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索引 2011年10月


情報の集約を阻止する運動 2011-10-30 | 文学・思想 TB0,COM0
暖める努力もしなければ 2011-10-29 | 暦 TB0,COM0
疲労困憊するアポイントメント 2011-10-28 | 生活 TB0,COM0
日本政府に「最大限の透明化」 2011-10-27 | マスメディア批評 TB0,COM2
夢ではない、目を覚ませ! 2011-10-26 | マスメディア批評 TB0,COM0
距離の伸びそうな冬模様 2011-10-25 | 料理 TB0,COM0
自らの権利を自ら掴み取れ 2011-10-24 | BLOG研究 TB0,COM0
不払い運動への準備を整えろ 2011-10-23 | マスメディア批評 TB0,COM0
嬉しい誤算と定めた予定 2011-10-22 | 生活 TB0,COM0
自由報道協会のやらせ会見 2011-10-21 | マスメディア批評 TB0,COM0
テンプーラペラペラ 2011-10-20 | 料理 TB0,COM0
超偉大な11年のグランクリュ 2011-10-19 | ワイン TB0,COM0
小蝿が消えると冬はそこ 2011-10-18 | 暦 TB0,COM0
暖房を入れた十月の月曜日 2011-10-17 | 暦 TB0,COM0
黄金の十月の美しい残照 2011-10-16 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
古典的17時50分問題 2011-10-15 | 文化一般 TB0,COM0
落ち着いた環境の知能ゲーム 2011-10-15 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
同じ穴の狢を炙り出せ 2011-10-14 | 雑感 TB0,COM0
点在する首都圏の熱いスポット 2011-10-13 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
再生可能な文化的社会 2011-10-12 | マスメディア批評 TB0,COM0
日本社会の民主化に向けて 2011-10-11 | マスメディア批評 TB0,COM0
自称ワイン皇太子の品定め 2011-10-10 | 女 TB0,COM0
不平等には不払いの薦め 2011-10-10 | 歴史・時事 TB0,COM0
最後の四半期の落穂拾い 2011-10-09 | 暦 TB0,COM0
写真から気がつかなかった? 2011-10-08 | ワイン TB0,COM0
森における途轍もない凝縮 2011-10-07 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
ネット情報による知能向上 2011-10-06 | 歴史・時事 TB0,COM0
プレゼントの見頃、飲み頃 2011-10-05 | 生活 TB0,COM2
遅過ぎた自主避難などない 2011-10-04 | 雑感 TB0,COM2
高級な持続可能な環境 2011-10-03 | ワイン TB0,COM2
玄人もよく分っていないこと 2011-10-02 | ワイン TB0,COM0
葡萄泥棒も入りやすい家 2011-10-02 | ワイン TB0,COM2
動物実験される福島の子供 2011-10-01 | マスメディア批評 TB0,COM3

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by pfaelzerwein | 2011-10-31 17:07 | INDEX | Trackback

情報の集約を阻止する運動

先日来議論となって再燃したのはシュターツトロヤーナーと呼ばれる官製のコムピューターウイルスの使用実態である。これを仕掛けるのは連邦政府で、仕掛けられるのは脱税の疑いのある納税者や、テロ行為の関与の疑いのあるモスレムや、チァイルドポルノ収集の公人のコムピュータであろう。違法ダウンロード常習者へのネット接続追放強制捜査も含まれるだろう。トロージャンが収集した情報で起訴が出来れば犯罪が防げるというものである。

一方には、世界的な特に中共を代表格として知的創造の保護を認めない共産主義者によって、個人の財産などを搾取するという大きな流れがある。その一方では、イランの核増殖炉に対してハッカー攻撃を掛けてその事業を妨害しようとする大きな世界の勢力も存在する。

先日あたりの日本の核開発や軍事開発に関わる三菱をはじめとする企業へのハッカー攻撃も、衆議院への攻撃もこうした世界の流れに呼応していている。何処の国の機関も十分なハッカー攻撃に耐えられるだけの盤石な防御はありえないようだ。

