カテゴリ:生活( 516 )

二週間の予定を何とかこなして

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久しぶりに旧交を温めた。前回に会ったのが2010年6月であるから七年ぶりであった。暑い一日だったが陽射しが良くて、夕飯はナーヘ川沿いのガーデンで食事が出来た。簡単な食事だったが、ソーセージのグリルで少なくとも涼んだ。

流石に先週から今週と1500㎞以上走ったので疲れた。そして暑いのでパンを取りに行っても走れるかどうか分からなかったが、いつものように峠をこなして、汗を掻いて、三回の試飲会のアルコールを流して、すっきりした。

もう一つ、土曜日帰宅後に留守録音が出来ていたのを知って嬉しかった。但しホームページの時刻表が間違っていて三幕の後ろが切れていた。そのあと番組にヤンソンス指揮のジークフリート牧歌が流されることになっていて、要らぬものはカットしたかったからだ ― 木曜日のミュンヘンからの帰りにはバイエルンの放送交響楽団のペトロ―シカなどが流れていたが、その音楽の稚拙さに、一時間前には聞いていたタンホイザー音楽演奏とのその知能指数の差が甚だ顕著に表れていてげっそりした。それでも必要なのは一幕だけだったので、AUDACITYで録れていたのでそれをそのまま不要な部分をカットして一幕だけに編集した。

それどころか、録音した16Bit4800kHzをそのまま16Bit出力するだけでなくて32Bit floatでも保存した。そもそも24Bitでも録音できるようだが、絶対の確実性からまた生中継でないことそして放送局のネット放送の質からして16Bitでと判断したのだった。実際に生中継での中断はないもののそこで入っていたシグナルとしての電気ノイズが確認された。結果としてはある程度満足できる水準だ。

32Bitfloatで書き出した方が明らかに瑞々しさがあるが、それでもライヴ録音した断片には遥かに及ばない。放送での質がそもそも異なるのだろう。それどころかバイエルン放送にあるダウンロードともそれほど変わらない。如何にミュンヘンからのライヴ放送のストリーミングの音質が優れているかが分かる。それでもAUDACITYは、入力にWASAPIを選択することも可能であり、ハイレゾリューション録音すれば大きな可能性があるのかもしれない。

「タンホイザー」の新制作の7月9日公演は、フェストでのオープンエアーと共にネット放送だけでなくてARTEで放送されることが決定したので、その公演にも大きな期待が集まっている。更にいつものように完全生中継ではなくて、21時45分始まりの録画中継なので出先先から帰宅後に録画し易くなった。



参照:
とても峻別し難いロマン派歌劇 2017-05-27 | 文化一般
先ずは週末までを準備する 2017-05-25 | 生活
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by pfaelzerwein | 2017-05-29 03:47 | 生活 | Trackback

先ずは週末までを準備する

就寝前に鍵盤で合わせ乍らタンホイザー三幕の変二の音符を見ていると、これは移調楽器でないと吹き難いだろうなと思った。だから半音階的なパッセージを合わせてなるほど楽匠が最後までこだわった意味合いが分かって来た。またはロ長とか五つもシャープが付いていたりしている。

そのような事情もあってかネットにはラディオ生中継を聞いて、木管楽器奏者陣に、それどころかペトレンコ指揮に初めて失望したというのがあったが、なるほどそのように響く原因がこれで分かった。やはり音階を指で押さえることで感覚的に分かることもある。

土曜日には日曜日の中継放送の録音がドイツュラントラディオで放送されるようだ。一幕を録音し直したいが、生憎一日中出かける予定なので、タイマー録音を考える。もしそれで上手くいけば場合によっては今後初日にも再び訪問可能となる。現在使っているストリーム放送用ソフトではスケデュール録音できないので、新たなものを探す。一つ試してみたが、サムプリングレートなどの関係で録音速度が変わってしまって話しにならない。ポップスを録音しているような人はピッチが少々変わっても気にならないのだろう。そこで今まで編集に使っていたAUDACITYを使うことにした。これならばある程度の質のWAVで録音できるようだ。

