・マムートなのでその辺りの商品開発は信頼できる ― そして市場の価格メカニズムが上手く働いているようだ。それならばモデルチェンジをした昨年発売の靴を調べてみるが、まだまだ高価である。どうも新型では軽量のレース向きと距離向きの両方向へと市場を考えているようだ。平素のスピード練習ならば軽量のものでもよいのだろうが、アルプスのあらゆる条件を考えると高所のものでなければ駄目なようだ。なによりも継続性からして後者の方が信頼度は高そうである。今の靴でも雨上がりなどの森の中では擦り減った靴では滑り易くてグリップが効かないのである。前回までは100ユーロ以下で購入していたが、今回は難しいかもしれない。夏までに安くなるようなことがあれば直ぐに発注しておこうと思う。

スーパーを見ると折からの天候で野菜などが倍以上の価格になっている。殆どハイーパーインフレである。所得も上がっていると言われるがこれだけのインフレとなると生活が苦しくなる人は多いと思う。そのような塩梅であるから、靴なども新製品の実効価格は幾らかは高くなるのは致し方が無い。日本にいた時は、欧州などは旧社会であって、なんら経済発展もすることなく過去の遺産で食っているようなことを言う人が多かった。しかし実際にはここ十年程だけでも欧州最大級の規模の企業の株価も十年少しで三倍以上になっている。それに比較すると日本企業などはそれほど株価が上がる気配が無い。移住前にも欧州の社会の素早い対応や発展の仕方は確認していたのだが、そうしたものが観光対象のような旧態依然のものの陰に隠れていて、眼を見開いてものを見ていない人にはよく分からないらしい。

先日発注しようと思ってモニターのスタンドを調べてみると、デスクに固定する金具が充分に幅が無くて上手くつけられないことが分かった。期待していたのだが、上手く固定できないならば仕方がない。そこで同じ価格を支払って、高さ調整の壊れた椅子に高さ調整のクッションを購入しようかと思っている。どう考えてもアームスタンドの方が価値があるのだが、車いす用のクッションで腰の疲れも堪らないようならばそれでも良いかと思っている。椅子を新たに購入しようと思えば数倍以上の価格になり、このままでは、夏季に、眼にもあまり良くないので適当な時期に発注しようかと思っている。



参照:
受け入れられない情報保護 2015-04-28 | 雑感
成果を挙げて摩耗する 2014-11-14 | 生活
消えた踵のエラ張り 2014-01-31 | 雑感
靴を雪上で徹底テストする 2013-07-22 | 雑感
新製品試着の歯痒い気持ち 2013-04-12 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-03-01 03:08 | アウトドーア・環境 | Trackback

スキー場をかすめるツアー

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スキーツアー二日目且つ最終日は車でタンハイマータールの標高1000㎜のスキー場に向かった。オーストリアであるが高度もあり、始めはスキー場を上がるので登るのが早い。スキー場でいえばツェベルンに当たるのだが、当日はFISのコースで大回転もやっていたぐらいに、三ツ星にしてはなかなか良いスキー場だった印象がある。それほどスキー場の大きな斜面を上がるのに汗を掻いた。そこから林間に入って、次の大きな谷に出る。そこから頂上稜線までも空荷の割に結構苦しかった。標高2000㎜になると傾斜が強いとやはり息苦しい。高度順応とはまた異なるようだ。昨年のモンスーンにアンナプルナ地域を三週間かけてトレッキングしてきた弁護士がいたのでペースが落とされていたのでなんとかなった。若い人だけとなると息が上がっただろう。どうも前回の気管支炎症の影響が残っていたのは帰宅後でも早く走れないことからしても説明がつく。来年ぐらいにはスキーパンツも新しく軽くしたいと思う。傾斜が弱ければ足を前後させるだけなので重さは感じないが上に上げる形になると重さと嵩張りが邪魔になって来た。呼吸器を冷やさないためにもマスクなども考えた方が良いかもしれない。

それでも頂上到着は滑れる場所であり全く問題はなかったが、引き返し尾根の鞍部に下りて昼休みには風を避けなければいけなかった。陽射しが強く春スキーのような塩梅だったが、尾根筋に吹く風は強く冷たかった。どうしても下部で汗をびっしょりと掻いているので、こうした時の保温などももう少し小まめにやらなければいけないと感じた。最近は嘗てとは違ってそれほど汗を掻かなくなったつもりだが、平素のランニングでもある程度以上の負荷を掛けると発汗するのと同じく、陽射しの強い時の冬のアルプスでは発汗も考量しなければいけない。

