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馬鹿続きのシーズン事始

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日曜日はシーズン開始だった。バーデン・バーデンのバッテルトである。最初に登った五つ星推薦のものは一部間違ったのが、全く盛り上がらずに簡単に登ってしまったので訳が分らなかった ― 下部を間違えたようでカンテを登っていなかった。技術的に難しさの尺度が変わってしまった感もある。

あまりに早く終わったので、予備のルートを登ろうとしたら、流石にそれらは家族連れなどで賑わっていて余地が無かった。そこで、当日二本目のメインの壁を懸垂下降して、先に登り切ってしまってから、再び戻ってこようということに為った。

そこで、ファラルケンヴァントに行き、当日二度目のトラブルとなった。先に懸垂するパーティーが初心者の女性の下降器の掛け方を確認して呉れといったのでみていたら ― その声を掛けた男がさっさと先に降りてしまったので、舟橋プロにネットで習った方法も教える暇も無かった ― 、相棒が出てきて色々と親切まがいなことをする。そもそも最低二回の懸垂でプルージックもしていない初心者に関わらない方が良いのである。先ずそれを相棒が理解していないのが問題なのだが、敢えて早めにその上の支点にザイルを掛けて下降の準備をする。そして壁の途中の確保地点でザイルを引っ張って試すと、上から「動く」と返事が来る。そこで相棒が降りてくるとどうしてザイルは全く動かないのである。恐らく相棒はそのテストの意味を殆ど理解していなかったかもしれない。

そこで上に居た者に手伝って貰うが、とても酷いお話にならない失敗である。まさしく、死亡事故へと繋がる致命的なミスなのだ。本人もそれを教訓と出来るかどうかわからないのがどうしようもないのだ。それどころか難しい場所で試してみた私が間違っていたように触れ歩く馬鹿さ加減である。そうした本当の岩登りの安全や危険を全く理解していない人が増えてきている感じがする。経験が未熟と言うよりも理解していないと言うのが正しい。

気を取り直すまでも無く、どんどんと御目当ての凹角を登り始めて、知らないうちに最初の確保地点とハーケンを見逃してしまったようだ。その上に確保地点があるのは知っていたので、更に登るのだがその分最初にかけたヘクセントリックに続いて可動式楔を一枚、岩角にアノーを、最後に変形楔を使った。少しでも不安があれば先に中間支点を差し込む習慣がついているのだが、登る技術的な向上もありそれほど苦労せずに差し込むことが出来たが、一箇所はそのお陰で、あまり指の掛かりの良くないところなども力を制御して登れた。そしてその最後の楔が問題となった、相棒がそこまで登ってくると、カラビナを持って下からなにかをしたあと、もう一息登り際に手前へと引き千切ろうとした。万事休すである。そうなると全く抜けなかったので、後続パーティーが居ることであり、更に登り続けた。

懸垂下降の確保地点まではラムペになっていてなにも掛けずに登ったが、そこで長い細引きと安全環付カラビナをかけて、回り込んでまた頂上に抜ける凹角に入ってもザイルが流れるようにしておく。容易なトラヴァースでも足元を見る先には真下が見えるのでいつも緊張する否な感じである。頭では落ちても振られるだけで全く安全確保システムには負担を掛けないと分っているのだが、どうしても本能と言うものは異なるようである。そこで直ぐに手がかりとして深い穴が見つかったので、米国製リンクカムの2をがっちりと押し込む。これだけでも止まることを認識するだけで大分身体の力が抜けるのだ。もしくはそのようでなければ今後とも眼界域の力を壁の中で出すことなどは出来ないものである。

結局後継者も相棒が引っ張った楔を回収してこなかったので、懸垂下降で降りることにする。「再購入すればよい」などとほざく相棒に承服できないのは、彼が引っ張ったのを見たことだけではなくて、本格的に加重されておらず、更に嵌め込んだ割れ目も動くようなものではないから、物理的に承諾できないからである。相棒もそれ以上は登る意欲を無くしていたようなので、一人、壁を回収に懸垂下降することにする。先ほどの確保地点の更に下であったので、先ずはザイルを掛け替え二回目の懸垂下降とする。その地点から近い故にか振られやすく、作業環境は悪い。上から幾らやってもびくともしない。そこで諦め半分で、もう一歩降りてバランスを取って、下へと引いて向きを元へもどすと動き出した。容易に回収できたのだ。