時間がない中で先週も今週も最低の距離は走っている。気温摂氏18度でも陽が陰っていて、森の中の風はヒンヤリしていた。先週の30度を超える中でのこの冷気は今年の夏の過ごしやすさが出ていると思う。この時期には暑い年は完全に夏らしいが、今年は夜は涼しいので、きっと涼しい夏になると思う。

走りの質は相変わらずだが、一時の不調は乗り越えたかのようにも思う。しかし丁度1年前に歯茎が痛んだように、どうもこの時期になると炎症が進むようで心配である。兎に角、そろそろ今年の夏の過ごし方を考えていけないようになってきた。



参照:
鍵盤の音出しをして想う 2017-05-24 | 音
楽匠の心残りから救済されたか 2017-05-23 | 音
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by pfaelzerwein | 2017-05-24 19:56 | 生活 | Trackback

ストックの石付きを購入

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「メルケル首相は、二重国籍について、その忠心度は変わらないとして理解を示した」というのが、ニュースで流れていた。当然だろう、そもそもそのようなことが問題ではなくて、寧ろ被選挙権や権利について論じていかなければいけない。移民の子供が通う学校が自ずと定まって来てコロニー、ゲットー化が進んでいる地域もあるらしい。それをいえば地域によって社会層が異なることなど、公立学校の問題なので、CDUなどが掲げる本質を外れる問題で、本当にAfDなどの票田を削れるのかどうかとても怪しい。

マンハイムで買い物をした。序にスポーツ店に立ち寄ったからだ。最後のスキーツアーで失ったものはまだ補充できていない。その一つであるストックの皿を探している。アマゾンで発注したものは合わなくて送り返した。使っているのはエーデルリットのハイキング用のストックで伸び縮みする。だから石付きの部分は細い。

店頭で親仁に残っている皿を見せると、これは扱っている皿とは方式が違うから付かないという。しかし石突きを付ければいけるかもしれないと言うので、地下駐車場にストックを取に行った。そして戻ってきて石突きのプラスティックを嵌めると、これならいけるということになった。

つまり送り返したレキ製の石突きを取り付けると、皿もレキのものは全て付くというのだ。10ユーロ足らずのものであるので、早速購入した。皿は、これで夏と冬のシーズンを別けて使えることが分かったので、調べてから選択するということにした。

石突きの重量が片方12グラムで、自身のストックと合わせると240グラムになる。決して軽くはないが、皿は30グラムぐらいだろうか。今まで使っていたものが20グラムなので、やはりできるだけ軽いものが良い。レキのカーボン・ティタンで210グラムぐらいで、通常のもので245グラムぐらいなので、それにどれほど近づけるかである。今まで使っていたのは246グラムとなる。送り返した皿が17.5グラムだった。

夏用の皿を購入しようと探していると、購入した石突きではなく、皿を固定するタイプの製品が見つかった。価格も安く、内径も10㎝から11㎝まで三種類あるので全て試して見ようと思った。勿論重量的に完全に有利になる。その三種類と皿を合わせて発注した。送料込みで15ユーロしない。届くのが楽しみである。ストックのシャフトが225グラムなので、発注した固定プラスティックと皿で20グラム以内に収まれば完璧である。

日曜日は天気が良くなって気温が摂氏20 度に至るらしい。夜はフォアアールベルクからキリル・ペトレンコ指揮マーラー交響曲5番の放送録音前半の放送がある。父親がコンサートマイスターをして地元や音楽学校での地縁が無ければキリル・ペトレンコが指揮することはあり得ないのだが、マーラーのツィクルスだけは最後までやり遂げるということで、義理堅く地域奉仕をしていることになる。プロフェッショナルな交響楽団としての力を見せたということであり、とても興味深い。



参照:
多重国籍の奨めと被選挙権 2017-03-15 | 歴史・時事
フェイクニュースの脅し 2017-04-20 | マスメディア批評
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by pfaelzerwein | 2017-04-29 20:15 | 生活 | Trackback

