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索引 2013年7月


悪くても臨機応変に 2013-07-30 | 生活 TB0,COM0
今年最初の怪我をする 2013-07-29 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
サヴォアのチーズとワイン 2013-07-28 | ワイン TB0,COM0
大動揺する名門醸造所 2013-07-27 | ワイン TB0,COM0
プェルツァークラシックの夕べ 2013-07-27 | 料理 TB0,COM0
美人ゆえに場が嵩んでも 2013-07-26 | 女 TB0,COM0
国家主義へと歩む安倍政権 2013-07-25 | マスメディア批評 TB0,COM0
写真整理で色々と考察する 2013-07-24 | アウトドーア・環 TB0,COM0
ガブリエリ・ルッペに学ぶ 2013-07-23 | 文化一般 TB0,COM0
誤魔化し続けた垂れ流し 2013-07-22 | マスメディア批評 TB0,COM3
靴を雪上で徹底テストする 2013-07-22 | 雑感 TB0,COM0
アルプスで最も過酷な壁 2013-07-21 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
たかが細引きとは言え 2013-07-19 | 雑感 TB0,COM0
夏休み到来の床屋風景 2013-07-17 | 生活 TB0,COM2
ヴァカンス気分に満ち溢れる 2013-07-16 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
温度調整つきの環境 2013-07-15 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
長谷川ういこ照会番組 2013-07-13 | アウトドーア・環境 TB0,COM2
鷲の嘴の上の影法師 2013-07-12 | アウトドーア・環境 TB0,COM2
テプコの海岸井戸試料検査 2013-07-11 | マスメディア批評 TB0,COM0
ヘクセントリックフリークとは 2013-07-10 | 雑感 TB0,COM0
合理主義の夫婦機構と家庭 2013-07-09 | 女 TB0,COM0
今夏シーズン前半の頂点 2013-07-08 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
戦線恐々しないために 2013-07-07 | 雑感 TB0,COM0
屋根の上で音がすると 2013-07-06 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
解禁なったPCリースリング 2013-07-05 | 試飲百景 TB0,COM0
恥を知るべき市民層 2013-07-04 | 歴史・時事 TB0,COM0
鎮座する旧式PC/AT互換機 2013-07-03 | 雑感 TB0,COM0
自己記録樹立の環境 2013-07-02 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
短い夏のジャンダルム 2013-07-01 | 暦 TB0,COM0

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by pfaelzerwein | 2013-07-31 00:00 | INDEX | Trackback

悪くても臨機応変に

足の調子は少しづつ良くなっている。それでもまだまだ普通に歩けない。不安である。先週の木曜日に注文した一部が売り切れたと今頃になって連絡してきた、初めての業者であるが在庫とネット表示が異なるだけでもはや信用など出来ない。

残りの注文はまだ発送になっていないとすると全てキャンセルすることもありえるが、そうなると火曜日判断して買い足すかどうかなどを考えないといけない。既に月曜日には売り切れで発送されない靴下を靴屋に買いに行った。片道20KMの走行である。馬鹿らしくて仕方ない。

その後、ドロミテでの雨天に備えて依頼されたクレッターシュタイクセットを四つ取りに行った。行き先はドイツ山岳連盟のノイスタット支部の事務所で、会長と眼鏡親方の義理の母親がいた。なにも引取りについて知らされていなかったようで、山荘の倉庫まで会長と一緒に採りに行った。

頼まれて取りに行ったが、雨のときはコルティナダムペッイオで美術館なり博物館なりクライミングホールで交流を深めたいが、それ以上にそれほど良い見晴らしがあるのだろうか?