また同時に個人情報やその他の知的所有物といわれるようなものは全てデジタル情報化されて一挙に扱えるようになっているので、そうした情報を如何に掻き集められるかが巨大な権力に直接結びつくことになる。

そうした社会状況の中から生まれてきた運動の一つとして、先ごろのベルリンで躍進した海賊党の運動やウオールストリートのオキュパイ運動を観察する。

それらの基本にあるのは、情報の集約や集中は巨大な権力を生み出すことであり、そこには公平なルールがもはや機能しないことであり、情報へのアクセスの偏りを阻止することと、世界のルール自体の西洋近代主義支配構造の打開にあるのだ。

要するに、キリスト教民主同盟が指すようなツィッターなどを駆使した情報の自由化がそうした動きを加速したのでもなければ、国民政党となった環境政党緑の党などに代表されるような脱近代主義を補角する社会運動でもないということになる。

こうした動きは、現在世界で繰り広げられている情報活動による冷めたデジタル戦争を一度外側から捉える必要を訴えかけている。たとえば執拗にテプコによって利用される労災者の死因や賠償請求、テプコの組織内の責任に関する個人情報保護などの言葉での拒絶は、また日本政府や共同体が汚染状況を正確に伝えること無しに風評被害という言葉を使って適切な対応を取らないことは、盗人の屁理屈以外のものではなくて、そのようなものが社会通念上認められることは日本以外にはありえないだろう。要するに情報の公開は、不特定な個人情報の保護よりも不特定多数の公益に準じるべきなのは基本であって、情報を独占することは公の機関や公人としては許されないのである。

そうした判断を含む権力構造に対してNoを突きつける行動が始まるのは先ずそうした情報の透明化が履行されてからに他ならない。



参照:
いざ、ストレスもここまでか 2010-12-29 | 暦
知らず知らずの内に悪化 2010-11-24 | テクニック
百年も続かないということ 2010-02-06 | 歴史・時事
スイスの蒼い空の下で 2004-12-17 | 歴史・時事
ブレーキの効く両輪に身を任せよう 2010-03-16 | 雑感
降臨の気配に天国作戦 2007-12-29 | 雑感
顔のある人命と匿名 2007-02-01 | 歴史・時事
ザ・チャイナシンドローム 2007-04-13 | アウトドーア・環境
テヘランからの恋文 2006-09-15 | 文学・思想
上げよ、怒りの雄叫びを! 2009-03-29 | 歴史・時事
ネット世界における検閲 2006-09-25 | 雑感
とても攻撃的な話題 2008-12-19 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2011-10-30 16:49 | 文学・思想 | Trackback

暖める努力もしなければ

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気温が上昇して、摂氏十五度を越える日が続いた。しかし、天気予報がいうように五時間以上もの陽射しがさすことはなく、殆ど午前中は霧に包まれた。

ライン平野の特に山沿いに霧が発生していて、ライン河が通るマンハイムやルートヴィッヒスハーフェンでは陽射しが浴びれた。そのような訳で夏時間最後の金曜日の夕方を少しだけ石切り場で過ごした。

もはや綺麗に岩肌が乾燥することはなかったが、クレッターシューへのゴムの硬さを感じて来年に期した。車のタイヤでも冬タイヤが必要なように、この温度になるともはや夏用のゴムでは対応が出来ない。

F1の慣らし運転ではないが、少しゴムを暖めてやらなければいけないが、陽射しがないところでは無理である。いつまで経っても八の字結びが身に付かない出来の悪いスポーツ医者が、キュイキュイとか言って、口でゴムを鳴らしても駄目である。包帯を結ぶようにと教えてやっても何度やっても結び目にならない八の字結びを見ていて失禁しそうになるまで笑いが何度も止まらなかった。

週末にも出かけるとかなんとか話していたが午前は抜けが悪く午後は極端に短くなってきていてもはや外では全く駄目な季節になってきた。歯医者の疲れもありフランクフルトに出かける予定をキャンセルして、少々腰にも来て前身脱力で風邪をひきそうである。