遊園地のようなラムぺ

工事終了したバイパスの新しいラムぺを走った。先日開通式典の様子だったが、結局式典が終了していなくて通れなかったのだ。買い物帰りにワクワクしながら突入した。突入というのは真実で、今までドイツ国内否欧州でこれ程急坂のラムぺは見たこともなかったので、勢いをつけて突入したのだ。それでもそのような経験が少ないので、スピード感が分からない。やはり上に駆け上がって右カーヴとなるとブレーキを掛けなければ怖かった。

最初からこのような誘惑を起こす遊園地のようなラムぺなので初事故は間近だと思う。いずれ制限を付けて更にスピードコントロールカメラが設置されると予想する。冬になれば凍結して坂を上がれずに後ろ向きで落ちて来て衝突事故もあり得ると思う。なぜここまでの急坂になったかは分からない。短くしたことでどれほど建設費が倹約できたのだろうか。土地買収で問題があったのか?兎に角、今後とも話題になると思う。

実際にバイパスのその先の降り口ではスピード出し過ぎでカーヴを曲がれ切れずの事故が続出していて、知り合いも事故った。そして今は制限が30㎞になっている。そこが危険なことは自分でも気が付いていたので、さもありなんだ。そして今度のラムぺも間違いなく要注意カ所である。

ドイツの道路はアウトバーンのカーヴのバンク角などとても高度な計算と建築がなされているが、最初はどこも速度制限を設けていない。そして私たちのようなカミカゼ族が確りと問題を起こして、事後に制限がなされる。私自身一体幾つの速度制限を推進させたことだろう。少なくとも、被害妄想気味にそのように考えている。

しかし上の箇所は、恐らく時速100㎞ではとても曲がり切れないと思う。もし曲がり切れないでカーヴの外側に激突すると、跳ね返されて可成りの事故になるだろう。通常の自動車は乗り越えるようなことにはなっていないが、大型のトラックが高速で坂を攻めてきたとなると、橋桁の下に落ちて大事故になるかもしれない。二輪車ならば人間が飛ばされて下に落下するだろうか?一度写真を撮ってみて確認したいと思わせる。

ハムブルクの音楽監督ケント・ナガノが先二週間のスケジュールをキャンセルしたとあった。評判の良かった「影の無い女」新制作シリーズと、なんとエルブフィルハーモニーでの「千人の交響曲」も含まれている。前者もさることながら、後者を楽しみにして遠くから旅行を企てていた人もあるだろう。代わりにイスラエルの指揮者イムバルが振るようだ。個人的には両方とも出かけるまでの魅力はなかったので、アバド指揮の最後のルツェルンでのプログラム変更の時の気持ちと比較のしようが無い。ハムブルクの歌劇場の写真を見て、更に前任地のミュンヘンでの時の写真を見て仰天した。前者は実年齢よりも歳を取っているように見えるが健康そうだ、しかし後者の血色がとても悪い。緑が強調されてしまうことはよくあり得ることなのだが、少なくともマネージャーは修正させるべきだった。あのように不健康な感じなら人気どころか誤解される。ティルソン・トーマスとかそれを売り物にしているのなら兎も角、プロフェッショナルなスタッフのこのような手落ちが解せない。



参照:
バイパス道路区間閉鎖中 2015-11-04 | 雑感
爪先で荷重可能な喜び 2017-03-29 | アウトドーア・環境
曇天の聖土曜日の騒々しさ 2017-04-16 | 暦
詐欺の前に凍りつく聴衆 2012-08-19 | 文化一般
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by pfaelzerwein | 2017-04-27 20:44 | 生活 | Trackback