参照:
今年最初の怪我をする 2013-07-29 | アウトドーア・環境
冬タイヤ交換前の冬ゴム底 2012-10-26 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2013-07-30 05:16 | 生活 | Trackback

今年最初の怪我をする

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ドロミテへの準備で二回クライミングをした。その前は始めて二週間以上殆ど登る機会が無かったからである。金曜日はカンカン照りを避けて夕方五時ごろから出かけた。出来るだけ夕立の影響のないところで登った。尾根の上に吹く風は素晴らしく、同時に中世の城郭後の歴史に触れながら登ることができるのである。

どの岩場にも足場などが刻まれていて、ノーマルルートにはそれが見つかることが多いのがトリフェルツ周辺の岩場なのである。今回初めて出かけた岩場にもそれがあり、世界で最も困難な困難度第一級のルートを相棒が登った。真剣度二級なので中間確保支点を取るのが難しいが、なるほどオヴァーハングに乗り移って、その手掛かりを見つけるまでは可也不安になる。しかし、その刻まれた手掛かりが見つかれば全く問題が無くなる。しかし、バランスを取るだけの手掛かりではないので、現在のグレード別けのように二級が正しいであろう。

その後、複雑そうな四級を避けて、六級上の場所をトップロープで登り、隣の七級の難しさも予想できた。複雑そうな四級は次回の楽しみに残して、八級のオーヴァーハングを少し試してみた。少なくとも取り付けの感じでは登れそうな感じであったが、さてどうだろうか?

日曜日は午後に雨が来る予定だったので、手短に石切り場で身体慣らしをした。待ち合わせで待っている間に一人で遊んでいるうちに足を広げて加重してしまったので筋が延びきってしまった。殆ど股割り状態である。その後歩くのも不自由でびっこをひいた。そして帰ってから風呂でマッサージをしたりしているが、一晩寝て大分よくなったとはいえ、まだまだ駄目である。今回は歩く距離は殆ど無いとしても大丈夫だろうか?今年最初の怪我である。

最初のティームアルバイトというザイルの助けを必要とするようなルートを登る。相棒を始めてリードをこなした。その調子である。その後ライヴァルが石切り場に来て、雑食砂岩の岩場の石灰状のルートを選んだ。ドロミテに似ているルートである。流石に何とかこなす彼の実力は大したものである。複雑な技術には馴れていないが、確りと足で立って登りきる実力はピカイチである。クラシックなルートでは最も強い彼であるからシュタイクアイゼンで登る練習もしておらず、氷もやらないのがとても残念である。

我々は、相棒もギリシャのコルフ島から帰ってきたなら、ボルダーリングと積極的にオヴァーハングのルートを取り入れながら夏シーズンの締めくくりへとスパートしていかなければいけない。



参照:
短い夏のジャンダルム 2013-07-01 | 暦
知的スポーツへの触り 2013-06-26 | アウトドーア・環境
ゴムの柔らかさを変えてみる 2013-03-27 | 生活
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by pfaelzerwein | 2013-07-29 17:45 | アウトドーア・環境 | Trackback

サヴォアのチーズとワイン

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シャモニで購入した山のチーズとワインを楽しんだ。ワインは御決まりのシャルドネであるが、サヴォワの高地なのでアルコールが11.5 %と低い。それはスーパーで購入した2011年物には限らないであろう。価格は8ユーロほどであったので、ドイツのグーツリースリングの価格帯になる。

酸は鋭い感じがあり、好印象とともにこの葡萄の限界も感じさせる。上手に造っていることは間違いないが、正直ブルゴーニュであろうがマコンであろうが南仏であろうがシャルドネが上手に熟していて、上手に造っている限り、それほど変わらない。土壌も石灰の含有だけでそれをミネラルとして吟味させるほどの葡萄ではないからである。

なるほどパフューム的な香りは、如何にもフランスの良さであろうが、これも公募の選択で殆ど決まってしまいそうである。それどころか二日目の出だしでは完全に糖の嫌味のようなものを感じたのでそれほど堅牢なつくりでも無いと言うことだろう。

但し、フランスのチーズとの相性は円やかで、とても鋼のようなリースリングの酸やミネラルでは合わせられないので、食事とワインという意味でやはり地元の食生活に即しているつくりなのだろう。



参照:
カジュアルと手軽さのシャルドネ 2012-05-02 | ワイン
複雑な構成要素を対極化する 2011-01-28 | 文化一般
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by pfaelzerwein | 2013-07-28 00:00 | ワイン | Trackback

大動揺する名門醸造所

ヨアヒム・ニーダーベルガーが亡くなった。昨日のことである。とは言っても、誰のことか、最初聞いたとき、分らなかった。しかしドイツワインファンなら皆知っているはずである。なぜならば、名門バッサーマン・ヨルダン、フォン・ブール、フォン・ヴィニンゲンの三醸造所のオーナーだからである。享年56歳、癌で闘病の後の死で、一部にしか知られていなかったらしい。各醸造所はてんやわんやだろう。