下でこちらの作業を見守っていた後続パーティーのところまで降りると、下までザイルが届いていないかもしれないので、ということで、見落としていた確保地点にザイルを掛けなおして、三回目の懸垂下降とした。相棒には、直列確保法の目玉付のループを買わせることと、五月六月の研修への参加を要請した。このままでは到底長い壁などは登れない。確保地点での作業や確保、懸垂下降時の注意事項など全く勉強できていないのだ。今までのツケが廻ってきているのだが - 彼の最初の石切り場での事始の一人がヨセミテを登っているぐらいで、その他はビッグウォールの経験者はあまり居なかったからだろうか -、それと同時に登る技術と同様に、あまりに雑すぎるから最近は中間支点を回収することすら難しくなってきている。それだけこちらが頭を使った作業をしていると言うことなのだが、丁寧で確りしたスポーツクライミングが出来るようになるにはどうしても六級もしくは5.10を登れるだけの実力が欠かせないということではないか。雑なのは性格で、仕事でも何事でも同じで、今更それを変えることは出来ないだろうが、幾らかは留意させるようにしなければ全く経験を積み上げが期待できない。1



参照:
とてもうきうきする気持ち 2014-03-30 | アウトドーア・環境
シーズン最後を飾るツアー 2013-10-27 | アウトドーア・環境
家族でクライミング初体験 (NEXT DREAM 記憶と記録)
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by pfaelzerwein | 2014-03-31 20:46 | アウトドーア・環境 | Trackback

索引 2014年3月


とてもうきうきする気持ち 2014-03-30 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
ストレス開放の収穫 2014-03-29 | ワイン TB0,COM0
室内シーズンの成果を実感 2014-03-28 | 雑感 TB0,COM0
一杯引っ掛けて夜鍋仕事 2014-03-27 | 生活 TB0,COM0
プーティンの情報宣伝活動 2014-03-26 | 歴史・時事 TB0,COM0
片っ端からこつこつと 2014-03-25 | 生活 TB0,COM0
ハードディスクの接続タイプ 2014-03-24 | テクニック TB0,COM0
花冷えも復活祭まで 2014-03-23 | 生活 TB0,COM0
CPのとても高いピノノワール 2014-03-22 | ワイン TB0,COM0
奥歯を噛み締めながら 2014-03-21 | 生活 TB0,COM0
学会よりも出版やメディア 2014-03-20 | マスメディア批評 TB0,COM0
求められる汎用性と調整力 2014-03-19 | テクニック TB0,COM0
「大指揮者」の十八番演奏 2014-03-18 | 音 TB0,COM0
スーパーブルゴーニュを物色 2014-03-17 | ワイン TB0,COM0
新品PCのような軽やかさ 2014-03-16 | テクニック TB0,COM0
夢中になれるボールダー 2014-03-15 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
メモリー拡張前のメモリー 2014-03-14 | テクニック TB0,COM0
文字通り苔が生えている 2014-03-13 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
311の現実主義的感慨 2014-03-12 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
素材の耐用年数の縮小 2014-03-11 | 雑感 TB0,COM0
円満で本物らしいバッハ像 2014-03-10 | 文化一般 TB0,COM0
青天井の気持ちよさ 2014-03-09 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
10年産ポマールを試す 2014-03-08 | ワイン TB0,COM0
木曜日の案内の下準備 2014-03-07 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
京大工学部留学の髭親仁 2014-03-06 | 生活 TB0,COM0
必要に迫られての改革 2014-03-05 | アウトドーア・環境 TB0,COM0
ヘーゲル的理性の策略? 2014-03-04 | 文化一般 TB0,COM0
何事も初制覇の心意気 2014-03-03 | 生活 TB0,COM0
ポピュリズムのサボータージュ 2014-03-02 | 歴史・時事 TB0,COM2
ハイエンドではない大根 2014-03-01 | 雑感 TB0,COM2

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by pfaelzerwein | 2014-03-30 04:47 | INDEX | Trackback