細身の四年ぶりのジーンズ

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ジーンズを発注した。前回のものは四年前の購買になる。まだ痛んでいないと言われる。それでも流石にオペラの立ち見などに履いていくのは憚られる。良さそうなものをウィッシュリストに入れてからでも半年ぐらいになる。その時よりも3%安くなったので手を出した。サイズが無くなれば一貫の終わりで、今普段着に下している33インチのものから二段階下の31インチなので、長さも含めて、あまり数が出ない。寧ろ売れ残るサイズであり、定価からすれば大分安く、前回の出費86ユーロよりも大分お得になる。色合いは前回ほど好ましくはないが、なによりも新しく、細身で形は改善されるのではないかと期待している。

大きめのジーンズならば、内股の生地通しの摩擦で股ズレもしないので、痛み難いのは分かっている。現在使用中の32インチでも全く傷みが無く、更に腹回りがずる感じがするぐらいで、間違いなく更に小さめの方が都合が良い。先ずは足を通してみなければ分からないが、太ももなどがすっきりとするのではないかと思う。幅でとると、同じ長さでも長目でなくなると思われる。しかしこればかりは更に長目が履ける訳ではない。

五月のミュンヘンは初日シリーズなのでジーンズは履かない予定だが、新しいシャツもあるので気候が良くなってお出かけやデートなどになるとやはり古くさいといけない。更にだらだらしたジーンズは更に暑苦しい感じで良くない。

前日に発注したものが届いた。色は予想よりも濃い目だが、緑がかっているようで、今普段着にしている33インチのものとは違うようだ。冬は暖かそうな感じがするが夏はどうだろうか?上着も若干合わせ難いかもしれない。まあ、送料込み63ユーロなら文句は言えまい。

何よりも違うのは、太ももが絞られて、確りと包まれスリムになっていることで、腹回り以上に効果があるだろう。腹回りはもう一つ下の30インチでも履けるのではないかと思わせる。嘗て無理をして履いていた時とはまだまだ大分余裕があるが、あの当時は脂肪が多かったのでまた意味が違うのかもしれない。走り込んでこれ以上細くなると今度はスーツなどのズボンに困ることになる。目的は脂肪を落とすだけなのでこれ以上細くする必要はない。なによりも太ももなどはこのリーヴァイスのオリジナルフィットでパンパンなのでこれ以下は履けても直ぐに股ズレが起きそうだ。



昨晩、「タンホイザー」新演出の写真が掲載された。注目は、ヴォルフラム役のゲルハーエルに充てられた楽譜がドレスデン版ということで、テクストのあるところはあまり差が無いのかもしれないが、そこにパリ版が付け合わされるということで、管弦楽のパート譜にも付け加えられることになるのだろうか?週末は、ドレスデン版としてネットにあるコンヴィチニー指揮の豪華キャストの録音で調べてみよう。この指揮者は、ゲヴァントハウス交響楽団とのベートーヴェン交響曲全集などで有名だが、障りを流してみるとなかなか良さそうでレファレンス版として充分に使えそうである。



参照:
足を通してみてドキドキ 2013-03-12 | アウトドーア・環境
三年振り新調のジーンズ 2006-12-29 | 生活
ジーンズの裾の綻び 2008-10-29 | 生活
締まりの良いストレートな買物 2009-12-22 | 雑感
伸びる仏印ジーンズを購入 2015-04-09 | 生活
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by pfaelzerwein | 2017-04-22 17:45 | 生活 | Trackback

復活祭音楽祭のあとで

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次のコンサートとオペラに向けてのお勉強準備である。オペラの方は、もう一つドレスデン版と、パリ版と楽譜を両方を用意して、欠けるのはドレスデン版でのメディアマテリアルだけだ。コンサートの方は、ブルックナー交響曲4番とモーツァルト交響曲39番である。前者は1878*90年版ということなので、一番長い1874年版とその第二版の手書きのファクシミリをダウンロードした。当初は交響曲34番になっていたのが変更になっている後者も、紙のものを購入したものがあったと思ったが見つからないので、これもついでにダウンロードする。