特に今年末で日本の徳岡との賃貸契約の終わる名門フォン・ブールは、恐らく最も影響が大きいのではないだろうか。それ以前に跡を継ぐ奥さんが旦那の情熱をそのまま継ぐとは思わない。売れるうちに処分してしまった方が価値があるのが醸造所である。少なくとも片手間では出来ないからこそ、嘗てはツ・グッテンブルク時代のフォン・ブールは荒廃して、バッサーマン・ヨルダンは身売りとなったのである。

年間どれほどの利益が出るかを計算すると、十億円ほどで売り払ってしまった方が幾らでも利殖性の高い投資が出来るのである。しかし、バッサーマン・ヨルダンは既にホテルやレストランなど複雑に複合施設として物理的に絡み合っていて、更にもはや地所内で醸造していないなどを考えると容易には売却できない代物となっている。

フォン・ヴィニンゲンの方は新たに醸造所に投資したところなので、ある程度落ち着かないと実質的に償却出来ないだろうが、肝心の葡萄や土地が荒れたままなので再構築には十年以上は掛かるのである。要するに価値は低い。

その点、フォン・ブールはエコ化などの土地改良は進んでおり、また日本のグループが当初投資した施設以外に木樽などの高級ワインを作る環境は整えていることから、比較的コムパクトな概容となっていると思ってよいだろう。そしてなによりもその地所がよいのである。もし身請けするとすればフォン・ブール醸造所が一番価値があるように思われる。

それにしても一代であれだけの資産を築きながら、十二分な贅沢もしたであろうが、1957年生まれで2013年没は短かった生命とも言える。恐らく今年からニーダーキルヘンの農協ヴァインマッハーを率いたマリエン・クップをフォン・ブール醸造所の代表に据えていたのは先のことを考えていたからだろう。



参照:
ワイン三昧 四話2007年 2007-10-10 | ワイン
役立たずの旧ヨーロッパ 2007-03-21 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2013-07-27 14:55 | ワイン | Trackback

プェルツァークラシックの夕べ

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なぜかプファルツには雨が降っている。それもここ二三日の雨量はカラカラ天気を補うほどである。雷雨性のものであるがこれだけ降ると一気に気温が下がる。天気予報では降らないことになっていたので、予想気温から摂氏十度ほど低い。それでも陽射しが射してくると急に暑くなることは分っている。

不足していた野菜を購入して、燻製のシュヴァルテンマ-ゲンの玉を購入した。これで久しぶりにプファルツの夕べが楽しめそうだ。レープホルツ醸造所のオェコノミラートを一本割ってしまった。地下蔵の棚の上に乗せた空箱に投げ入れるようにしたら箱毎と床に落ちてしまったのである。ワインを落として割ったのは初めてである。もったいない事をしたが今年はまだ買えるので安心である。

そろそろ来週のドロミテ行きの準備である。それほど高い場所を登るわけでもなく大きな壁を登るわけでもないので、準備と言ってもキャムピングの用意と平常のクライミング装備を持っていくだけなのである。

それでもこの機会に、数は余っているようだが椅子を発注した。今まで人に借りていたのだが、その座り心地はキャムピング生活に可也重要であることを知ったからである。先ずは家で試してみて考えてみよう。もう一つは、発売当初からウィッシュリストに入れていた登高器兼用のストッパーつき滑車である。今回のメンバーや概容では必要になることは無いと思われるが、必要ならば救出作業や荷揚げに使えるのだ。

序と言うか、暫く購入していなかったCDなども注文した。目的は、これまた出版前から話題となっていて待ちかねていたプリングスハイムのバイロイト日記である。試し読みするとそのページ数の少ない初出版の部分以上に本人の生きた時代を含めて網羅するエッセイなどが多くの頁が割かれていて興味深い。これで第三四半期の自動車クラブの割引も使えた。