とてもうきうきする気持ち

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パンを取りに行く序に短く走った。前日の夕方短くボールダーをしたからだ。体をどうしても解しておきたかった。うっすらと暑さを感じるような夏の朝の気配で、朝晩の最低気温が上がってきて、先日までの零度から十度までに上がる。月曜日は夏タイヤに移行である。沢沿いの林道を往復16分2704歩は悪くない。半年前の15分2520歩に近づいている。帰りにライヴァルの婆さんと息子のノルディックウォーキングとすれ違った。

前夜は大きな成果は得られなかったが、懸案のアレックスブロックのトラヴァースが何とかなりそうになってきた。その横のルッツブロックのアクセルシュヴァイスも可能性が見えてきた。先日「町医者」があまりにも楽にこなしていたフェリックスブロックを不思議に思って試してみた。恐らく第二手で上の大きな手掛かりを先に掴んでいたかもしれない。その手掛かりは必要ないのだが、動的に動いてそこをつかめれば容易だろう。もう一度やらせてみたい。

その後、三本の白樺を素通りして、スユプルングヴァントを試すが上の手掛かりに手が届かない。あまりやると先週のように指を痛めてはいけないので、隣の三本の白樺の右側のカンテを試す。やはり乗り越しが振られて難しい。帰宅後調べてみると、座ったままスタートしてそこに入るまでが核心部であるようなので、課題が違っているようだ。お陰で上端を掃除したので、下部の従来の課題と今回自分で試している課題を続けると新しい課題となりそうである。

その左の真ん中の穴を使って乗り越す課題は、写真をみると穴の左上方に手掛かりがあるようなので、今まで使っていないそれを探してみることにしよう。ほかの方法を試したのがとても難しかった筈だ。さて肝心の右から左までのトラヴァースに続いての乗り越しの部分を座った大勢から試してみた。これは何度か繰り返して登れた。YOUTUBEをみるとそこも核心部となっているが、なるほどトラヴァースのあとでは可也きついに違いない。フィニッシュ部分だけでも克服したからにはトラヴァースも克服しろと言うことだろう。これが出来るようになると可也技術的な可能性が広がりそうである。

日曜日のシーズン始めに備えて、楔やその他の確保の用具類を数ヶ月ぶりに検査して、リュックサックに詰めるようにする。新しい安全ベルトにそれらを全てぶら下げた感じはどうだろう?しっくり来るだろうか?久しぶりに被るヘルメットが邪魔にならないだろうか?なによりも、自分で中間支点を設置する作業が最も厳しいのでそれが上手にこなせるかなどと、不安交じりの期待が膨らむのである。技術的な完成に関しては当然として、室内壁のスローモーションのウォーミングアップで示したように自由自在に身体を休めながら楔などを設置していく作業能力である。その為には確りどのような体勢でも三点支持で身体をフィックスできなければいけないのである。うきうきするような気持ちである。

こうした気持ちを齎すためにも禁欲的にいい加減な石切り場での練習などを出来るだけ控えてきた訳で、心理的にも枯渇状態にして、あらゆる技術的な成果を一挙に開示させたいと思うからである。それほど精査・練成したと言う自負でもある。



参照:
残暑が戻る今日此の頃 2013-09-04 | 生活
室内シーズンの成果を実感 2014-03-28 | 雑感
身体の使い方や鍛え方 2014-02-22 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2014-03-29 19:13 | アウトドーア・環境 | Trackback

ストレス開放の収穫

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ロベルト・ヴァイル醸造所の案内がよい。2013年について詳しく書いてある。なによりも遅咲きであったので、粒は揃ったが、収穫量が落ちて、小粒であるために、葡萄の粒の密集による腐りは避けられたというものだ。それが、必要な長い熟成期間の秋の摘み取りの天候の変化にも拘らず、生物学的な成熟に拘らず健康な葡萄を齎したとある。

つまり平均値的な8月24日からの葡萄の成熟期間開始から、糖比重85エクスレに至るのが9月中旬で、95エクスレに達する10月23日の辛口ワインの摘み取り時には完璧に健康な葡萄であったと言うことだ。