出発する時に気づいたのだが、前夜のごたごたの移動の時にストックの皿が一つ外れてしまっていて使い物にならない、そこでお休みしている親方のレキのものを借用した。先にバネが付いていてショック吸収できるものなのだが、少し重く振りが良くない。それほど問題はなかったが、バネは雪の上では不要に感じた。

徐々にバックルを締めれるようになってきたので、この日一日中は三つ目を比較的しっかりと締めた。それでも最初の急傾斜の谷状のところでは岩が出ていて雪を落とすだけで上手に滑れなかった。その下の広いところも上手く板が抜けなかった。コケはしなかったが息が上がった。まだまだ上手く滑らせていない。

その下の斜面では先ほどまでヘリコプターが着地して怪我人を収容していた。そこを止まらないように滑り降りて、登りで通った樹林帯に入る。思っていたよりも板をコントロールできたので、一度枝に引っかかる以外には転ばずにスキー場まで下りてくることが出来た。弁護士も一度足をとられていた。スキー場の斜面を下りながらやはり疲れを感じていた。昨晩の長く希望の無い下りの谷で疲れたのだろう。



参照:
やらかしてくれる人 2017-02-21 | アウトドーア・環境
頂上へと一気登り降り 2017-02-17 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-02-26 20:44 | アウトドーア・環境 | Trackback

やらかしてくれる人

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予定より一日早く帰宅した。予想通り、あとで追加参加した家具親方がやらかしてくれた。石切り場でどうなるだろうと話していた通りになった。自分自身は準備しつつ慎重に完走の可能性を考えていたが、そこまで分かっている者ならばこのようなことにならないとは言えないのがこの世界であり、不慮の事故の可能性を下げることはアウトドーアスポーツの基本中の基本である。

早朝3時30分起床、4時30分に親方の家前で集合、40分四人同乗で親方の運転で出発、6時15分シュツッツガルト空港でスキー教師女性をピックアップ、ヒンデンランクの駐車場に到着、バスでオーバーストドルフへ移動、世界的に有名なスケートリンクの横のロープウェー片道で登山、そこから出発した。スキー場上部の新雪スキーの出来る斜面の横を登り、鞍部上のところから先へと進む。そして雪原を超えて向こうの谷への鞍部に登りつく。休止を挟んでニ時間半ほどだったろうか。

そしてシールを剥がして初滑降の準備である。自身の靴の調子は履き始めから気温が高かったのかとても良かった。期待が高まる。それでも最初の斜面では息が上がって仕舞った。滑りが悪い。それでも前回の総オープンとは違って三つ目のバックルを締めれるようになってきたので大分スキーがコントロール出来るようになっている。シールを付けたまま少し斜面を滑らせても安定している。荷物もこの程度ならば滑りには影響しないが太腿には堪える。

谷向こうの大きな斜面の頂上の岩山の下に今夜の寝床の小屋がある。先ずは降りる谷が覗き込めるようになるまで滑り降りた。降りてそして長い登りが待ち構えているのである。スキー場の荒れた上級者コースのような小さな滝があった。雪が悪いのかと思って落ちていったが重めだったが普通だった。そして親方を待っていると。躊躇しているようだった。そして意を決して降りると思うとこけて「糞ったれー」と、いつもの悪態をついた ― 大抵この使い方をする者は自分自身が「糞ったれー」であることに気が付いていない。何でもない歩くほどのスピードで膝を捻っているだけだったのだが、15㎏近い荷物で足を痛めている ― 技術が無いのに体力でどうにでもなると考えているのが話にならないのだ。そのようなことははじめから分かっている筈なのだ。それが予想出来ないのがこの手の人に多い。自分自身も「やらかさないことはない」のだが、流石に山に関しては経験が上回っているので大抵の状況は想定可能である。そして山登り関連では最もこの想像力が重要であることを習ってきたのである。だから通常以上に準備を怠らない。

厳しい山登りの経験があまりなく、そうした想像力が働かない者はかなり多い。所謂カミカゼ登山者と呼ばれる者で、それは独アルパイン協会のメソッドを網羅しても駆逐できない。それは全ての危険性が数限りないからで、経験値が高い登山者ならばそうした一つ一つの小さなエラーが致命的になることを知っていて、そのようにして初めて想定外の事象に備えることが可能になるのである。逆に言えば、そうした不慮の事象を如何に避けていくかのゲームもしくは確率論的な精査がアルピニズムの醍醐味なのだが、スポーツクライミングによる大衆化で嘗てのエリートによるそれが共有されていないのは致し方が無い ― 経験豊かな者がそうした手合いに厳しい眼差しを送るのはこれゆえであり、それらは自然淘汰される者と考えられても不思議ではない。一般社会を見ればわかるように、やはりそこまで想像力豊かな人々は広義の意味でエリート層でしかないということである。