それにしても、シベリウスの管弦楽全集に加えて、ザービーネ・マイヤーの吹くカール・シュターミーッツのロ短調の協奏曲は絶えず皿に乗っている状態である。初めて誰がバックを付けているのかを見るとアイオナ・ブラウン指揮のセントマーティン楽団であった。なるほど女性同士の感性で合わせているという感じである。こうした演奏実践の前では、全集の一面に入っているモーツヵルトの協奏曲も完全に色褪せてしまう。言い換えると後者の曲がもはやクラシックから遠く外れてしまっていいるということでもあろう。



参照:
夏の森の薬草と珍味 2005-06-28 | 料理
非公認ガイド修行の午後 2008-06-06 | アウトドーア・環境
プリングスハイムバイロイト詣で 2013-02-25 | 文化一般
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by pfaelzerwein | 2013-07-26 23:25 | 料理 | Trackback

美人ゆえに場が嵩んでも

「あれ、君ここで働いているの?」、これがディジョン出身の彼女にかけた第一声だった。前回別れたときに、「仕事が忙しくてね」が彼女の言い訳だったからである。彼女もその二年前のことを私同様に脳裏に焼き付けていたのだ。

笑って打ち解けながらのキスに、当然ながら、彼女に他の女達は早速尋ねる、「あんた、彼の事よく知ってるの?」。如何にもフランス女性の会話である。フランス美人を吹かせる、とてもよいはじまりであった。

彼女の美しさは男たちの目を引くが、その社交性もどちらかといえば彼女自身が通る殆ど鼻にかから無い明晰なフランス語の発声で話したりすることで生じるもので、意外に彼女に話しかけたりちょっかいをかけるのをフランス男性からですら見たことが無い - なるほどフランス映画でもそうであるがイタリア人男性とは明らかにアプローチの仕方が違うのは最近になって認識できた。そのもう一つの理由は彼女の比較的凛とした雰囲気にあるのだが、恐らくフランス女性としては明らかにはきはきとした物言いにもあるのかもしれない。その点は、ドイツ女性で散々慣らされているので、なにもフランス女性のフェミニンな雰囲気だけが美点だとは思っていない男には全く問題が無い。そもそもクールな表情はフランス美人の特徴で、特に言葉の不自由な外国人には厄介なのだが、私自身最近はクールな表情の女性の隙を見逃さない修行を積んできている - これによって如何に美人とお近づきになる機会が増えたことか、具体的には「我が愛しの彼女」の女友達のお陰である。

なによりも美人なのだが、まことに残念ながらフランス未婚美人もある年齢に達すると見るからに一回り大きくなっていた。なるほど太ったには違いないのだが、それでも同じような年齢の三十路のドイツ女性からするとはるかに新鮮であり、なによりも美人なのである。それは、丁度セゴレーヌ・ロワイヤル夫人がなんだかんだと言っても美人であるのと変わらない。イタリア人もフランス人も「ドイツ女性は美しい」というが、中年になってからも美しい女性が少ないのはなぜなのだろうか?

件の彼女も「一回り成長」しただけでなく、フランス女性に顕著なように目の下のしわが深くなっていた。あの目の少しクールな感じがフランス女性の特徴の一つでもあると思うのだが、それは、骨格との関係なのだろう、ドイツ民族ではそれは意外に少ないのである。要するに、月並みだがフランス女性の方が明らかにフェミニンだということである。たとえドイツ女性並みに場が嵩んでもである。

今回はそのようなことで、お互いに言葉は不自由でも、二人だけの時間を得ることが出来た。「君は、スポーティーだからね」とふると、「全然運動していないのよ、音楽にのせてのダンスだけ」というのだ。その話を聞きながら彼女がリヨンで働いている日常などを想像したのである。また内心、なるほど肥るはずだとは思ったが、決してそのような心の言葉は感づかれてはならないことぐらいは勉強している。

その反面、幾ら決してラテン系とは言えないながらも、彼女らをいらいらさせるのは慣れているそもそもおっかなびっくりの私であるから、またまた怒らせてしまっているのかもしれないが、その辺りは理解して貰わないことには棒にも端にも掛からないと言うことにもなる。

