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索引 2017年6月


ガルダ挟みを使った滑車の利用 2017-06-30 | アウトドーア・環境
メインテナンスが重要 2017-06-29 | テクニック TB0,COM2
特異日「七人の眠る兄弟の日」2017-06-28 | アウトドーア・環境
汗だくでVベルトを掛け直す 2017-06-27 | テクニック
アルプス登山の足元 2017-06-26 | アウトドーア・環境
Vベルトが外れた 2017-06-25 | 生活
バネ付き「豚の鼻」を発見 2017-06-24 | アウトドーア・環境
棒々鶏のエストラゴンソース 2017-06-23 | 料理
夏至の午後の微睡心地 2017-06-22 | 暦
安定してきたアイドリング 2017-06-21 | 雑感
再びガス欠に見舞われる 2017-06-20 | 雑感
ザウマーゲンのヘルムート・コール 2017-06-19 | 歴史・時事
活用した吸い口の付いたホース 2017-06-18 | テクニック
再びガス欠で車を押す 2017-06-17 | 生活
乗り越えたワイン祭り四日目 2017-06-16 | 暦
生の味に合う花崗岩ワイン 2017-06-15 | ワイン TB0,COM2
キリル・ペトレンコのキャンセル 2017-06-14 | 雑感
座席割に見る娯楽性の高さ 2017-06-13 | アウトドーア・環境 TB0,COM2
なんとか快適に迎えた日曜朝 2017-06-12 | 生活
ワイン祭り初日を終えて 2017-06-11 | 生活
何もかも高くつく 2017-06-10 | 雑感 TB0,COM2
ワイン祭りを避けるついで 2017-06-09 | 生活 TB0,COM2
生中継の録音マスターを保存 2017-06-08 | テクニック
自身もその中の一人でしかない 2017-06-07 | 生活
聖霊降臨祭二日目の祝日 2017-06-06 | 暦
圧倒的なフィナーレの合唱 2017-06-05 | 音
車の事故に二日続けて遭遇する 2017-06-04 | 生活
夏の夜の街中の熱い抱擁 2017-06-03 | 女
鮒ずしには白ワインが最高 2017-06-02 | 料理
備えあれば憂いなしの気持ち 2017-06-01 | 生活

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by pfaelzerwein | 2017-06-30 15:57 | INDEX | Trackback

ガルダ挟みを使った滑車の利用

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週末の氷河救出訓練のことも書き留めておこう。最大のポイントは、パピオン結びよりも、自力でクレヴァスの縁を乗り越える滑車の方法だった。その時にブレーキが利くザイルを挟むものが手元に無くても同じように使えるのがガルダ挟みである。勿論この挟み方は知識では知っていたが実際にこうやって滑車で使うのは初めてだった。穴から脱出の方法として、クレヴァス以外ではあまり問題にならないからである。

つまり自重を支えるザイルを下からプルージックで登って来ると、どうしても必然的にクレヴァスの縁でザイルが潜り込んでしまっていて、同じ形では上まで登れないからである。それどころかクレヴァスの縁はオーバーハングしていることが普通だ。岩場の場合であれば、オバーハングしていてもプルージックの最後の一手を ― たとえバランスが取り難くも ―、その上に掛け替えてしまえばその上に出られる。しかし氷河の場合は、ザイルが雪面に潜り込んでいてその上にプルージックを掛けることが出来ない。そこでプルージックから滑車に切り替えるのである。

滑車を作るのに上部も下部も滑車になっていれば最も効率が良いが、絶えず荷物が増えることになる。そこで最も効率よく下のブレーキ付きの滑車の代わりになるのがガルダ挟みである。同じカラビナを二つ同じ方向に並べて、ザイルが流れる方向へ上から下に通して、更に上のカラビナだけにもう一度通して、上部の滑車若しくはカラビナに掛けて、それを引っ張る。これを引っ張りながら両足を氷の垂壁若しくは屋根に突っ張ることで上に引っ張られて、最後にはザイルが雪面から浮き上がることになる。