これから、月末から月頭へと、宗教改革の日、諸聖人の日、死者の日へと続く。先日購入したCDもいよいよバッハのそれへと志向も変わっていく。

シェーンベルクの協奏曲はなるほどヒラリー・ハーン嬢は弾きこんでいるようであるが、予想通り作曲家でもあると紹介されているサロネン指揮のスェーデンの放送交響楽団が全く話にならない。確か前はソニーで録音をしていたようであるがリゲティー全集の問題からそこでの仕事がなくなったのだろうか。よりによって放送局のバックアップで安くついたのかもしれないが態々こんな制作はないであろう。幾らでももう少しましな演奏の録音の出来る企画は出来た筈だ。シベリウスの方は管弦楽共にあれでよいのかもしれないが、これはなにもこの女流ヴァイオリニストに弾いて貰わなくても構わない。この録音のお陰でブーレーズ盤を改めて聞き直して、そのヴァイオリンも含めて優れたデジタル録音でありやはりリフェレンス盤に変わりないことを再確認した。

予想以上の出来は、モーツァルトの全集である。可也早い時期にどのような経過で制作されたかは知らないが、演奏録音共に成功している。それほど掛からない予算で丁寧に綺麗に仕上げられているようで、改めて当時の業界はまだ健全であったことを思い起こさせる。EMIの名に恥じない録音であるが、このCDのボックスは2001年の廉価版で、その装丁や仕上げはもはや誤りも多くて雑さが目立つばかりである。その点では、上のDGの制作の録音の悪さが嘗てのLP時代の録音の悪さそのままで苦笑させてくれるのとよく似ている。しかし前者はそのまま廉価版ではなかったので、正規の価格で購入した人にはご愁傷様と申し上げるしかない。



参照:
最後の四半期の落穂拾い 2011-10-09 | 暦
嬉しい誤算と定めた予定 2011-10-22 | 生活
疲労困憊するアポイントメント 2011-10-28 | 生活
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by pfaelzerwein | 2011-10-29 23:19 | | Trackback

疲労困憊するアポイントメント

二つ目のアポイントメントは歯医者であった。先日車中のラジオがその職業の歴史や歯医者への恐怖心についてを扱っていた。歯医者がアカデミックな商売になって百年ほど経つと言うことであった。歯医者が医学博士号を取得するのが日常茶飯となったのである。

どのように医学的な知識を駆使されたとしてもやはり高速で回る金道具などは不愉快極まりないだけでなく恐怖なのである。誰でもそうなのである。

夢を見た。友人の若い嫁さんともう一人性悪なおばさんが登場する。なぜかこの二人が競争をするという話である。

当然ながら血みどろの戦いを繰り返すのだが、我々男衆は若い彼女と一緒になって逃げ惑うだけなのだ。ただただアドヴァイスを与えて高層ビルを上から下へと逃げているだけなのである。

しかしその途中での戦いが凄まじい。一度などは首無し死体を上から吊るすようにして血潮の固まったものを上から落として敵の動きを遮るのである。

どうやら最後には勝利を得たようであるが、目覚めて暫くして目覚ましが鳴った。

何時ものように、歯石を取ったりして、フロール処置をした。直ぐには食事が出来ず水も飲めず、気分が悪くなり、腹が減った。

朝食は摂ったはずだが、これほどに腹が減るとは思わなかった。抜歯をしにいったわけでもないのに疲れた。二年ぶりほどの訪問だったが、その割には歯石炎症箇所が少なかった。



参照:
忙しい夏期休暇の準備 2009-07-11 | 暦
重みの押し掛かる歯石落し 2009-07-10 | 女
「証拠を示せ」と迫られて 2005-06-08 | 文学・思想
このままではいかない仕事納め 2009-12-31 | 生活
嬉しい誤算と定めた予定 2011-10-22 | 生活
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by pfaelzerwein | 2011-10-28 21:49 | 生活 | Trackback