チーズを挟んだパンを分けて貰って、更にきゅうりを別けあった。「僕、バナナあるけどどう?」には「要らない」と答えながらも、「リンゴを切りましょう」となったのだが、「やっぱり、湖畔まで行ってにしましょうね。」とバナナとリンゴはお預けとなった。

そのような按配で、彼女の尻を追いかけるようなことになってしまい、挙句には、フランスにおける三大日本人観光旅行目的地の話を彼女がすると、「知っているの日本人?」と下品な笑いを誘うことになるのである。

ブリターニュへと自転車旅行に出かける彼女に、「今度は、一緒にリンゴとバナナ別け合おうね」と再会を約束した。なるほど男を寄せ付けないほどの美人でも、それゆえにもう少し身体を動かさないと厳しいところにきているのを感じたのであった。



参照:
ドイツ女性が足を魅せるとき 2013-06-12 | 女
早くも秋の気配の夏休み 2011-07-22 | 暦
三十路女の手練手管に感心 2009-07-07 | 女
コインの裏表の女らしさ 2008-08-12 | 女
四苦八苦する知識人 2007-05-07 | 文学・思想
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by pfaelzerwein | 2013-07-25 16:57 | | Trackback

国家主義へと歩む安倍政権

参議院選挙の結果をうけて、FAZは「安倍内閣は国家主義を推し進める」と官房長官の言葉とともに伝えている。少なくともネットでのニュースではその言及については隠されていた部分で、如何に日本のマスコミは記者クラブという名の元に報道管制をしているかということである。

つまり経済政策の所謂アベノミクスの推進の影の金融、財政政策緩和と構造改革の裏に国家主義も隠されているのだ。しかし安倍自身が選挙日に憲法を一条一条変えていくことに言及していて、その先には自民党の多くが支持している国家主義があるというのである。

議論を深め推し進めていくことが重要だとする、その憲法改変とは、パシフィズムに基づいた九条を削除して、さらに譲渡不可の人権九十七条をも削除するというものとある。そして、為政者からの市民の保護の代わりに、市民の義務を明記しようとする国家主義があるとする。

安倍が国家主義に政治的舵取りをする危険性は、既に月曜のTV番組における「靖国参拝は当然」とする表明に表れており、その危険性は新公明党代表の懸念にも示されている。そもそも、安倍は戦前の国家主義下における日本の歴史の書き換えを表明していて、連立与党の中で口を瞑っていたに他ならないとされる。

今回の選挙結果では憲法改正への絶対多数は掌握できなかったが、その他の政策は今後三年間で推進できるという。このままであれば向こう三年間は国政選挙がないとされているが、こうした明白な国家主義への言及から、選挙前から一部で囁かれていたようにワシントン主導の首の据え替えが生じる可能性は決して少なくはなくなった。その証拠に社説として、「国際関係を破棄するなら大きな疑念が生ずる」と、「不確実な安定」と題して警告している。



参照:
In Tokio weht ein neuer Wind des Nationalismus, Carsten Germis,
Unsichere Stabilität, FAZ vom 23.7.2013
直ちに影響の出ない核戦争 2011-07-26 | アウトドーア・環境
四面楚歌の安倍と日本 2013-05-26 | マスメディア批評
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by pfaelzerwein | 2013-07-24 20:05 | マスメディア批評 | Trackback

写真整理で色々と考察する

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モンブラン山群からの写真を整理している。あまり狙って写したわけではないが、今後登る可能性のある幾つかのルートが綺麗に写っていて、重要な眺望が得られている。写すときに自然にルートを描いているからだと思う。その意味から十分に登る準備が出来ているということであり、ガイド本を鵜呑みにして登ってみる次元とは異なっているのが自覚できる。

改めて発見したのはヴェルト針峰のナンブランのクロワールの写真でそのままオリエンティールングに使えそうだ。モンブランのビオナセイ針峰からのルートなど、恐らくモンブランをフランス側から登ることのない私にとってはあまり役に立たないが、その長く陽射しの強い退屈しそうなルートも確認できた。

ミディー針峰はロープウェーに乗らなかったのでルートは確認できなかったが、初心者ルートであるモワヌ針峰やツールロンドなども遠望できた。ルートを双眼鏡で追って、やはり厳しいと思ったのはドリュ北壁である。少なくとも残雪の多い今年の状況では可也の場所に氷がついていて登る価値すらないように思われた。

