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索引 2012年11月


腕力で無しに知力で 2012-11-30 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
キッチンでのインタヴュー記事 2012-11-29 | 文化一般 TB0,COM0
直ぐに氷柱を登りたい気分 2012-11-28 | テクニック TB0,COM0
クリスマス準備徐々に開始 2012-11-27 | 暦 TB0,COM0
スポーツクライミング事始 2012-11-26 | 生活 TB0,COM0
初心者講習の中身を検証 2012-11-25 | 暦 TB0,COM0
目の黒いうちの工程表 2012-11-24 | 雑感 TB0,COM2
スポーティーなヤッケの生地 2012-11-23 | テクニック TB0,COM0
産地偽装への疑心暗鬼 2012-11-22 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
過剰なのは海草摂取だけか 2012-11-21 | マスメディア批評 TB0,COM2
終に逝かれたもう一つの蝶番 2012-11-20 | テクニック TB0,COM0
古臭いことに拘るよりも 2012-11-19 | ワイン TB0,COM0
闖入する手習いの町医者 2012-11-18 | 生活 TB0,COM0
心も腰も和むように 2012-11-17 | 雑感 TB0,COM2
到底埋められない質の差 2012-11-16 | 雑感 TB0,COM0
求められる第二の肌感覚 2012-11-15 | テクニック TB0,COM0
桃栗三年柿八年、山八十年 2012-11-14 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
水々金々日々、月曜日 2012-11-12 | 暦 TB0,COM2
二十世紀隠遁の美学の環境 2012-11-11 | 音 TB0,COM0
背後で視線を感じながら 2012-11-10 | 雑感 TB0,COM0
ボルダーでウォーミングアップ 2012-11-09 | 生活 TB0,COM0
新世界への思索の飛躍 2012-11-08 | 文化一般 TB0,COM0
あれこれと今年の身辺整理 2012-11-07 | 生活 TB0,COM0
皆病気がちのバイオウェザー 2012-11-06 | 生活 TB0,COM0
日曜日のクライミングホール 2012-11-05 | 生活 TB0,COM0
2012年の特徴と成果 2012-11-04 | 試飲百景 TB0,COM4
ぼちぼちと冬の準備 2012-11-03 | 暦 TB0,COM0
宗教改革の日に始める 2012-11-02 | 暦 TB0,COM0
いつも瓶熟成を待ちながら 2012-11-01 | ワイン TB0,COM0

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by pfaelzerwein | 2012-11-30 18:29 | INDEX | Trackback

腕力で無しに知力で

シーズン十一日目はまずまずであった。初心者が前回の満足感を保ちながら休みとなったので、相棒の町医者対応となった。前々回の手法を推し進めて、彼の緑の領域から少し黄色を探ってみた。

新しい石が組まれていた細い壁がリード向きになっていたので、そこから始めた。評価の声は四級マイナスである。身体を温めるには良い課題である。しかし登ってみると結構ややこしくそれほど容易ではなかった。次の五級マイナスもその予想に違わず、所見としては五級以上の印象であった。その証拠に相棒は綺麗にクリアーするのは難しく、五級プラスの参考評価と書き込んだ。横にある六級マイナス評価予想のところはそれからすると可也厳しいので後回しとした。

それに続いてオヴァーハング帯へと向かう。昨年と同じ石の場所であるが大分こちらの上り方が変わって来ているので印象も大分違う。要するに頭に手掛かり等を刷り込んでのダイナミックな登りから、まるで戸外で初見でこなすようにじっくりと足場を確認しながらの登りである。勿論レッドポイントを目指すものではなくて、ザイルにぶら下がって休みながらなのであるが、手の使い方やクローズの姿勢が上手になっているので、全く疲れずに登り切れた。昨年は一発勝負のダイナミックな上り方をしていたのであるから、オヴァーハングでこうしたスターティックな登り方が出来るようになると外壁でも初見で登れるようになるのも近い。余談であるがダイナミックと安全にリードすることを勘違いしている女性が多いのである。