甘口のリースリングは、過熟成前の100エクスレ酸10G以上での収穫と言うことで、トロッケンアウスレーゼは12月に201エクスレまでに達している。

ここまで読めば、経験豊かなリースリング愛好者は2013年産はどのようなワインかは殆ど想像できるだろう。その通り、「コクがあって表出力の強い果実風味凝縮でありながら繊細なリースリング」となる。この傾向は、少なくとも健康な選択された葡萄を収穫できた産地や醸造所の高級なリースリングには共通するので、ここで書かれているように「最初から十分に楽しめて尚且つ瓶熟成の可能性のある2013年産」となるだろう。

先日書いた悪い予感が当たった。アームリフターなどを弄って、レコード針をブラシしているうちにどうも針先のダイヤモンドが吹っ飛んでしまったようだ。長いHIFI経験の中でも初めての出来事である - もしかすると一度あったかもしれないがデジャブのような破局現象である。レコード針をLPの上に落としても、音が擦れてアームが確りと進まないのである。針圧などが狂ってしまったかと思って、インサイドフォースなどの調整もしたが、滑ってしまうのである。アームが引っかかっているのかどうしたのかと思ったが、よく観ると針先が尖っていない。綿棒にアルコールを付けて掃除をすると抵抗がない。これで悟った。ダイヤモンドと言っても人工ダイヤモンドを本当に使っているのかどうか知らないが、それが消耗する前に剥がれて飛んでしまったのである。通常はそれを付けている棒状の金属が折れてしまうことは経験したが、まさか剥がれるとは思わなかった。

最近の工業技術は接着剤などの多用で、分解廃棄サイクルしやすいようになっているが、航空機などでもこうした箇所が増えているものと思われる。自動車においては溶接よりも接着剤が一般的になってきている。それにしても、2008年に針交換で購入した三万円ほどの商品であるから丸六年しか使用していないので、年間五千円となる。針先が消耗するほどに使用していないので一枚のLP演奏にどれほどの費用になったのだろうか?アナログのHIFIなどは高級趣味の筆頭で高くつくのは分っているのだが、どうしても資料としてLPを活かしたい気持ちもあり、そうなればこうしたハイエンドの投資が必要なのだ。

思い当たるのは先日演奏したモーツァルトのジュピターのLPが溝になにかが挟まっているように先に進まないところがあり、針先に負担をかけたのと、その後ブラッシングなどではじいてしまったようだ。更にアームリフターの調子が悪く、落下加速度が早くてその衝撃が針の金属部のたゆみなどを招いていたのかもしれない。いづれにしてもストレスが溜まっていたのだろう。



参照:
スーパーブルゴーニュを物色 2014-03-17 | ワイン
2013年の収穫を伝える 2013-11-27 | ワイン
質の独、量の仏の13年 2013-11-22 | ワイン
2013年産の摘み取り風景 2013-10-21 | ワイン
嗚呼、グレーフェンベルク 2013-09-26 | 試飲百景
一杯引っ掛けて夜鍋仕事 2014-03-27 | 生活
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by pfaelzerwein | 2014-03-28 18:26 | ワイン | Trackback

室内シーズンの成果を実感

室内壁第41日目は成果があった。と言うか、今シーズンの成果が表れた。最後に登った垂壁の5.10は完璧であった。初見である。トップロープが掛かっているところなので、ザイルを掛けるのはとても難しいことを示している。なるほど登り方によっては5.11になりそうだが、上手に登ればよいのだが、まさにその動きが5.10である。良い場所でザイルを掛けれるようになっているのだが、その体勢で身体をフィックスさせる技能がないと駄目なのだ。体幹が確りしていないと駄目なのだ。身長があっても、腕力があっても、動的動作が良くても登れないようになっていて秀逸である。滑り止めのチョークも功を奏したが、それ以上にボールダーでの経験があってこその技術的な成果である。

その前に、前回は確保者の問題もあったが、オヴァーハング上の被ったカンテを登る部分で退却した課題に再挑戦した。やはり一度目の試みは同じであったが、右遠方に小さな石を見つけてそこに右足を引っ掛けてみたら上手くいった。しかし、その上のカンテで足を他の石に乗せてお手つきしてしまったので完璧にはいかなかったが、これもボールダの成果である。最後の折り返し点での片手で宙にぶら下がってザイルを掛ける動作も完璧だった。もっとも不得意にしていた動作である。