若しくは上から下にザイルの輪を下ろして、そこに通したカラビナで遭難者を上から引っ張ることになる。その時に引っ張ったザイルが逆走しないように、ブレーキ付きの滑車を使うことで労力の軽減が可能となる。これがクレパスの救助法である。

その前にザイルが雪面深く潜ってしまわないようにピッケルのシャフトを下に引く。また三人パーティーの場合は、二人目のところでアイススクリュー等で固定点を作り、プルージックで三人目が二人目のところに集結する。その準備が出来た時点で、遭難者の方へと移動することが可能となる。

余談であるが、確か冒険家の植村直己が最初にモンブランを単独で登って最初の?大陸最高峰登山を果たしたときにクレヴァスに落ちたとかあったと思う。勿論単独行動であるから、ザイルを組んでおらず、こうした作業は関係がないのだが、そもそもそうした訓練も知識もなかったのであろう。そして最後にマッキンリーで消息を絶った時も竹竿を腰につけて前後に延ばして歩いて行ったのだろう。最初から最後まで同じことを繰り返していたのが分かる。なるほど最善の方法を考察したのだろうが、竹竿も一方がクレパスに落ちてしまえば全く役に立たない。我々が、故人の同郷の先人加藤文太郎以上に植村直己を登山家として評価しないのは、何もクライミングの実力ではなくて、こうしたところに理由があるだろう。



参照:
バネ付き「豚の鼻」を発見 2017-06-24 | アウトドーア・環境
アルプス登山の足元 2017-06-26 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-06-29 19:04 | アウトドーア・環境 | Trackback

メインテナンスが重要

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二晩続けて蚊の攻撃にあった。前日のそれよりも厚かましくなって耳元にも飛んできた。まだ数はいない。蚊取り線香に着火して長目のタイマークリップを掛けて、涼しかったので、寝室の窓まで閉めた。暫くすると静かになったが、自身も深く麻痺したように眠りに落ちた。涼しくなって、夜中に降雨があって、更なる窓を閉めた。霧雨が朝まで続いていた。涼しく、陽射しが無いと、いつまでも寝ていたい。

前日に線香を写そうとしたとき、カメラの蛇腹が開かなくなっていた。コムパクトカメラでは昔からあることだ。夜中にも拘らず秘蔵のマニュキア落としで清掃する。先日も汚れた手で扱っていたから仕方がない。アルプス行には持参したいのでメインテナンスが重要だ。何とか直った。

都合が悪かったのは髭剃りだ。自身のクリスマスプレゼントとして購入したので、刃の取り換えもその頃にしていたのだが、二つ目の替え刃を春に落としてプラスティック部を壊した。そのため一年間使用して保存していた一つ目の刃を再投入していた。それを先週末に使っていて、髭剃り痕がひりひりすることに気が付いた。メッシュが壊れたのだ。仕方なくクリスマスに準備していた替え刃セットを下した。予備が無くなったので不安だが、流石に切れが良くなった。

Vベルトの修理をしている間、二日間車を借りた。もっと安い車が無かったので、与えられたのがGLC250というSUVである。この車でパン屋などに行くと「新しい車?」と聞かれ「まだまだ」と答え、ご近所さんにも「お祝いを言おうかと思った」と言われた。なるほど自身の車は除雪剤の手入れをしなかったものだから錆が浮かんできたが、これほど反響があるとは思わなかった。そしてお隣りさんは「いい車だが、私たち夫婦二人には大き過ぎる」と言った。

実際乗ってみるとCクラスをベースとしているというが、恐らくそれより悪い車だと感じた。先ず何よりも室内の空間感以上に幅が広い。自身のガレージに入れるとき苦労した。Sクラスよりもミラーを入れると広い感じだ。それでもSUVは人気があるようだが、一体どこに取柄があるのか全く分からなかった。路上の状態に拘わらず走り易いのかどうかは雪道や山道を走ってみないと分からない。そして足回りのバネも只硬いだけでドイツの大衆車の特徴が良く出ている。更に跳ねる。