これで漸く、ロシア音楽を終えて、ヴァークナーとブルックナーで独墺に戻り、その時代背景も二十年も違わない二曲を同時にお勉強すると余波効果があるかもしれない。特に前者のドレスデン版と1860年以降の影響が顕著なパリ版から取捨選択されるということで、当然のことながら「トリスタン」以降の影響がみられるようだ。聖週間は極力音曲を避けて楽譜を眺めることにしてみたい。二つの版の違いから後年の影響が分かるようならばたいしたものだが、さてどうなるか。

ヴィーナーフィルハーモニカ―のどさまわり公演が増えて入りが芳しくないようだ。だからより有名な変ホ長調の交響曲に替えられたとは思わないが、管弦楽団としての評価は平素の演奏水準からすると致し方ないかもしれない。それはベルリンでも同じで、ラトルの指揮で80%の演奏でも水準に達していると言っても、ドイツの地方管弦楽団の水準が場合によっては東京のそれよりも劣ることからすれば話しにならない。そのようなことではアメリカのビックスリーには敵わないから、次期監督の下では120%が求められているというのは正しい見解だろう。

ザルツブルクでの「ヴァルキューレ」公演が新聞で絶賛されている。昨年は惨憺たる「オテロ」上演だったが、今年はティーレマンファンのおばさんがバーデン・バーデンの「トスカ」が終わってから駆けつけている。確かに歌手陣も充実しているようで、慣れている楽曲だけに管弦楽もそれほど問題が無いのは予想できるところだ。それどころかこうしたセミコンツェルタントなやり方で充分とすると、そもそも歌劇場なんて最早要らない。すると座付き管弦楽団も解散である。要は、音楽劇場が如何に現代社会の劇場として機能するかであり、娯楽ではない音楽劇場の在り方が問わなければ何も書いたことにはならない。この高級紙の水準に満たない歌芝居感想記である。

承前)先日の悲愴交響曲で書き加えておかなければいけないのは、四分の五拍子のヴァルツャーに関する解説で、有名な弦楽セレナードと異なるのは、一二がナポリ風の若しくは南イタリア風にと、五拍子のロシア音楽と組合されているということだ。これを意識すると更にまたこの交響曲の全体の構図が分かり易くなる ― 更にそうした楽曲解析を超えて作曲家の創作意思まで考えていくと切りが無い作業となる。キリル・ペトレンコの演奏の特徴は、あのムラヴィンスキーでも充分に示せていなかったこうした創作の妙や機微に気付かせてくれることであり、如何に楽譜などから創作に可能な限り忠実に演奏していくことがその楽曲を深く知ることへの唯一の方法でしかないことを教えてくれることだ ― 要するに演奏芸術の手練手管の話ではないのである。同時にそうした演奏解釈への信頼感があってこそ、管弦楽団も楽曲に忠実に全力で奉仕することへの動機づけとなるのである。私自身にとって二度目の悲愴交響曲の実演体験だっただけでなく、キリル・ペトレンコ指揮の演奏が何時も同じように唯一無二の体験であるのは、そうした楽曲創作を具に音化しているからに他ならない。(続く



参照:
鼓動を感じるネオロココ趣味 2017-04-10 | 音
価値のあるなしを吟味する 2017-04-05 | ワイン
Ich war noch nie in Japan. Das ist.. 2017-04-03 | 暦
高額であり得ぬ下手さ加減 2016-03-25 | 文化一般
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by pfaelzerwein | 2017-04-12 22:15 | 生活 | Trackback

まずまずの成果だろうか

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今秋日本公演のあるオペラ「タンホイザー」新制作の席が漸く確定した。正直これ程入手困難な理由が分からない。所謂ヴァークナー狂信者が多いということだろう。確かに、昨年の楽劇「マイスタージンガー」と比較をすると、パリ版とドレスデン版を取捨選択した版を使うということでの専門的な関心は高い。しかしこうした発券状況はそのようなコアな聴衆ではなくてただ単にロマンティックオペラ好きという層が多いことを示しているのではなかろうか。登場する歌手の主役のフォークト、ヴォルフラム役ゲルハーエルなどへの期待などもあるのだろうか?個人的にはヘルマン役のツェッペンフェルトが楽しみだ。