六級マイナスに相当するのでオヴァーハングは力勝負とまだ勘違いしている腕力自慢の上半身裸の相棒は上部でボロボロになって厳しいとこぼしていた。腕力や身軽さで内壁のオヴァーハングの練習をしていてもいつまで経っても技術が身につかないであろう。オーヴァーハングこそぶら下がるのとは正反対で、左右斜めへとの体重移動とツッパリなどが重要となるのは、一般的なオヴァーハングの手掛かり足掛かりの現実を考えれば十分であり、実際に良い室内壁はそのように石が設定されている。最近伸ばした腕の肘関節以上に足がとても疲れるのはそうした反対方向の力を利用しているからであり、更にオヴァーハングでこそ下半身を使い切らなければいけないことが分ってきた。

そして少し長い五級のルートを初見で登った。新しく石が設定されたところで、右へと乗り移るところが中空になっていて態と次のカラビナまで遠くしてあり、手掛かりが大きめになっている。その部分だけならば四級でも良いのだが、その上がまだある。流石にこれは相棒の青信号領域なので力を使い果たしたといいながら上りきった。

最後に六級の垂壁を登って貰ったが、前回よりは良くなったが、半分ぐらいまでしかまともに登れずに、手掛かりが小さいから登れない印象を持っているようである。正しく、腕力では無しに体重の移動で知力で登らなければいけないのだが、少々腕力に自信があるばかりに頭が廻らないのである。花崗岩で練習すれば直ぐに改宗する必要を感じるに違いない。



参照:
闖入する手習いの町医者 2012-11-18 | 生活
背後で視線を感じながら 2012-11-10 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2012-11-29 20:51 | アウトドーア・環境 | Trackback

キッチンでのインタヴュー記事

フランス人のピアニストの話題を日本語のBLOGでちらちらと見かける。日本公演が成功であった証拠である。そしてそのピアニストのベルリンの自宅のキッチンでのインタヴュー記事を見つけたのは十月の末であった。その内容もドビュシーの「前奏曲集」の新しい録音に纏わるものだった。

嘗てはこうした同時多発的な同時性の理論を証明する仕掛けは制作したレコード会社が主体となって行われることがあったが最近ではプレス報道を含めて大成功した例をあまり見かけない。今回もマネージメント会社の力が大きいのであろう。

さて、そのピアニストのワーナー時代の録音を集めた特製ボックスが出ていたことは恐らくその頃から気がついていたが、購入にまでは至らなかったのは、如何にもフランスのそこいらのおっさんくさい顔写真が災いしていたのかもしれない。何よりもソリストというよりもアンサムブル付の演奏家としてのイメージが強くその腕にあまり注目していなかったからである。

しかし取っておいたインターヴュー記事をはじめて真面目に読んでみると幾つかの点で興味を引いたので、価格も六枚組みで21ユーロと安いので注文した。但しその中の一枚はカーネギーホールでのライヴ録音ということで、購入者からは絶賛を浴びているがおまけのようなものなので五枚組みの価格で計算する。

惜しむらくはどうしてもフランス人ピアニストのポートレートのようなボックスなので、嘗てのミッシェル・ベロフのレパートリーと重なっていて、目新しい曲はそれほど多くはない。それでも視聴するとペダルを押さえた微妙な音響が巧く捉えられているようで面白いと思った。ベロフやクロード・エルファーのLP録音などと比較すると、得られるサウンドが全く異なるのは、ピアニスティックな相違もさることながら、アウディオ技術的な相違であるとも感じる。

メシアンの「みどり児イエスにそそぐの20の眼差し」がクリスマス向けの曲集であるということを思い起こさせたのも先ずは注文した成果であったろうか。



参照:
僅かばかり早い、冬篭り 2012-10-15 | 暦
免停になる前に注意目標 2012-03-15 | 生活
労働に対する適正な報酬 2012-06-03 | 文化一般
〈ル・プロジェ エマール 2012〉ドビュッシー+アイヴズ@トッパンホール(11/23) (庭は夏の日ざかり)
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by pfaelzerwein | 2012-11-29 00:08 | 文化一般 | Trackback