自身の車の故障中のポンコツ車のような音を恥じたが、この車の騒音はディーゼルだけに比較出来るほど悪い。新車でこの程度だから酷いポンコツ車になるのも直ぐだろう。この種の車にはそのような高度なことは求められないのでメーカーはコストを削減可能なのだろう。そうした市場があるなら仕方がない。それにしても、ハイブレッドでもないのに、アクセルを離すと慣性で走らないような車はどうしよう。何速もあるようなオートマティックでこの出来はどういうことだろう。こんな車を乗るのに金を取られるのが悔しい。因みに燃費も大変悪く、70㎞ほどしか走っていないのに11Lで12ユーロ近くも消費した。これならば私のガソリン車と変わらない。



参照:
マンハイム、対岸の火事 2016-10-19 | 雑感
私のメリークリスマス 2014-12-25 | 暦
パンチの効いた破壊力 2015-03-08 | 文化一般
マニキュア落としの効果 2016-07-07 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2017-06-28 20:44 | テクニック | Trackback

特異日「七人の眠る兄弟の日」

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車中のラディオは特異日「七人の兄弟の日」として今日の一言で神父が話していた。この日の天気がその後七週間続くという観天望気の特異日である。丁度梅雨のような小雨の天候であり、陽射しがなければ気温も上がらない。雷雨に向かって蒸し暑くなる予想がされているが、少なくとも早朝は快適で、うだうださせる天候だ。ラディオもまさかこのような小雨の日が続く筈はないとしているが、昨年も比較的似ていて、寧ろ昨年の方が陽射しは強かった。ここまで乾燥した夏を送ってきたがここにきて湿気が増えたのは、夜中に蚊に起こされて気が付いた。どうもここにきて節目が変わってきたようだ。このまま夏も終わりに近づいて呉れて、長い晩夏になってくれたらよいと思う。通常とは一月以上早いが、少しづつ秋に近づいてくるのではなかろうか。

蚊に刺された、羽音を聞いて、早速日本から持ってきて貰った萬古焼白豚にぶら提げてある金鳥の天然素材蚊取り線香に点火した。初めての使用だ。最初からぶら提げてあり、タイマーになるピンを挟んであるので、マッチで火を点けるのは、眠気眼では、それほど容易くはないが問題はなかった。窓を開け放っているのにも拘らず直ぐに効果が出て蚊の攻撃は止まる。寝付いて再び攻撃が始まると線香は消えていた。再び着火した。これがあれば千人力で蚊を恐れることなどは無い。昨年の悪夢は嘘のようだ。

白焼きであるから直ぐに天井は焦げたが、趣がある。その趣がどこから感じるかと想うと、歴史文化的なものよりも、間違いなく成分が人間にも影響する神経麻痺効果だと気が付いた。なるほど寝起きから午前中のあのまったりした気分は神経性のものか?体に害があるかどうかは分からないが、麻痺したように眠れるのが趣だ。昔から言われていたような金縛り効果なども線香を強く焚いた室内や蚊帳ではさもありなんと思う。

ミュンヘンからメールが入っていた。大抵はお断りなのだが、今回はなぜか正式の領収書を別に送ってくれた。経費で落としたいのでいつも欲しいと思っていた。10月のコンサートである。普通は劇場のコンサートなどにはいかないのだが、今回はスポーツ屋に行く用事もあり、日本から凱旋帰国してくる座付き管弦楽団のコンサートに初めて出かける。プログラムは一曲目は日本公演と同じ「子供の不思議な角笛」である。何度か演奏してよくなっているだろう。二曲目はブラームスの第四交響曲である。この曲を最後に生で聞いたのはリカルド・ムーティーが日本デビューしたヴィーナーフィルハーモニカ―の演奏会である。評判はアンコールの「運命の力」序曲やヴィヴァルディの曲が好意的に受け取られた反面、その他のモーツァルトの短調交響曲とのブラームスは否定的なものだった。