日本政府に「最大限の透明化」

ヴルフ大統領の日本訪問は国賓としてのようである。福島県をヒロノの避難所を中心に訪問したようで、いわき市の海岸なども見学したようだ。

ARDは、先日の「死の地帯での営み ― フクシマ後の日常」のディレクターのアッブレッシュ氏が独第一放送のカメラを担いでいるようで、その時の取材がこの訪問にも生きている。そして当然のことながら駐東京大使の同行する姿も見える。そして、事前調査は内務省の犯罪捜査班が受け持ったようで、訪問地の放射能を測定して問題のない事を報告したとある。東京の大使館にも専門の技官が居ると言う事だったが、形式上なのかそれとも実質的ななにかを調べたのか。外務省ではなく内務省が先行調査したのはテロなどの面もあって形式的に予算が出ていることもあるのだろう。

元自衛隊員のハヤブサ氏は、大統領の訪問に感謝して涙して、放射能の怖さを強調しつつ、何時になれば元の生活に戻れるのだろうと将来への不安を吐露する。

ユキモリマサオは、情報の錯綜と先の見えない今後への不安を語ったようで、FAZ紙によると82歳の老人が「沢山の外国の政治家は日本を訪れたが我々を訪ねてくれたのは初めてだ」と奥さんと共に深々と感謝の意を示したとある。

また農民イガリは、引き離された彼の土地を一体どうしようとしているのだと怒る。除染とか言って豊かな表土を剥がれてしまって、どうやって何を耕せと言うのだと、帰宅するためになにか他の方法は無いのかと訝る。そもそも家や土地だけでなく、なくてはならない地元との強い繋がりが、もう一度築けるものかどうかと益々不安に見舞われていると語る。

マスヒトネモトは、九月に避難解除が出されたが不安で仕方ないと言う。立ち退いた家は何度も洗浄されて土地も剥がされたのだが、幾つもの数値が踊っている状態では何を信用してよいか分らないと、「ある人は一ミリ、ある人は二十ミリ、ある人は百ミリと、一体、ドイツではどうなっているのでしょうか?」と単刀直入に氏の疑問を大統領に投げ掛けた。

それに対して大統領は慎重に、「難しい状況だから、経験値がないので」として、「チェルノブイリとは比較できない」と逃げたようだが、まさしくこの大統領の性格を良く示した一シーンだったように思われる。

それどころか、筑波大学での名誉博士号授与式の演説や政治家への日本への言葉を使い分けながら、日本政府には「最大限の透明化」をこれまた慎重に推奨したとある。



参照:
Ein Zeichen der Anteilnahme für die Tsunami-Opfer (ARD)
Wulff besucht Tsunami-Opfer in Japan (ZDF)
Aus Trümmern Großes bauen (FAZ)
夢ではない、目を覚ませ! 2011-10-26 | マスメディア批評
独駐日大使からの福島報告 2011-06-29 | 雑感
とても怪しいセシウムさん! 2011-08-30 | マスメディア批評
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by pfaelzerwein | 2011-10-27 04:51 | マスメディア批評 | Trackback

夢ではない、目を覚ませ!

連邦共和国大統領が日本を訪問したと聞く。皇居に続いて福島を訪れるらしい。どのような連帯を示すのだろうか?

独第一放送が八月の西部ドイツ放送による取材の続きを番組「死のゾーンでの営み、フクシマ後の日常」と題して、十八日に放送したようだ。その内容はこの取材の他の編集と同じくとても静かな調子で現地を描いている。

この番組を観て冷静なままでいられる人間がいたら教えて欲しい。とんでもない営みがそこにあるのだ。一体、こうした現実に対してどのような連帯を示すことが出来るのだ?機会があれば大統領ご本人に質問してみたい。

しかし、そこで描かれていることが現実であり、小出氏ではないが「夢であってくれたら」と思わずにはいられないだろう。まさしく不可逆な現象が起こっているのである。それは、破局であったのだ、そしてそれは進行中なのである。

夢ではないのだ。直ぐに目を覚ませ!