直ぐに氷柱を登りたい気分

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シュタイクアイゼンが届いた。先ずは靴に合うのかどうかが気がかりだったので、装着を試してみる。使えそうだと分った。それだけも、長年の疑念が晴れたようでとても気持ちよかった。その閉め具のドイツ語で言うへーベルビンディングシステムは昔からあったのだが、私が知っているのはその初期で「欧州では使っているらしい」との情報が流れていた時代で、「靴との相性で外れる危険があって、外れたら流れ紐がついていない分落ちてしまって、大きな岩壁では使えない」ぐらいにしか評価されていなかった。

そのため従来の占め具を改造したリベットを自分で打ち込んでの自家製占め具を作って「岩登り」をしていたのだが、流石にそうしたシステムは上から靴を締め付けるために凍傷になりやすいということで危険なシステムとなってきていた。そして昨今のゴアテックス製の靴などには全く使い物にならない。

それでも新しいシステムは、古い靴との相性などが難しそうで、使ったことの無い者にとっては面倒なことであったのだ。そして実際に装着してみるとそれほど複雑ではなく、購入したそのアイゼンは工具も無しにアジャスト出来るようになっていて、更に驚かされた。

調整可能箇所は靴先の閉め具の針金をつける場所の箇所を替える一件と、同様に後ろのかかとの金具の二箇所の架け替えの一件、そして全体の二部分に分かれている土踏まずの場所の長さを替える一件の合わせて三箇所である。

靴の大きさは、34から44に対応しているがそれ以上に大きい靴には別売りの連結金具があるようだ。その大きさは問題なかったが、使いたいガリビエールのルネ・デメゾン「スーパーガイド」は細身でそもそもアイス用にはあまり考えられていないと思ったから、心配だったのである。昨シーズンに初めてアイスで使ってみて中々使えることが分ったものだから、約三十五年ぶりで復活登場となったのだ、そして今回ドライツーリングにもそして氷柱にもってこいの一本爪のアイゼンに使うとなると、遠に亡くなったアドヴァイザーのデメゾン氏も思いもよらなかったリヴァイヴァルではないだろうか。

なるほど重量の片足1250Gは現在の900G台の靴からすれば重いのだが、底に鉄板が入っている分必要な硬性は十分あるように思われる。少なくとも760Gのゴアテックスや1350Gもあるライケルの登山靴では全くこうした本格的なアイスクライミング用のシュタイクアインゼンは使えない。足の寒さに関しても咋シーズンの摂氏零下十五度の雪道でも問題なかったので靴下などの改良が大きい。

そしてなによりもそのシュタイクアインゼンの素晴らしさはこうして室内で装着してみて眺めているだけでも最高のパフォーマンスを約束してくれている。実は一本爪を購入するということを若い仲間に話すと、彼は同じメーカーのLINXという商品を勧めたのであった。一本爪と二本爪を入れ替えることが出来て、万能に使える商品で価格も少々高いだけなのである。なるほど二足買うよりは安い。

そこでその商品を詳しくネットの写真等で調べると、なるほど重量差は200Gであったが、その十四本爪はとても使い難そうだと思った。なによりも谷の柱状の水氷と四千メートル級の壁を一緒に登ることなどないと悟ると、その重さだけでなく要らぬもののを足に付けていって一体何の得があるのかと思った。ミックスのゲレンデを考えると益々そのアイゼンでは登り難いことも想像でき、なるほど今の若い人は本格的に「シュタイクアイゼンで岩登り」をしていないことを伺わせた。先ずは、氷柱を二本爪で登ってみて苦労してみるのが良いだろう。

この場を借りて、シャルレ・ダートを推奨頂いた、プロガイドの舟橋氏に心より謝意を表したい。実際に使ってみなければ成果とはならないが、少なくともその推薦の正当性には、当時ザイル無しで氷の垂壁を颯爽と登っていた氏の姿が目に焼きついている者には、疑いなど毛頭無い。