今回も初日のラディオ生中継が楽しみで断念したが、初日なら最前列などの可成り条件の良い席が入手可能だった。文字通り若干プリミエ割高となっていることと、中には同じように放送が楽しみの人もいるのだろうか?今まで入場券の入手に苦労したのは、カール・ベーム指揮ヴィーナーフィルハーモニカ―日本公演とアバド、クライバー指揮のミラノスカラ座の割引券の入手ぐらいで、それに匹敵するような困難があるとは思ってもみなかった。同じ出し物の三回ある日本公演はとても高額なのだろうが金さえ出せば買えるのではないのだろうか?それに比較しても、なるほど初日シリーズ五回とオペラフェストは豪華キャストなのだが、高額席の240ユーロまでが一瞬にして完売してしまうのはやはり本場というしかない。バーデンバーデン辺りではありえない。

ミュンヘンの劇場のネットによる発券システムもこちらも経験を重ねてノウハウが貯まって来たが、正直その需要過多には驚いた。なるほど常連さんが簡単に購入する席などが入手困難なのはよく分かるのだが、こうした完売状況を見ると凄い。なるほど高額の席でも特別に良い席ならばとは思ってもこれだけ競争が激しいとなかなか入手が難しいということである。

という事情で、いつものように立見席をなんとか獲得した。何時もの配券とは違うので今まで立ったことのない場所であるが、舞台への視覚は良さそうである。音響に関しては、ラディオ放送もあり充分に情報を取捨選択可能なのであまり問題ではない。またネット放送も7月にあり、都合三回以上あらゆる角度から楽しめることになる。券代21ユーロ、駐車料金の方が高くつきそうであるが、交通費、プログラムなどを入れて120ユーロの観劇トリップならまずまずではなかろうか。



参照:
お得なバーデン・バーデン 2017-03-21 | 生活
バイロイト音楽祭ネット予約 2017-02-14 | 雑感
バイロイトの名歌手たち? 2016-03-11 | 音
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by pfaelzerwein | 2017-03-25 20:25 | 生活 | Trackback

時間が無くて焦る日々

車中のラディオは、今週末に選挙があるとするとザールランド州では赤赤のSPDとLINKSの連立政権が生まれるとの世論調査が紹介されていた。その状況が全州に通じるかどうかというと必ずしもそうではないというのだ。ザールランド州は、ラフォンテーヌ元州知事の影響で左翼が強く、SPDが現在高評価になっていることが積み重なったものとされる。メルケル首相も二重国籍は避けるような方針を語ったことから、トルコ系だけでなくリベラル層は若干逃げているかもしれない。しかし国籍条項位でAfD支持者がCDUに戻ってくることは考えにくい。

明日はベルリンから二日目のコンサートの放送がある。ハフナーと悲愴の両交響曲をお勉強しないといけない。そして思い出したのは、バーデンバーデンでそのコンサートの翌日にはマーラーの第六交響曲があるのだった。つまり少なくとも三曲を勉強しておかないといけないのに気が付かなかった。いつものことであるが、まだまだ時間があると思っていると、八月三十一日状態にいつも陥ってしまうのである。ちょっと焦りだした。22日のコンサートが放送されないことの背景で気が付いたことがある。今回はデジタルコンサートが映画館などでも有料で放映されることで、23日は中継転送技術的にもかなり力が入っているのは確かである。副調整室の方はラディオ放送と映画館向きは異なると思われるが、同じマイクロフォンを使うのであるから、通常以上に手間をかけることになっているのだろうか。

冬タイヤの交換の日程は定めた。それまでにブレーキディスク交換とはなりそうにないので、ちびた夏タイヤで暫く走ることになる。車も古くなってきているので、金を掛けずに何処まで上手に走るかになって来た。次の車も気になるところであるが、現在の走っている車でこれといったものが無いので、近々モデルチェンジなどがあったとしても、落ち着くまで数年は掛かるので、それまでは今の車を引っ張らなければいけない。すると二十年ほど古い車に乗ることになってしまう。オールドタイマーになると中古車でもまた高く売れるかもしれない。雪道走行の後の洗車をしなかったので錆びだけを出してしまったのが惜しまれる。次に車を買ったら留意する点である。