この交響曲を考えるといつもあの当時の日本のそうしたレパートリーへの一種の固定観念のようなものを思い出す。しかし周知のようにこの南イタリアのマエストロの芸風も独墺音楽へのアプローチは今もちっとも変わらない。そして独墺ものが駄目なイタリアの指揮者などとはだれ一人謂わないだろう。その演奏される本質的なものが全く変わっていなくてもである。指揮者キリル・ペトレンコがどのようにブラームスをレパートリーとして位置づけるかは大凡予想がつく。この交響曲以外にもニューヨーク公演やその直前のハムブルクなどではドッペルコンツェルトを指揮する。次々回のベルリンで、もしかするとバーデンバーデンでもブラームスの交響曲を披露する日は遠くないだろう。

最新のニュースによれば、ミュンヘンの劇場が作曲家プーランクの相続人から訴えられている件が再び審議されるという。2010年にチェルニアコフ演出で公演された「『カルメル派修道女の対話』新制作の幕切れで修道女が自爆する演出に対して著作権の侵害を訴えているもののようだ。先ずは劇場側の反論が用意されているようである。この話題の演出は2010年に再演されるという。



参照:
猛暑が予想される今日この頃 2015-07-01 | 暦
普遍的とはされない特異日 2015-06-30 | 暦
備えあれば憂いなしの気持ち 017-06-01 | 生活
間に合った、金鳥の夏 2016-08-05 | 暦
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by pfaelzerwein | 2017-06-27 18:49 | アウトドーア・環境 | Trackback

汗だくでVベルトを掛け直す

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週明けからスリル満点だった。土曜日に外れたVベルトを時間を掛けて二日に亘って元通りにした。ネット検索に一時間以上、実作業に延べ二時間近く要した。そこを弄っているうちにテンションを掛けるプーリーを手で回すと異音として聞いていた音を奏で出した。そしてその下には強制的に伸ばされたアルミの針金状が落ちていた。プーリーの丸い軸受けに違いない。

そもそも外れたベルトは、切れていなかったが ― 前に乗っていたBMWでは二回ほど切れた ―、よれよれになっていた。だから元に戻せるのかどうかも分からなかった。土曜日は、ネットで調べたそれらしいベルトの掛け替えを再現しようと試みた。エンジンが完全に冷え切っておらず冷却の水が沸いているのが分かった ― ベルトに繋がる水冷の対流ポムプが止まったからだ。最後に谷を走らせていた時に次の警報が出たのは、エンジンが過熱していたことと、バッテリーが許容限界まで来ていたからだろう ― それにしてもスピードメーターが時速80㎞で止まってしまったのには驚き、走行スピードが分からないと如何に不安になるかを経験した。

土曜日は暖かいエンジンの横で手を汚しながら大汗を掻いたが、到底ベルトを掛けるには至らなかった。もう一人誰か男の手が欲しかった。兎に角、下着まで取り換えなければいけないほど日陰のガレージで大汗を掻いたのだ。土曜日は作業が終わって食事をすると夜の10時になっていた。夕方4時過ぎに帰って来ていた筈だ。

その時点では、ベルトを掛け直すことで再び発電器が作動するだけでなくハンドルのための油圧も回復するために、エンジンが掛かったならば、少なくともマンハイム支店までは直行できると思った。ベストの可能性である。そのためには日曜日の暑くならない朝にベルト掛けを終了させなければいけない。そのために長さに無駄が出ないように細かく溝に合わせるなどしたのだが ― その時に前記の針金を見つけた ―、それでも最後のプーリーにベルトが掛からない。そして引っ張ってみると伸びる感じで動く。つまりテンションを掛けるプーリーが左に動くので、ベルトが伸びるのではないのだ ― 子供の時から背筋力は200㎏近くあるので殆んどその力を掛けている。それでも掛からない、男手が欲しい。