追記:写真を写してから更にもう一つ短くして、踵部の留め金がゴムに食い込むようにファインチューニングした。なぜか左右の嵌り方が若干異なっていて、左足では同じ金具位置「外短八」で踵のゴムが噛んでしまうのである ― 靴の踵が細いことで極力アイゼン側を短くするため。硬いねじ回しのようなものを携帯するか、ゴムをバインダーにかけるか工夫しないと冷寒地では硬過ぎるかも知れない。しかし完璧な装着である。



参照:
高めるべきは経験値 2012-02-14 | アウトドーア・環境
凍りも滴るいいおとこ 2012-02-06 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2012-11-27 23:32 | テクニック | Trackback

クリスマス準備徐々に開始

注文したラップトップがまだ発送となっていない。テレコムの子会社のサイトには今でも三日目の発送となっているが、既に注文から一週間経過した。他のものを注文する序にアマゾンでDVD-Rを注文した。今まで使ったことがないので分らないが50枚組みでも14ユーロほどで、もはやCD-Rと全く価格が変わらない。それならばどちらを使っても良いようなものであるが、使い勝手はどうだろうか。DVDで使えるのは長いVIDEOなどの700MBを超えるデータの保存だろうが、それに相当するのは映画映像ぐらいしか思い当たらない。それもDLしてきたものならばそれを超えるのはそれほど多くなく、精々1GB相当の映像だけである。すると無理して、他のHDなどに保存していた機能も違う使いが出来る。

ノートブックが熱くなったりした経験が無いことを人に話すと、どうもそれはベットで使うかどうかの差が大きいようで、なるほどベットでばかり使っていると埃が直ぐに溜まって、ファンが詰まってしまうだろう。更に通常のノートブックは掃除など容易に出来ないような構造になっている。現在使っているものをベットやトイレ専用にしてやろうと思っているが、先ずは壊れたヒンジの代わりにモニター部分を金具で固定してしまう処置が必要だろう。コの字型の金具で瞬間接着剤で縫合してしまおうと思っている。

催促が掛かっていたグランクリュのワインをクリストマン醸造所に受け取りに行った。イーディックのシュペートブルグンダーは43ユーロであるからとても高価だが、同じ価格のブルグンダーよりは価値があるだろう。それは同じ年度2009年のオェールベルクを改めて試して確信した。その色の集中度は素晴らしい。先代に言わせると今飲むならば半日ほど先にデキャンタすべきだと。全く硬くないピノノワールであるが、要するに開いていないというのである。二年経てばそれは要らないと。つまり、ピノノワールもタンニンさえ故意に強くしていなければ五年寝かせば完熟という計算になる。

クリスマス市の準備が日曜日の死者の日を越えて始まった。ダイデスハイムは既に出来上がっていた。それ以前に行動に移していたところは教会に強く非難された。調査期間によると今年の平均のプレゼント支出額が250ユーロという。日曜日に発注して、火曜日に受け取るシュタイクアイゼンとフリースが割引を入れて丁度その程度の額となる。しかし、まだまだ買い物リストには挙がっているので、残念ながらドイツ連邦共和国平均では全く収まりそうにない。



参照:
終に逝かれたもう一つの蝶番 2012-11-20 | テクニック
二年目の真価を示すとき 2012-07-13 | ワイン
液の滴る贅沢な晩餐 2008-09-08 | 料理
求められる第二の肌感覚 2012-11-15 | テクニック
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by pfaelzerwein | 2012-11-27 04:36 | | Trackback

スポーツクライミング事始

日曜日はシーズン十日目であった。シーズン全体で大体四分の一ぐらいのところだろうか。当日はロープをリードするワークショップの予定であったので、その関係もあってか偶然に二組の仲間に出会った。一組は眼鏡親方の家族で、もう一組は本来ならばワークショップを手伝う蛸親爺と恐らく参加を希望していた若者であった。初対面の若者は適当なところをリードしていたので、ある程度は登れる力がありそうであった。

親方は何か登っていたが余り興味がないので見ていなかったが、こちらの練習風景が気になるようでチョコチョコ見に来て、話し込んでいた。こちらは昨日シュタイクアイゼンなどを注文して、アイスクライミングに備えているような話しをしていたのだが、アイスには興味がないらしい。