参照:
否応なしの動機付け 2017-03-19 | 生活
復活祭音楽祭ペトレンコ登場 2016-03-19 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2017-03-23 03:05 | 生活 | Trackback

お得なバーデン・バーデン

車中のラディオは、ハノヴァーでのCeBit開催開会の様子が流れていた。メルケル首相の話しに続いて、ゲスト国安倍首相の挨拶も流された。新聞を読むと合衆国とEUの関係はイラク侵攻時のシュレーダー首相とワシントンとの関係以上に悪いかもしれない。安倍首相は合衆国側の手先として何をしようというのだろうか?

2018年復活祭音楽祭のティケットを予約した。本当はキリル・ペトレンコ指揮のスーパーオペラを待望していたが、ミュンヘンの劇場のカーネギーホール初登場となれば仕方がない。一時はムーティー指揮「オテロ」が候補に挙がっていたとされるが、そうなるとサイモン・ラトルが結局引き受けたということになる。実際にロンドンと往復であるから、それほどこちらで時間を作る予定はなかったと思うが、2017年秋の極東旅行といい適当な代わりがいないということなのだろうか?

2018年は、「パルシファル」のサイモン・ラトル以外には指揮者としてダニエル・ハーディングとイヴァン・フィッシャーがコンサートで登場する。プログラムなどを見ると結局ラトル指揮の一夜が最も興味深く、その他は保養地向けの客演指揮者のポピュラーコンサートのような感じになっている。

「パルシファル」公演は、ピエール・ブーレーズ指揮でバイロイトで体験してからは一度も出かけていないが、いつかはペトレンコ指揮で思う存分勉強出来るものだと思っていた。正直ラトル指揮のオペラはもう十分だと考えていたのだが、「グレの歌」で素晴らしかったステファン・グールドの歌で、ディーター・ドルン演出ならば、59ユーロなら買わずにはいられなかった。ペトレンコがこの舞台神聖劇を振るのは「トリスタン」などの後になると思われるので、その比較のためにもラトル指揮で体験しておくのも悪くはないだろう。いずれにしても個人的にはヴァークナーの中では、ケント・ナガノ指揮のものも含めて、最も体験回数の多い作品である。

実は密かにより期待しているのは、「ドン・ファン」、ベルク「七つの歌曲」、ラヴェル「シェーラザード」と「ペトローシュカ」のプログラムである。なぜかこのコンサートだけ入場料が5%かた高価になっている。39ユーロは安くはないが、ベルリンの本拠地よりは音響的にもお得だ。ソリストのギャラでも無し、アンサムブルの大きさでもない。演奏時間が長目だろうか?後任のペトレンコでこのプログラミングはあまり考えられないので、前音楽監督の含蓄を示してくれるのではないかと大変期待しているのだ。

序に、ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートのティケットを購入した。保守的なプログラムであるが、五月のヴィーナーフィルハーモニカ―を振るブロムシュテット指揮に期待してのことだが、先ずは五月にライヴで聞いてみないと分からない。それでも放送などの動画を見ると保守的であってももしかするとそれ以上の体験ができるのではないかと期待している。ゲヴァントハウスの管弦楽団も昔のクルト・マズーア時代とは違って、独自の伝統を将来へと引き継ごうとする努力は、前任のリカルド・シャイーやアンドリス・ネルソンズに監督を託す姿勢が見えるので、ドレスデンの座付き管弦楽団よりも面白いのではないかと考えるようになった。兎に角、ライプチッヒまでコンサートやオペラに行くような予定はないので、近場で19ユーロで聞けるならば買わずにはいられない。フランクフルトはもとより、ミュンヘンでもベルリンでもこれほどの高品質の音響でこれだけお安くこのようなプログラムを楽しめるところはどこにもない。どうも2017年に続いて2018年も可成り良い席が極安で入手できた。