念入りなウォーミングアップに続いて、今シーズンはまだ登っていない天井を逆さに這う場所を登った。一箇所足を高めに突っ張る形をとるとバランスが綺麗に取れて、ザイルが上手に掛けられて、完璧に登れた。この手の動作は、ボールダーでは遥かに難しい課題が満載なので、今後とも練習する機会が多く全く問題にならないであろう。

新調の安全ベルトを初めて試した。オヴァーハングでザイルにぶら下がる際も殆ど締め位置などが動かないので、連続動作の中で全く違和感がなくぶら下がれる。その一つに狭い太もも部分が滑って動かない影響もあるようで、これがメーカーのコンセプトなのだと感じた。偶々隣で登っていたユダヤ人女性が同じ物を使っているので、― ユニセックスでなかったはずだが ― 見るとその通りだった。彼女は店頭で私の53ユーロより安く購入しているようで、「その価格は知っていた」けど、自宅で試してみたくてというのが私の言い訳である。彼女には太ももが太いので以前のモデル同様下がった状態で使っていたが、見た目からすると女性でも使えないことはないようだ。

ウォーミングアップは、5.7程度のところを二回上下した。それも信じられないような時間を掛けてゆっくりとスローモーションで行うのである。スピード競技の場合はこうした方法があるのだが、最近はスピードクライミングと言うものもあって余計に思いついた。あらゆる動作や加重などをヴェクトルとスカラーの両面から吟味しながら登るので、完璧に動きを意識して登ることになる。ゆっくりと加重するので、通常の動きに比べて遥かに難しく、うっすらと汗を掻くだけでなく息も上がる。同じところをクライミングダウンすると、その方があまりにも簡単なのでこの意味が分るだろうか。更にゆっくりとした動きでのストレッチ効果があって、その後のフルパワーの回復がとてもよくなるのを実感した。

このウォオーミングアップ法を壁でも行うには、ゆっくりと登り始める習慣を身につけるのが良さそうだ。室内壁の通常シーズンはこれで終わりそうだが、当初目標としたところに完全に達した。それどころかボールダーを挟んだことで、予想以上の技術を身につけた。シーズン券の期間はまだあるので、復活祭までは雨天のときはまた機会があるかもしれないが、室内と室外で身につけた技術を一対一で駆使する確信がもてた終わりだった。



参照:
クリス・シャーマの指導まで 2013-11-14 | 生活
順風満帆の船出に備えて 2013-03-30 | 暦
素材の耐用年数の縮小 2014-03-11 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2014-03-27 22:04 | 雑感 | Trackback

一杯引っ掛けて夜鍋仕事

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歯医者の計算書が届いた。予想したほど安くなっていなかった。二割減とはなっていなかった。これならば年に一度が限度である。先ずは自分自身で手間を掛けて歯磨きをするしかない。

昨晩LPプレーヤー用のプリアムプを掃除した序に、なぜか事務机の椅子を触った。ビール一杯を引っ掛けていた影響かもしれない。結局、空気バネは直せなかったが、分解してその構造はのみ込めた。上下調整が出来なくなった理由は、その空気バネのパッキングが壊れていたので合点が行った。そして大雑把に油だらけになって外したので、組み直すのに時間が掛かり、それ以上に黒いタールが、手だけでなく床などそこらじゅうを汚した。最終的には元通りに直して、掃除して就寝した。

その椅子は十年を超えていることは分っているが、十五年になるのかどうかは調べてみないと分らない。既に、破れた太ももの辺りは古い椅子の素材を貼り付けて直してから数年経つだろう。

鳴りが良かったLPに気分を良くして、夜更けになってからオーディオ装置を弄るという昔の生活のようなことになったのだが、なるほど使用中のトーレンスのプレーヤーも大分経ちアームリフターの調子も悪くなったが、基本性能は落ちていないようだ。そうこうしていると、カートリッジも前回交換してから大分経つので少し気になってきた。針自体は使い方が少ないので大丈夫であるが、ゴムなどの経年変化がそろそろ出てくるかもしれない。

週末は再び春らしくなるというので、バーデン・バーデンでクライミングシーズンを始める準備をしている。当分乾いた天気となりそうだが、まだ寒気が上空に残っているのでシャワーのようなものがある。この機会に室内壁でのクライミングも片付けて仕舞おう。まだ下ろしていない安全ベルトでも試してみるか。