正しくそこが問題であって、アルピニズム的なロッククライミングを目指すのか、本格的にスポーツクライミングを目指すのかが全く見えない。実際の話、四級程度の岩壁を登ってきて、ただ登れなくなって降りてくるようでは、棒にも端にも引っかからない。フリークライミングを無視するならば幾らでも補助的な手段を使うなりして登り切れるはずなのだ。もしフリークライミングに拘るならば、せめて五級を身に着けてスポーツクライミングを意識してどんどん練習しなければいけない。

さて初心者講習の成果は、ワークショップはなくなったが、簡単なところをリードしてもらって、まずまずの成功を収めたことと、五級マイナス・五級のオヴァーハングを何とか登らせたことであろう。本人にとっては、室内では最初の五級であって、こちらが少々力を貸そうが、他の手掛かりを使おうが大成功である。これは本人よりもこちらの方が大喜びで、その五級マイナスの練習をさせ易くなるからだ。

四級プラスのポイントに本人の限界域にあるのだが、五級マイナスを視覚に置くことで、今後の動機付けが大分変わってくるだろう。騙し騙しではないが、少しづつ分からないぐらいに要求を上げていければ最高である。最初からすれば、四級マイナスが登れるという意識付けになってきているので、大分進歩した。

執拗に注意しないと左右のクローズ姿勢を明確に出来ないで、腕の力を使うことも多く、更に腕を伸ばし切るでも折り畳むでもなく、中途半端な体勢も執拗に指摘しなければいけない。隣で初リード風景と当方のザイルのかけ方の注意を見ていた親方の嫁さんつまり我が支部の嘗ての岩登り部長の娘が、「そこまで厳しく注意することがない」と言い、更に蛸親爺も「最初はそのまま適当にやらせ」と言ったのが、正しくこの点が従来の岩登りとスポーツクライミングの差異でもあろう。

つまり、スポーツクライミングならばその先のことを考えると最初から丁寧にロープをカラビナに掛けていく必要があって、その練習こそがその先の技術的な進展に結びつくのである。蛸親爺も専門はクレッターシュタイクであることを考えれば、どちらでも良いことと思っているのである。正直なことを言えば数年前までは全く同じ考え方で自分自身もいたのであり、当時はスポーツクライミングを十分にマスターしていなかったことの証明でもある。

眼鏡親方も「ドッペルブーリン結びを見てくれ」とか、少しづつ意識を変えて行かないといけないと思っているようだが、さてどうなることか?水曜日に合流したがっているので、来るようになればきっと変わるだろう。少なくとも私の特殊な練習風景なども細かく観察しているのは分かったので、山岳協会の機関紙の特集の話をしておいた。何を練習しているのかを自分自身が理解しないといけない。初心者が五級のオヴァーハングを登ったので、彼もせめて五級を完璧に登らなければクライミングの指導的な立場にはとってもなれないことぐらいは分かっているだろう。

私自体はオヴァーハングのみならず最後のストレッチまで含めて要所要所クライミングダウンをして、極端な体重移動を繰り返して結構握力のみならず全身に汗を掻いて、足腰腹筋を鍛える練習が出来た。



参照:
初心者講習の中身を点検 2012-11-25 | 暦
日曜日のクライミングホール 2012-11-05 | 生活
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by pfaelzerwein | 2012-11-26 04:37 | 生活 | Trackback

初心者講習の中身を検証

注文したノートブックの発送が遅れているという侘びが来た。テレコムの子会社の販売なのだが、納入業者が商品を持ってこないようである。ある程度は予想したことである。なぜならば比較的市場導入のお得商品なので、最低価格での放出の数が限られていて、実際にその価格で扱っているのは限られていて、在庫の商品はより高価な価格で販売されている。更にこちらとしてはマイレージを集める意味もあるので、少々遅くなることも覚悟していたのである。

もし納入業者が市場からその商品を都合して来れない場合、更にお断りが来るのか、テレコムが納入業者に圧力をかけて商品を都合させるのかが注目される。そのような訳でヤッケのようにきっちりと約束どおり配達してくれる業者のそれも重要なサーヴィスである。その点では、販売のサイトが自己運営されているものはその信用の程度が分かりやすいが、アマゾンのようにアマゾン市場になって第三者が納入するとなるとあまり信用できなくなるのである。