参照:
Leben in der Todeszone - Alltag nach Fukushima (ARD)
Alltag nach Fukushima (WDR)
☆ 【西ドイツ放送】の「死の地域に生きる-フクシマの真実。(Sievert311さんアップ) (風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句)
金じゃない営みの表現をする 2011-09-11 | マスメディア批評
喧嘩を売買する報道姿勢 2011-09-16 | マスメディア批評
自らの権利を自ら掴み取れ 2011-10-24 | BLOG研究
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by pfaelzerwein | 2011-10-26 05:20 | マスメディア批評 | Trackback

距離の伸びそうな冬模様

d0127795_22135197.jpg日曜日は八キロコースを久しぶりに辿った。パン屋へと向かう国道脇は霜が下りて真っ白であった。川沿いの道で、偶々先に通り過ぎた親仁さんをゆっくりと後ろから追う体制になったので、ペースメーカー代わりになった。山登りの前に十二分の経過であったので流した割には可也早いと思ったが、後ほど過去の記録を見ると十一分台でも走っている。

その流したのが効果があったのか、山登りでは走らなかったが、楽に二十二分間掛けて坂を登りきり、水平道から駐車場まで一気に走り切った。その結果、コース自己最高の五十三分を記録できた。

途中、ノルディックウオーキングのストックを持った白髪のばあさんが走っているのを追いかける形になり、追い越すときに何時ものライヴァル意識の強いばあさんと確認できた。そのばあさんに最後まで抜かれることなく走り切ったのが記録であった。何時の日かこのコースを五十分を割って走りぬくことがあるのだろうか。

冬タイヤに取り替えたが、以前に問題となっていた夏タイヤにガラスが刺さっていたことを思い出させてくれた。要するに、春にタイヤ交換のときは新しいタイヤにしないと、もはや亀裂が入ってしまっていると言うことであり、溝も可也消費してしまっていたのである。

そのようなことは記憶からも消えてしまっていて、こうして書き記しておかないと半年後には忘れてしまっているのである。夏タイヤが必要になるが、今回は新しい冬タイヤが必要なくて助かった。来年の秋には冬タイヤも替えなければいけないのだろう。今年の冬は可也走ることも多くなりそうである。

車のボックスアクションの日程を上手く選んでいると思ったが、なるほど先方が言うように先週末にはもう摂氏三度以下もしくは零下になっていたことを考えると「なんとか間に合った」となるのだろう。

週末は赤ワインそれもピノノワールを二本一人で開けた。鳥のワイン煮に使ったのでもあるが、ゼーガーの2009年産シュペートブルグンダーとユラの2008年産ピノの二種類である。前者は若干甘みが気になるが価格ではありえないほど質は高く、後者はフランスではありえないほど酸がしっかりしていて全く飽きることがなかった。d0127795_22143935.jpg



参照:
セメントが柔らかくなるように 2011-01-29 | 試飲百景
あとの祭りにならないように 2011-07-03 | アウトドーア・環境
適当に行程表などを作成して 2011-05-15 | マスメディア批評
冬の練成週間を終えた疲れ 2011-02-14 | 生活
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by pfaelzerwein | 2011-10-25 22:16 | 料理 | Trackback

自らの権利を自ら掴み取れ

ネット散歩をしていると面白い。それも身近なつぶやき方ではなくて、しっかりとした考え方や姿勢が伝わる記事や映像は勉強になる。

回覧しているBLOG「モリモリキッズ」のキノコシリーズの記事は秀逸であった。放射能を受けた最も危険なキノコを研究しながら、それでも何を食して何を食さないかについて様々な判断をする。本来ならば「キノコは食さない」でそれで終わってしまうものかもしれないが、何処までも拘りを持って食せるキノコを捜し求めるのである。

本当に危険なことも知らないまま「大丈夫だろう」と横着な態度で、もしくは当てにもならない基準値とかそれ以下だからという理由で何でも口に入れてしまう強欲な人間が多い中で、一つ一つ吟味してその危険性を知りながらも食することを決断していく営みは全く異なることなのである。

そもそも自然の中だけでなく市場にも危険な食物などはあり溢れているのである。その前提に立って、それでも食べていなければ生きていけない。それが食であり、営みなのである。これほど単純なことを改めて思い起こさせてくれるのである。

全く同じように自主避難についても考えるべきで、その処置を巡っての公聴会の様子をネットで観る事が出来る。避難をした人、しなかった人に同じように弁償しなければいけないことが認識されたようだが、委員はそれでも事故当初の避難とそれ以降を別けようとする。その理由として都内からの脱出を挙げているが、それは理屈に合わない。