参照:
奥歯を噛み締めながら 2014-03-21 | 生活
究極のデジタル化 2004-11-29 | テクニック
正夢と幻想の束の間 2008-12-31 | アウトドーア・環境
シーズン最後を飾るツアー 2013-10-27 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2014-03-26 22:32 | 生活 | Trackback

プーティンの情報宣伝活動

ウクライナ騒動に関して重要な記事を読んだ。FAZの記者がキエフのユダヤ人組織の本部での模様を伝えたものだ。なぜ重要かというと、ネットを中心として、民主化ウクライナ政府の中にネオナチの極右勢力が入っているという論説が通っているようだからだ。

結論からすると、そうした情報はプーティンのプロパガンダ攻撃の可能性が強いということだ。なるほどスヴォボーダなど右翼勢力が閣僚入りなどしているのだが、極右勢力は反ユダヤ主義を取らないだけでなく、それを法制化する準備をしているというのである。

そもそも三十万居るウクライナのユダヤ人は、その他の諸国に比べて、決して反ユダヤ主義を被っていないと証拠を挙げる。そして、「ユダヤ人が居るところには、必ず反ユダヤ主義が存在する」と言明する代表の言葉を理解する欧州を知っている者にはなんら違和感のない発言である。

寧ろ、利害関係がありEUの東方拡大を考える西欧と異なって、合衆国が今回の民主化の動きに関与しているとするならばこうしたユダヤ人組織のネットワークを利用していない筈はないのである。そのように観るのが正しいに違いない。

そのような認識からすれば、関東で起こったアンネの日記騒動を聞いて不思議な感じである。犯人が逮捕されたようで、修正主義のような動機も発表されていないが、そもそも日本には反ユダヤ主義などが存在する訳ではないので、日本の修正主義者の主張はどうしても付け焼刃のようになるのだろう。



参照:
„Die Welt macht sich mehr Sorgen um uns als wir selbst“, ANN-DORIT BOY, FAZ vom 24.3.2014
花冷えも復活祭まで 2014-03-23 | 生活
ヘーゲル的理性の策略? 2014-03-04 | 文化一般
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by pfaelzerwein | 2014-03-25 22:45 | 歴史・時事 | Trackback

片っ端からこつこつと

月末である。週内に終えることを端から片付けていくしかなさそうである。一週間後は夏時間が始まっているとなると、なにか忙しくなってくる。月末のお買い物は先月に済ましてしまっているので、その点は時間的に余裕がある。

週末は疲れていて飲み食いにまで手が廻らなかったが、木曜日にロベルト・ヴァイル醸造所の2012年産オルツヴァインを開けた。金曜日に飲み干してしまったが、印象は悪くなかった。あまりワインにまで手が廻らないので、手が空けば缶ビールを購入している。パウラーナー・ヴァイツェンビーアでも80セントほどであるから、ワインからすれば桁違いに安い。最近開けるヴァインは一晩に8ユール程の消費になることがざらであるからだ。

ウクライナ情勢と共に興味深い台湾の国会占領完全中継などを時々観ている。やはり実力行使には人数が必要である。東京でも大規模デモンストレーションするようでなければ、政権打倒するまではいかないに違いない。

日曜日はまともに走れなかったので、パン屋の序に峠まで走りあがった。走るといっても押さえて走ったので、峠まで23分、3588歩、降りてきて38分、6009歩であるから標準記録である。前回一月のそれよりも僅かに早くなっているのは気温とそれに対応した服装が幸いしているのだろう。

室内で鳴らすHIFIの音が暖機すること無しに久しぶりに冴えている。やはり外気温が下がっても暖房をつけていないので、空気が冴えているに違いない。まるで日本の冬のような感じである。あられなど降ったりしているようだが、暖房無しで就寝出来るぐらいなので、丁度良い気候である。ブルックナーの変ロ長調交響曲のフーガから、どうしてもその御手本の一つであろうジュピター交響曲を鳴らさなければいけないか。