週末に際して、来年度の山のプログラム表を印刷物よりも先に入手した。その中の幾つかは私が参加することを見込んでのもの二つと、フランス人との二回と、秋の二つぐらいは可能性が強い。年間三十五日ぐらいは外泊になるのだろうか。それ以外に行く予定にしている山域が二箇所ぐらいあるので六週間ほどになるだろうか。そこに週三回ぐらいの岩登りが加わると、何か登らない日は週に二日ぐらいしかなくなるだろう。月ごとのハイキングに出かけている余裕は全くなくなりそうで、ことしよりも行動は間違いなく増えそうである。その間に走る時間すらなかなか取れ難くなっているのが、この冬のシーズンの印象である。外に出かけるときはヤッケとトレールランニングシューズになってきている。

さて初心者の来年の教育のためにそのプログラムを一緒に見ることになっているが、なによりもピッケルとシュタイクアイゼンの使用での氷河歩きや制動がポイントとなるだろう。その教育プログラムの指導者が経験不足であることは分かっており、それ以外の基礎技術習得は所謂岩登りやアイスクライミングをしていれば既に超えてしまうことであり、そもそも高山での経験は教育プログラムをこの程度の指導者から受けても身につかない。残念ながら指導者の経験があまりにお粗末過ぎる。

自分自身の高山での教育や経験の過程を見てきても、そもそもヴィア・フィラータに関してはその装備の付け方を一度習っただけで、いつも借り物でしか行動していないし、今後とも購入するつもりもない。ロッククライミングとアイスクライミングを確りと練習しておけばよいだけで、アルプスの氷壁も登る技術よりもその危険な状況や氷のコンデションなどを見極める経験の方が遥かに重要である。それゆえに、シュタイクアイゼンで安全に歩き回り、いざの場合はピッケルを上手に使える技術が全てなのである。

その両方は、アイスクライミングでは練習できないのである。しかし、可能性としては冬のクロワールなどの登攀練習である程度の感覚は掴める可能性も無いことはない。それでも自分自身の最初の雪渓歩行で池ノ谷から登り、小窓から反対側へ降りようとした矢先にへっぴり腰に足を滑らせ当時のつるつるのナイロンのヤッケで滑ったことを思い出す。その時は先に進んでいたリーダーが体を張って止めてくれたが、もう少し下がったところで急遽制動練習になったのは言うまでもない。二十分ほどの現場での滑落直後の練習ほどの集中はなかったろう。まるで計らずも船から突き落とす水練のような按配であったが、その後にアルプスにおいても氷壁歩行でのシュタイクアイゼンの使い方を見よう見まねで少し見習えたほか ― まさに教則本の通りである ― は全く新たに学ぶことはなかった。

自動車の運転も同じであるが、少し怖い思いを繰り返して、真剣に学ぼうとすること以外にこうした集中力を持って学ぶという方法は無いようである。そもそもクライミングのトップロープからフォローして登るということしかしない場合があるというのがアルピニズムにおいては異色のことであり、従来からもその専門家は存在しても、基本は誤りを犯せば死ぬということが基本である。日本の春山の死亡事故の殆どがそうした滑落事故である。本当は夏山の急峻な雪渓で練習さえしておけばその殆どの事故は起こらない筈なのだが、荷物の担ぎ方が悪いのかシュタイクアイゼンを十分に使いこなせていないのか未だに引っ掛けて滑落するような事故が多発しているようだ。岩に引っ掛けるかどうかは履き慣れていないからだけなのである。



参照:
水を得た魚のように降りる 2007-09-02 | アウトドーア・環境
グラマラスなリュックサックの腰 2011-07-15 | 雑感
茨木?の方で『キャニオニング』情報がTVで放送されたのかな? (NEXT DREAM 記憶と記録)
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by pfaelzerwein | 2012-11-25 00:32 | | Trackback