しかし気が付いた。プーリーから直接のところに張力を与えればより動く筈だと、そしてネットを調べるとその通り方向を変える次のプーリーのところで外したり最後に掛けたりするようになっている。つまり最初に挑戦した一番上の水冷ポムプは先にベルトを掛けておくようだ。それならば可能性が湧いて来た。朝一番で気力漲るところで作業を再開しようと就寝した。全身の疲れが眠りを深くした。

とは言いながらも、翌朝おもむろに作業を開始する。なるほど前日よりもかなりいい線まで行く。一度はプーリの縁にベルトが掛かるが、確りと掛からない。動かせばすぐに外れてしまう。あまりにも厳しいのでベルトの掛かり方などを点検し直す。既に大汗を掻いている。持ち上がるのだがプーリーに掛けるには奥に押し込まないといけない。これが両足両手が塞がれていると出来ない。誰か押してくれればと思いながら繰り返す。もう一度ベルトが縁に掛かったところで、もう一つの手や足の指で押し込んでみる。あまり効果が無いのでベルトを叩き込もうとするがハンマーを振る場所がない。そこで前日にも試したタイヤ交換の棒でベルトを梃を借りて押し上げてみる。それでもびくともしないので、それを差し込んだまま持ち上げ、同時に梃を掛ける。漸く中に入っていった。これで行ける。更に隣のテンションを掛けるプーリーのベルトも押し込む。掛かった!

日曜日に作業は終わった。あとは確認作業である。最悪の場合はエンジンが掛かってもベルトの掛け違いなどで他の部分を壊してしまうことである。これは最後までネットで調査する。次に悪い場合は、そもそもバッテーリーが弱ってエンジンが掛からない時である。この場合は自動車クラブ経由で無料で人を呼べるが、バッテリーを繋いでもエンジンを掛けて自走できるかどうかは分からない。つまりレッカー移動となる。

自走出来るにしても本当にベルトがもつのか?他の油圧等の問題は解決するのか?週明けはこのように始まった。前日にはパン屋にも行けずに朝食の用意も無いがなんとか落ち着いて食事を済ませる。いざとなった場合は路上で対応できるように準備万端を整えた。静かな気持ちでガレージに向かう。ボンネットも開けずに、コックピットに座り、電装系が活きていることを確認する。キーを回す。あ、一瞬、躊躇かのように動き出した。明らかな異音が激しい。典型的なポンコツ車の回転する音である。今やドイツではトラクター以外にはない音だ。

急いで車を前進させ、ガレージのドアを閉めて、ボンネットを開けて恐る恐るVベルトの挙動を確認するなんとかそれらしく動いている。それでもいつどうなるか分からないので急いで車を出す。土曜日に酷い警告が出ていたのが全て消えて問題無しと表示されている。これはマンハイムまで辿りつけるかもしれない。クーラーも全くよく効く。街を出るまでが恥ずかしかった。ポンコツな音を聞かれるのがである。高速も無理をせずにそれでも制限速度を超えて順調に巡航した。乗り心地やクーラーの掛かった車内では異音は殆んど気が付かない。

話したマイスターにベルトを掛けるのに苦労したと二度も改めて語ったのだがあまり反応をしなかった。新品を普通に掛けるときは恐らく二人係ならばほとんど問題が無いのだろう。それがひん曲がったようなベルトとなると殆んど限界だ。件のロールとそのテンションを掛ける装置は取り換えられる。古い車だから支店に無ければ本社から翌日入るということだった。他に異常が見つからないように願いたい。