しかしなによりも双眼鏡で眺めて驚かされたのはグランドジョラス北壁で、その急峻上部岩壁を拝むだけで難しいと思わされた。マッターホルン北壁の上部のなだらかなスロープやアイガー北壁のミッテルレギ稜との交わりとの差異は甚だしく、その技術的な難しさは張り付いた氷とともに格別だと感じた。氷の技術だけでなく、岩の技術は現在自分が目標としている程度に準拠している。

一昨日ドロワット北壁について書いた。そして写真を仲間にも送った。希望を沿えて。そして、その難しさについて考察しているうちに、氷の状態が悪ければ退却できなくなることにも気がついた。そうなると登りきってしまわなければいけないのだが、足がつったりシュタイクアイゼンが外れたりすると致命傷になりかねないことにも気がつく。たとえ千メートルを爪先でかける準備をしていても、何が起こるかわからないのが山であって、そうした不慮のことまで考察すると如何に厳しい壁であるかが理解出来るわけだ。

そうした考察や戦略こそが経験によって支えられるのが今は死語となっているアルピニズムそのものであって、そうした知的な活動無しには成立しないのは高度なクライミングにおいても変わらないのである。そこにツーリズムとアルピニズムの相違があることは意外に認識されていないのかもしれない



参照:
アルプスで最も過酷な壁 2013-07-21 | アウトドーア・環境
今夏シーズン前半の頂点 2013-07-08 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2013-07-23 20:37 | アウトドーア・環境 | Trackback

ガブリエリ・ルッペに学ぶ

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陽が昇ってから少し走った。パン屋が休みなので急坂を緑のベンチへの通過地点までである。1390歩、八分であった。走り出しは想定外に足が動かなかった。理由は分らないが疲れなのかもしれない。それでも高度順応できている筈なので頑張って走った。苦しかったが、足の調子の割りに悪くはなかったのではないだろうか。下りは、息を整えてからだが、戻ってくると2341分 十五分だったので、950歩、七分であった。あの急坂の割には登りが早かったということだろう。

シャモニでは、最終日に町に下りて買い物をして、アルペン博物館に立ち寄った。その規模や展示内容に関してはシャモニのアルピニズムにおける位置を考えると、他のポンテルジーナなどのそれと比較して失望する向きも多いかもしれない。それでもソシャ-ルを中心とする自然科学天文学などとの関連も展示されているのでそれほど悪くはない。そして現在の新しい博物館法の中での特別展示は悪くはなかった。

名前すら知らなかったガブリエリ・ルッぺという登山家の画家の作品のいくつかは目を引いた。全てが名画とはいかないが、なるほどサザビーでも扱われているのは当然であろう。晩年に写真機を購入していることから写真家の草分けでもあるようだ。1825年にモンペリエで新教徒として生まれて、各地で修行して、ルーブルで複製画を担当していたようである。登山の傍らスイスなどに滞在して精力的に山を描いているようだ。

その系譜や経歴などにはあまり関心がないが、花崗岩の様相を刺激的に描いたそれは殆どカスパー・フリードリッヒの氷山を思い起こさせる。しかしそれほどの強調ではなくて、そのあり方は目を引いた。あれだけ大きなモンブラン山群をどのように一枚の絵に詰め込むかという意味では成功しているのではないか。尖がった積み重なったその花崗岩に全てが凝縮されている構図と質感である。同じように氷河の割れ目の描き方もそこを行きかう人の視線に違いなく。奈落を思い起こさせるのである。

ネットで見ると、エッフェル塔に落ちる落雷の写真で有名なようだが、この作家のそれ以外の輪郭の暈けたような風景画はある意味現代のカメラでなんら処理無しに写したそれに似ていて、現実の太陽光を描き出しているといっても間違いないであろう。待ち合わせのために僅か10分足らずの訪問であったがその価値はあった。



参照:
名文引用選集の引用評 2006-04-02 | 文学・思想
永遠を生きるために 2005-05-16 | 音
改革に釣合う平板な色気 2008-01-18 | マスメディア批評
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by pfaelzerwein | 2013-07-23 04:19 | 文化一般 | Trackback