目の黒いうちの工程表

車中のラジオがフィリップスブルク原子力発電所の廃炉の計画を伝えていた。それによると、廃炉計画の承認によって実施許可が下りるとすると2017年から廃炉作業が始まるということだ。先のこととばかり思っていたが身近に迫ってきている。フクシマの犠牲のお陰である。

二三十年が通常なので、福一の後始末とは異なって、工程通りに目の黒いうちにもしかすると水蒸気塔も何もかも無くなるかもしれない。それともラジオ番組であったようにコンサートホールのなるなんてことはなくとも記念碑等のようななにかになるかもしれない。少なくとも事故を起こした福一とは異なって文化的に廃炉作業が進むことになるのである。まさしく文化である。

相棒の医師が恋人のところにいるということで電話してきたので、一人でクライミングホールへと出かけた。普段は出来ないほど小一時間ボルダールームで動いたが、汗が流れるほどの運動量とはならず。うっすらと汗をかいた程度で終わった。それでも幾つかの動きは試せたので少しは練習になったであろう。

ラジオでは、百年以上の歴史を誇るドイツの過激的な学生運動団体ブルシェンシャフトの会合の話題を取り上げていた。歴史的に自由主義的で極右翼の原型がここにありナチズムへと導く源流の一つであることは間違いなく、今でもその中にアカデミックな民族主義や極右活動の芽があるのことには間違いない。近年の例を挙げて、両親が中国からの移民の子供がその団体への入会を拒否されて、触法すれすれのことであったことが紹介された。当然ながら現在の連邦共和国の移民法自体が憲法の精神に反していることもあり、そうした悪法が是正されない限りこうした状況は変わらない。

しかし一方においては、何もかも認めてしまうとなれば、世界中は中華思想の手に落ちていくのも事実であり、どこかに万里の長城が必要であるという考え方もあるのは当然なのかもしれない。



参照:
漸く歩みだした廃炉への道 2011-09-03 | アウトドーア・環境
廃炉に向けた響き合う文化 2012-08-15 | 文化一般
ここにいたか、売国奴よ! 2007-01-17 | 歴史・時事
目が黒いうちに食いてぇ秋刀魚 2011-09-05 | 歴史・時事
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by pfaelzerwein | 2012-11-24 15:27 | 雑感 | Trackback

スポーティーなヤッケの生地

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注文したヤッケが届いた。予期していたように、最初期のゴアテックスの様に再び薄っぺらいハードシェルになっている。何よりも知りたかったのは重量である。なぜかと言えば新しいゴアテックス・アクティヴの商品は400G以上であったらいけないからだ。実はよりハードさを求められるプロと呼ばれる同じシリーズの商品の方が軽いのである。

そこで早速袋から取り出して量ってみた。なるほど412Gで公称415Gが正しいのである。先ずはタグを外してみた。すると402Gである。しかしこの商品には袋がついているのである。その袋が16G、つまり前提条件である400Gを下回って本体は386Gとなる。合格である。

それでも同じシリーズの上級商品つまり高価な商品よりも20Gほど重いのはなぜなのか?そもそもアクティヴという商品は、同じ三重構造を使ったとしてもサンドイッチの中の生地を貼り付けて実質的に二重構造にするラミネート加工をしているのである。そうすることによって、膜と膜の間の自由空間の気体の性質に関わらずに、通気性を上げれるのは少し想像してみれば誰でも合点が行く筈だ。二十年ほど前にそうした工場を見学して話を伺ったことがあるのだが、正しくラミネートの技術がそこでは重要になる。

そこから推測できるのはラミネート加工に使う溶剤などを含めた接着剤が重いのだろうということで、更に生地を薄くして肩などには更に厚い生地を使えばどうしても一枚の素材よりも縫い目が多くなって重さに繋がる縫製加工をしなければいけなくなったのだろう。しかし見た目には中国の細かな仕事振りがあるようで比較的綺麗に仕上がっている。