写真:右角上から左へハンドル油圧、左下エアコンコムプレッサー、問題のプーリー、クランクシャフト、方向回転並びに空気循環、水冷循環ポムプ、発電機。



参照:
Vベルトが外れた  2017-06-25 | 生活
遠近両用眼鏡用モニター 2016-08-17 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2017-06-26 22:33 | テクニック | Trackback

アルプス登山の足元

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アルプス登山の準備として、靴とシュタイクアイゼンのことが気になっている。氷河を一時間以上動かなければいけないので、あんちょこなメッシュの軽い登山靴では最高40度とされる場所の通過は不都合だからだ。それに長い距離になると足が凍る。

モンブラン山群で使ったのはライケル社の革製登山靴で、これは足入れが良く最初のマッタホルン登山の時から足に馴染んだ。ツェルマットで借りたシュタイクアイゼンも頂上雪田でよく効いてくれた。しかしこちらに移住してきてからの登山では精々モンブランの氷河行で機能して呉れた以上には岩壁部になるともう一つ足取りがしっかりしなかった。要するにバランスが今一つということになるのは、底が確りしていないからだ。その分歩きやすかったのだが、長い距離を荷物を背負うと靴の重さでバランスが取りにくく歩き難かった。だからモンブランでも小屋からは小さな荷物でのアタックということで使えた。

今回これを使うことの最大の問題点は片足1320グラムと現在の登山靴の中では最高クラスの重さの反面柔らかいために傾斜が強くなると使用している昔のシャルレのシュタイクアイゼンの締め具ではあまり快適ではなくなるということで、更に上部の岩稜やがれ部でもそれほど安定しないということである。

もう一つの靴は、アイスクライミングにリヴァイヴァルさせたガリビエールの靴スーパーガイドである。これは底に鉄板が入っているので1220グラムとやはり重い。それでも形が小さくコムパクトなので足運びが良い。この靴がモンブラン山群の縦の割れ目を捩るために工夫されているからだ。その分左右にローリングする傾向はあるが、足首の閉まりが良く歩行上の大きな問題とはならない。何よりもアイスクライミング用に合わせたダータ―などの固定システムが使えるのでシュタイクアイゼンでの歩行は快適である。問題はダートの先端一本縦爪しかないので氷河用の二本爪を購入しなければいけないことだ。調べると2016年からぺッツェルのメージャーモデルチェンジがあったようで、古いパーツは購入しておかなければいけない様だ。先端部分だけはもはや市場にはないが、二本爪のダートウィンが安く出ているので発注しようかと思う。

ダートもダートウィンも本格的なシュタイクアイゼンとしては軽く両足で750グラム前後である。つまり片足で100グラムほどは軽量化可能だ。軽さといえば、雪上で足に嵌め手雪が入らなくするゲートルを買い替えたい。現在使用しているのはサレワのものだが230グラムで、締め具が痛んでいる。これももう少し軽くしたい。因みに長さは36CMだった。

試し初めて夏場に居間で登山靴に足を入れてみた。薄い靴下では爪先が当たるが、スキー用に使っているコムプレッション靴下を履くと、丁度良い感じになる。十時間も歩くと爪先が痛むかもしれないが、一日アタックとその前後だけならばなんとかなるのではないだろうか?丁度モンブラン山群のアタックに相当する。そこで上のスキー用靴下の代わりに夏向きのものを探してみた。スリーシーズンで同じぐらい分厚いものが見つかった。価格は高めだが購入の価値はありそうだ。



参照:
直ぐに氷柱を登りたい気分 2012-11-28 | テクニック
なにはともあれ氷柱を登る 2013-01-20 | アウトドーア・環境
合わせものの楽しみ 2015-01-27 | 生活
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by pfaelzerwein | 2017-06-25 23:47 | アウトドーア・環境 | Trackback