参照:
ドイツ経済の社会的機動力 2014-01-28 | アウトドーア・環境
素人を騙す金儲け評論 2013-10-02 | 試飲百景
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by pfaelzerwein | 2014-03-24 22:27 | 生活 | Trackback

ハードディスクの接続タイプ

四月のXPサーヴィス終了を考えてPCの構築に日曜日を費やした。調べてみると、ワークステーションで使っているハードディスクのタイプは古くなっていて、適当な価格ではそれほど大きくなものに替えられないことを知った。そこで、ハードディスクの増強を諦めて、外付けディスクを誤魔化しながら使って、壊れるまで使うことにした。

昨年購入したHDは1TBの容量で安かったのだが、接続はSATAで、他所からお払い箱で取ってきたPCに取り付けたのだった。しかし、使用中のワークステーションはSCSIかIDE(ATA)接続なので、現在二個使っている容量70GBの倍ぐらいのものでも、その1TBのものと同じ価格となるのであった。

月末までに新たなシステムの構築を完了させておかないと、サーヴィスが受けにくくなる。ディスクを初期化して、新たにXPをインストールするならば今の内だからである。

今ここで完成したPCは少なくとも先二年ほどは現状維持することになるので、出来る限り完動状態にしておかなければいけないので、先ず掃除をした。兎に角、システムを堅牢にしておくために時間が許す限り手間をかける。

二週間ほどでまだ何が出来るかわからないが、システムが壊れたときのことも考えながらの自己防衛体制を築いていくしかなさそうである。外付けのHDもUSB2を使うので限界があるが、将来性を考えれば上手に発展解消するしかなさそうである。

朝は疲れを取るためにも少しだけ走った。朝が遅かったので、歩くのも不自由な森の中を走ってみたが、足元が悪いのでなかなか上手く走れない。丸太を越えたり、斜めの道を駈けたりするので、足の裏を上手に使わなければこけてしまう。その意味からは良いトレーニングなんかもしれないが、三十分ほどで汗を掻いてもあまり爽快な感じは残らなかった。



参照:
新品PCのような軽やかさ 2014-03-16 | テクニック
駄目で元々のSCSIカード 2013-05-31 | テクニック
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by pfaelzerwein | 2014-03-24 06:38 | テクニック | Trackback

花冷えも復活祭まで

気温が下がってきた。寒戻りである。それとも花冷えというのかもしれない。アスパラガスも八百屋で見かけた。いづれにしても寒さ暑さも復活祭までである。買い物に行く途上の土曜日ラディオの正午のニュースは、反原発デモンストレーションが各地で特にマインツ・ヴィースバーデンで盛大に催されたことを伝えていた。いつまで経っても火が消えないドイツの原発と再生可能エネルギーへの転換が一進一退していることへの大きな不満の表れに違いない。

ウクライナ情勢に関しては武力的な反応を一切示さないことをメルケル首相は声明したので政治的なそれも経済的な制裁へと集中する。その中で訪れる中共の習主席の動向が注目されている。フランクフルト市場で人民元を扱うことでそのことで訪れる主席が、中国の国内事情の是とする分割反対の立場からどれだけ西側と足並みを揃えて反プーティン政権を明確に出来るかの問いかけである。しかし一方で今後の資源の供給などを考えると対ロシアへの姿勢は重要であるのは中国も西側とあまり変わらない。そうした事情から、対ロシア制裁に関しては成否の両意見が並行して論じられることになっている。

金曜日は、「農民」、「上海マラソンマン」と「町医者」が揃ったが、自分自身は可也疲れが溜まっていたので、適当なところで早退した。シーズン40日間の中で最も疲れが表れていたに違いない。右手の中指を前日の挑戦で痛めているが、それ以上に全身の堪えていたようだ。それでもある程度登れてしまうのは、今年だけでも30日以上登っている実力というものだろうか?このまま続くかどうかは分からないが、ボールダーは気軽に行けるので、もしかすると昨年の百日を越えて、三日に一回ぐらいの日数になるかもしれない。つまり、最近は缶ビールでお茶を濁しているワインを空けるよりも数が多くなるということである。



参照:
花冷えから新緑の季節へ 2012-04-02 | 暦
シュパーゲル研究 2005-05-10 | 料理
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by pfaelzerwein | 2014-03-23 02:36 | 生活 | Trackback