あまり長持ちは期待していないのだが、洗濯機で容易に洗えることや表面に防水スプレーをかけることで再び防水性能も上がるようなのでどんどん使いたくなる商品でもある。薄っぺらいので試しに摂氏八度のバルコンに腰掛けてみた。足先などは悴んで来るが、ヤッケを着ている部分は暑苦しくも寒くも無く快適である。これならば薄っぺらいフリースの上でも十分に雨風を防げるだろうが、アイスクライミングなどを考えるとそこからまだマイナス20度ほど低い環境の中では寒いだろう。先ずは、分厚目のフリースを購入してみて試してみるしかないであろう。分厚いといっても最近の衣料はボディーコンシャス化が進んでいるので、肩周りがごろごろするようなものではない。兎に角なんら抵抗無しに運動出来る性能が最新のアウトドーア商品には備わっている。

外界の厳しい環境から身体を守りつつ、同時にトレールランニングなどの更にハードな運動をこなせる素材としてアクティヴが使われるときには更に300G以下の商品とするということになっている。先ずは雪交じりの天候のような場合はこれで十分であり、Tシャツとこれがあれば夏はどうにかなってしまう。そこに薄めのフリースがあれば完璧である。〆て800Gの上着類で大分サヴァイヴァルできるのである。現在使っているゴアテックスのヤッケが780G程であるから、如何に軽くなって機能的になっていくことか。三十年ほど前の化繊の機能性下着やその他の時代とは何もかも変わって来てしまっていて、それだけスポーツ的な活動が高山でも可能になってきているのである。

因みにボディーコンシャスなカッティングのために下に分厚いセーターを着ると胸元がはちきれてしまうが、Lサイズでは大きくなり過ぎるだろう。英国のサイズは身体に合うので助かるが、若し日本製ならばLかLLでなければ窮屈で着れなくなる。それも英国の商品を選ぶ理由である。



参照:
求められる第二の肌感覚 2012-11-15 | テクニック
Not body conscious. Not baggy 2011-07-11 | アウトドーア・環境
Dry Toolingの練習に使えるかも? (NEXT DREAM 記憶と記録)
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by pfaelzerwein | 2012-11-22 22:49 | テクニック | Trackback

産地偽装への疑心暗鬼

日本から荷物が届いた。ついでに福島後の初めてのお茶を注文した。もちろん産地などを厳選したのであるが、産地偽装などを避けるためにその中でも信用のおけるものしか購入しない。一袋は所望のものではなかったので日本へ送り返す予定である。

日本の特に関西の人に、先日電話をしたとき、そのような感覚は全くないことに気がついた。全く気にせずに可也汚染された高額の食糧品を喜んで摂取していることが分かった。なるほどそれしか食べるものがないのであるから、汚染された食料品を受け入れなければいけないのは理解できるのだが、あまりに行政やマスメディアに騙され続けているのが良く分かった。

田中龍作ジャーナルを読むと、そうした日本の状況は犯罪だとする見解が紹介されているが、正しく、そこにあるのは今も騙されているか、騙されていないかの相違だけである。

汚染された食糧しかないわけではなく、大々的に食糧を輸入すれば何とかなるのだが、そのような予算は全く使えないのが日本の行政組織である。もし日本国内の食糧需給が輸入品で足りたとしても ― もちろん電話で友人が語ったように中共産の輸入品の方が危ないかもしれないが ―、汚染された農業生産品をどのように処分するかの問題となる。これに関しては、散々叩かれた小出教授の「六十歳以上に食わせろ」の意見は先を見越した熟慮の末のものであったことを今皆気がつくだろう。

チェルノブイリ惨禍を思い出せば分かるが、甲状腺異常の原因はその後に流通していた牛乳の汚染であったのだ。ヨウ素はなくても今後はセシウムの濃縮などは、特に森や淡水魚を中心にして、そして一部の海産物では途轍もない汚染状況となってくる。このまま知らぬ顔をして日本人が生きていける筈はないのである。



参照:
カルディコット博士 「福島では“犯罪的”で“非道徳”なことが行われている」 (田中龍作ジャーナル)
過剰なのは海草摂取だけか 2012-11-21 | マスメディア批評
3.11以後世界は変わったのだ 2011-07-31 | マスメディア批評
決して侮れないネットワーク 2012-05-23 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2012-11-21 23:54 | アウトドーア・環境 | Trackback