なぜならば各国の駐東京在外公館は避難勧告をしたが、都民や首都圏の住民に対しては日本政府は一言もそうした勧告を出しておらず、その後に一斉に戻ってきた後のホットポイントへの広報も初めて今なされている状態なのである。柏市からの今後の避難の権利を尊重するのかどうか?既にそれらの情報は政府やマスメディアとは関係ないところで信頼性の置ける情報として世界中に知れ渡っていたにも係わらず、未だに十分な情報の開示や処置がとられていない。そのような状況下において、適切な判断としての合理的な避難などはありえないのである。

最初のキノコの話題に戻れば、もはや日本国内において安全な食物同様安全な場所などはないのだが、それでも危険なホットスポットや東北、関東地方から少しでも安全な場所へと移住しようとする権利や動きに関しては積極的に保障をして、全て東電に支払いをさせるべきなのである。柏市をはじめとする千葉県や埼玉県の一部をもはや居住には適さない土地不動産としてしまったのは東電であり、福島県の殆どの土地やその近郊県の土地を含むその補償だけで東電が今後継続して企業活動出来る筈がない。時間の問題である。

それでも多くの日本人は日本国内で生きていくしかないのである。その国民に対しても何一つ補償しないと言うのであろうか?「仕方無い」ことなのか?日本国憲法に健康に暮らせる権利は保障されていなかったのか?

年間積算放射線量が一ミリを越える地域の住民は全て東電に善後策を要求して、避難などに要する請求書を送りつけるべきなのである。何人も人や行政などを頼ってはいけない、自らで自らの権利を掴み取るべきなのである。



参照:
【信州の里山】キノコの放射能汚染と除染について
野生キノコの汚染と除染について。(妻女山里山通信) (モリモリキッズ)
2011/10/20 原子力損害賠償紛争審査会ヒアリング(意見陳述)
2011/10/20 原子力損害賠償紛争審査会文科省前アピール (IWJ)
遅過ぎた自主避難などない 2011-10-04 | 雑感
自主避難の自主判断基準 2011-08-14 | マスメディア批評
共同体に警報が鳴り響くとき 2011-03-27 | アウトドーア・環境
点在する首都圏の熱いスポット 2011-10-13 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2011-10-24 03:01 | BLOG研究 | Trackback

不払い運動への準備を整えろ

土曜日の東電会見で久しぶりに日本のマスメディアの価値を見直した。共同通信社が、週末は午前の会見を休止しようとする東電に対して投げかけた問いかけであった。

東電側はもはや伝えることもあまりないので週末ぐらいは休ませてくれと言うことであまり進展のない関心の集まらない午前の会見を取りやめようと、報道陣に対して問いかけをしていた。

それに対して統一した行動が見られなかったのか、今日曜日から午後の一度に限ると決めて、その賛否を当日集まっていたNHKを含む各社に問いかけたのであった。

それに対して、共同通信社は自らが出てくるかどうかの次元ではなく、「プラント状況だけでなく被害者への賠償問題などの新情報を更に出せばよい」と問いかけたのであった。この主張はとても正統的であって、久しぶりに日本のマスメディアから正論を聞いた覚えがする。

その通りなのである。避難余儀なくされて、毎日を生活している人々にとって、東電の社員が日曜日と言うような理由で休むことなど論外なのである。とんでもないことなのである。

東電は十分な情報を伝えていない。世界的に有名な嘘つき東電などは即時解散するべきなのだが、少なくとも会社が存続する限りは、出来る限りのことをするべきなのである。その一つが補償状況などの説明であり、日曜日も会見と言う形でも速やかな補償に役立つ情報を事細かに出していくべきなのである。そして、本日から午前の会見は読み上げの形となる。そのような東電を一日も存続させておくべきではない。

避難指示圏が三十キロメートル圏となると、東電などよりも原子力依存率の高い関西電力などの方に影響が大きいに違いない。関西電力なども早く解散すべきである。値上げをするときなどには不払い運動を一斉に始めるために、自動振込み契約を解消して皆でそのときに備えるべきである。