結局親方はスキーを断念するどころか歩いて降りることもできない。下の林道の終わりに辿りつくまで、事故発生から救助隊のスノーボービルに収容されるまで二時間が経過していた。結局我々も10㎞ほどの谷を滑り、スキー靴で歩いて降りて来る。ヘッドライトで凍り付いた地面を照らしながら下の町に辿りついたのは19時過ぎだった。親方が収容されてから更に四時間以上経過していた。その後車までタクシー移動して、インネンシュターットの病院の緊急搬送棟に親方を迎えに行き、親方と夕食にする。ギリシャレストランでラムを食した。

スキー教師の友人のインターン女医の住んでいる看護婦寮に皆で泊めてもらう。本来の夕食であったスパゲティートマソースを食して雑魚寝する。薄着では寒かったが山小屋よりは暖かかっただろうということで、朝食も予定通りのものを各自が食する。予定外のシャワーを同行の弁護士は浴びたが、殆んど山小屋と同じような感じで二日目を迎えることになる。

親方は松葉杖で街に居残ってもらい我々は軽装で一日だけの代替の目的地を目指すことにした。朝食も充分の量が取れて、予定外に前日にラムと赤ワインまで楽しめたので、想定外の長い下りの疲れなどはあるものの体調を壊すことはなかった。



参照:
完走するための栄養分 2017-02-20 | アウトドーア・環境
メスナー爺さん世代 2017-02-19 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-02-20 21:26 | アウトドーア・環境 | Trackback

完走するための栄養分

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今回のスキーツアーは久しぶりに食事を持ち込む山登りである。前回は十代の時だったと思う。最後は単独で冬の壁に挑もうといた時だった。あの当時読んでいたボナティーの本などに壁の中での食事のことなども書いてあったと思うが、欧州ではどのような食料を持っていくのだろうかと思い描いていた。日本では当時はまだまだ朝からインスタントラーメンに餅を煮込んだ力ラーメンのようなものが一般的だった。

今回も軽く乾いたパンを探したのだが、メスナーが地元のパン屋で調達するようなものはなかった。色々と考えているうちに、パンにはバターやその他を塗らなければおいしくないので、あっさりとそれは断念した。色々と探して朝食に問題なく食せそうなのはワッフルで、それだけでは重くなるのでそれを補足する軽いものを購入してみた。もう一度数などを厳選してみたい。ソーセージは一対は焼き太ソーセージを干したものだから、それを食すると同じだけの栄養がある。朝食に少しでも齧れれば結構な力になるだろう。

行動食はいつものようにナッツ類とドライフルーツとジーフィーである。夕食は二食用意されていて、スパゲティーともう一夜は何になるのかは分からない。アルコール類が無いので出来るだけ清涼感を得るためにもいつも使っているハーブティーを行動時と共に小屋でも飲めるようにしておく。また朝食時にはリプトンのティーバックがあるので、四袋あれば濃い紅茶を楽しめるはずだ。スーパーで時間を掛けて探してレモンのエキスを購入したが、これも何かに移して重量を更に抑えたい。ポケットにはのど飴も持っていきたい。

その他では最小の衣服以外には、旅行用のサンクリームと歯磨き粉のミニュチュアーサイズを購入した。安くはないのだが重さには代えられない。歯磨きはどうしようかとも思ったが清涼感にも結び付くので持っていくことにした。タオル類も断念する。その代わりに濡れトイレットペーパーが全てを補ってくれると期待している。それだけである。

夕食の荷物分け前と飲み物二リットルがそれに加わるのである程度の重量にはなる。初日に夕食は半分になり朝食も半分になるので、二日目には少しでも身軽になるのを期待している。荷物を背負って登って、滑り降りて、最後まで完走出来るか?

実は最終日にはミュンヘンからのラディオ中継があると思っていたのだが、そのアカデミーコンサートは二日分を三月に改めて放送するようだ。今まではそのようなことはなくてただの生放送であったが編集の可能性を残すことになる。少なくとも良い方を選択できる。理由は分からないが、音楽監督キリル・ペトレンコがそれを望んだということには間違いない。演奏上で危ないところがあるというのだろうか、それとも何か永久保存の目的があるのだろうか?兎に角、生中継ではなくなったので、スキーツアー最終日に村に下りて早めのバスに無理して乗って駐車場まで戻ってこないでもよくなった。



参照:
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by pfaelzerwein | 2017-02-20 00:00 | アウトドーア・環境 | Trackback