先日バーデン・バーデンで開催されたG20は、合衆国の無理強いで殆んど壊滅状態になったと言われているが、ク―アハウスを中心にして開催されて町の人は不便もあったようだが、利点もあった筈だと書かれている。観光の保養地であり、世界に名前がアナウンスされることは決して悪くはない。考えてみれば今やクーアハウスのベナツェトザールや歴史的劇場、そして祝祭劇場、容れ物は十分であり、こうした国際会議においてはアルプスの小国のザルツブルクとは異なる。フランス語も通じやすく、ロシア語も強みであろう。



参照:
高額であり得ぬ下手さ加減 2016-03-25 | 文化一般
復活祭音楽祭ペトレンコ登場 2016-03-19 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2017-03-20 20:01 | 生活 | Trackback

否応なしの動機付け

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ボールダー二日目は十二分に厳しかった。朝峠攻めのランニングをしたのは関係ないと思うが、全く力が入らなかった。出かけに予想しない税金請求が入っていたのも意気消沈させた。その法人税は払わないでいいのもにしても、地元の共同体が試してみようと思って税金を請求するのが不愉快だった。そのような塩梅で、出かける前はきっと上手くいくと思った課題の数々が全く解決できなかった。座り込んでマットの上に寝転んでシューズを見ていると、破れを二か所、踵の支えの外れ出しを複数などを発見してしまった。そして靴底は右側の土踏まずから蹴りに掛かる外側が特に摩耗していた ― 更に左足の踵を擦っている。今まではなかったので ― 古い靴にはその傾向はない、半年以上左膝を故障させて走っていた時にバランスが崩れていたのだろうと思う。そして足首の当たるところなどのテキスタイルがすれて草臥れ解れていていて、この靴の寿命が来たことを悟った。購入したのが2015年4月末であるから少なくとも二年近くは使っている。初代のモデルからすると寿命が倍々になっている。98ユーロで購入したようだ。仕方がない新モデル101ユーロなら買いだろう。四年使えるとは思わないが、二年使えれば御の字だ。

新モデルは、山靴に近いフォームで、土踏まずが大分絞られている感じがする。そして踵が楔形に大分高くなっていて、ショックアブソーバ機能が強化されている。走りには視覚的にも感覚的にも懐疑されたようだが、実際に岩山などを走るととても良いとある。実際に、今まで靴であると林道を走って下りるときも爪先だけでなく、突起があると本格的に走るととても地面からの反発が厳しく、石などで思い切り痛い思いをする。新しいシューズで間違いなくこれでまた攻めて走るモティヴェーションが上がるだろう、楽しみだ。

そろそろ復活祭音楽祭のお勉強を仕上げないといけない。バーデンバーデンにはまだ時間があるが、来週にはベルリンで同じプログラムが演奏されてラディオ放送される。デジタルコンサートと同時放送で二日目の23日分が放送されるので、22日分は公開されない。デジタルコンサートの方は映像があってなかなかライヴでの再生が難しいので、録画を観るつもりである。よって、お勉強を一度仕上げないといけないのだ。悲愴交響曲はすでに素材を準備したが、ハフナー交響曲の方は楽譜を先ずダウンロードする。音源は手元には二種類ぐらいしかない。ドレスデンとヴィ-ンの座付き管弦楽団のものなので、古楽器楽団か何かのものをもう一つネットで探してみよう。キリル・ペトレンコ指揮の「ティートスの寛容」は全曲のヴィデオがあるので、どのようなアプローチかは想像可能である。そもそもハフナー交響曲を生で聞いた記憶が無い。もしかするとザルツブルクのマティネーで?それもムーティー指揮だろうか?



参照:
足元からパワーアップ 2015-04-29 | アウトドーア・環境
消えた踵のエラ張り 2014-01-31 | 雑感
三段論法で評価する 2017-02-28 | 文化一般
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by pfaelzerwein | 2017-03-18 21:02 | 生活 | Trackback