参照:
不平等には不払いの薦め 2011-10-10 | 歴史・時事
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by pfaelzerwein | 2011-10-23 18:58 | マスメディア批評 | Trackback

嬉しい誤算と定めた予定

いくつかの日程を定めた。一つは冬タイヤへの交換、一つは歯医者の予約、一つは月初めの試飲会の予約である。まだまだいくつも決めなければいけないことが残っているのであるが、懐具合との関係でなかなか日時が決めにくい。

試飲会に先立って、古いグローセスゲヴェックスを開けて試してみた。熟成の難しい年2005年産のビュルーガーガルテンである。当時試飲して三本持ち帰った最後の一本である。

今まで一度も満足出来なかったのが、2005年の若干過熟成のような重さが軽くなって、綺麗に熟成しだしていると感じた。特徴あるバラの香りが楽しめるようになるといささか重さのあるこの土壌もマンデルガルテンなどと比べてそれほど悪いとは思わない。漸くこのレヴェルのグランクリュでは熟成が纏まってきたようであるから、さらに強いリースリングはまだこれから二三年は待たなければいけないに違いない。

そのような結果、当時のグローセスゲヴェックスでそれなりの成果を確認できたのであるから、木樽の使用へと動いて二三年経った今、今後が期待できるリースリングを造っているのではないかと、どうしても確かめてみる必要が出来たのである。

もう一つの嬉しい誤算は、2008年度産のアプツベルクのアルテレーベンである。これも試飲して三本購入したが、試飲時を含めて今回まで満足できるだけの出来とはなっていなかった。先ず何よりも酵母臭が消えてしまっていて、硫化物などの影響も消え失せてしまっていることで、誰にでも薦めることが出来る品質に漸く達している。

さて、既に飲み干してしまっている2007年産カビネットに比較すると、なるほど果実の熟成度も糖比重も違い、その糖と2008年度産の特徴ある酸がさらに強く拮抗している。その反面、どうしてもルーヴァー地方の葡萄の熟成の限界もありアルコール11度は如何にも弱く、水臭いリースリングにしていることは否めない - 収穫量を落とさなければいけないのだ。これはさらに強いスペリオールでは改善されるかもしれないが、残糖が増える分繊細さが薄れてそのバランスの崩れ方が心配である。

2007年カビネットの土壌からくる鉱山の地下の現場のような苦味の清冽さや清涼感は、この2008年アルテレーベにはあまり感じられなくて、若干鈍い感じで甘さの影に隠れて分離している。しかし、総じてザールルーヴァーのリースリングに求められる青白いような淡い味覚が楽しめて、鱒の蒸し料理などにはこれがよさそうである。日本の食事では鮎の肝を噛み締めながら一杯引っ掛けるとこの苦味がとても良いかもしれない。

先のビュルガーガールテンは枯れるまでにはまだ時間があるが、このアプツベルクは既に枯れに入っているためバランスは今が最高ではなかろうか。なるほど熟成香は出ていなくとも拮抗するだけの酸の量感もあまり無いので、今後ますます水っぽくなるのは間違いない。その証拠に開栓しての二日目は既に酸はさらに丸くなって若干の糖の分離が感じられ、薄荷の要素などが消え失せて苦味すら感じられなかった。もう一本あるのでさらに半年ほど寝かしてみようと思うが、瓶詰め二年目が最初のピークで三年目までワインらしさが維持できるかどうかである ― 要するに栽培だけではなく醸造で酵母臭を抜く抜くか発売時期を一年ほど遅らすかしていないのがいけないのである。しかしコルクなどの状態は完璧で、とても嬉しい誤算であった。



参照:
歳月を重ねて熟成するとは 2009-12-07 | ワイン
真直ぐに焼け焦げた軌道 2009-09-29 | 試飲百景
厳寒の忘年会での散財 2010-12-04 | 暦
オープンに対応出来るとは 2009-11-09 | 試飲百景
水で割る経済格差の味覚 2008-07-02 | 試飲百景
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by pfaelzerwein | 2011-10-22 20:39 | 生活 | Trackback