Vベルトが外れた

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待ち合わせ場所に向かった。森の中を通る道を選んだ。朝の森の中は気持ちよかった。久しぶりに走る道である。峠を近づいて下り坂になたっ時に起こった。ダッシュボードの警告ラムプが赤色に緊急事態を告知した。走り乍らではその文字は読めないが、バッテリーの絵が付いている。すると急にハンドルが切れなくなった。油圧が効かなくなったことを察知した。それでも幸いブレーキは効く。平素ならば時速100キロぐらいで突っ走るところだが、ハンドルが切れないので下り坂のカーヴを曲がり切れないかもしれないので、早めに減速した、そして文字を読むと発電機が不調と書いてある。なにが起こったか分からずに力を込めてハンドルを切りながらなんとか集合場所まで辿りついた。右折左折に、駐車に梃子摺った。

要件を終えて車に戻ってきた。ドイツ車に多い電装系の問題ならば、突然起きたことであり、もしかしたら直っているかもしれないとの期待もあったが、一方で発電機と書いてあったことから二度ともう始動モーターが動かないかと思ったら、問題なくエンジンが掛かった。これならば再び同じ経路で帰宅して仕舞おうと覚悟した。幸い森の道経路は信号も無く、曲がり角も少なく、谷を出てからは我が町に入ってから三カ所しかない。町が近づいてくるとその他の警告が一斉に点滅しだした。もはや「修理工場を探してください!」ではない、何とスピードメーターが80㎞を差したまま動いていない。それでもブレーキの油圧などには影響がない。帰れそうだ。何とかガレージの前まで戻って来た。

クーラーが効かなくなっていることから発電機が効いていないことを察した。もしガレージのドアを開けるときにエンジンを切ってしまうと二度とエンジンが掛からないと思って、そのままにしてハンドルを力一杯に切って車庫入りさせた。

ボンネットを開けるとVベルトが外れていた。しかし切れてはいない。ここ二週間ぐらいその辺りのアイドリングの回転音に小さな異音が混じるのに気が付いていて、ベルトを押したりとその弛みも調べていた。特に緩んでいる感じが無かったので、どこか都合が悪いプーリーの回転部分があるもの気になっていた。やはりおかしかったのだ。張力を与えるプーリーの経年変化だろうか。

ネットを調べると工具無しに手でベルトを張ることは出来るようだが、掛け方が間違いなく分かるか、作業が問題なく出来るかは分からない。もう一度エンジンが掛かるかも分からない。夏であるから簡単にバッテリーが駄目になるとは思わないが、危ないところである。バッテリーを取り換えるだけで200ユーロ以上出費となる。

先ずはベルトを正しく掛けられるか試してみなければいけない。正しく掛かったことを確認して一発勝負でエンジンを掛ければ、充電が可能となるかもしれない。そして油圧も効くようになる筈だ。その足で月曜に支店まで走り通せれば、最も都合が良い。もしエンジンが掛からなければ、誰かに来て貰うしかない。恐らくレッカー移動の必要はないだろう。

先ずはエンジンを冷やして、そこの写真を撮って、もう少しベルトの交換の手順などをネットで詳しく調べてみなければいけない。完全に冷えるまで数時間は掛かるかもしれない。車も古くなるとこうしたことの繰り返しになるが、まだ自宅まで戻って来れている。先々に警告が出たり、異音に気が付いたりしているからだろう。

待ち合わせに出かける前にパン屋への途上のラディオニュースに聞き耳を立てた。「日米の貿易交渉で消費者の権利が大きく制限される」というニュースがARDの各局やSZなどの新聞で流されたという。つまりサミットも控え、EUと日本との貿易交渉も控えて、絶対あり得ない経済交渉内容を日米が進めているということで、食品などへの具体的な危険性にも消費者権利が及ばなくなる言及されている。



参照:
安定してきたアイドリング 2017-06-21 | 雑感
ヘドロ塗れになる午後の一時 2009-11-28 | 生活
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by pfaelzerwein | 2017-06-25 04:06 | 生活 | Trackback

バネ付き「豚の鼻」を発見

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アルプス登山への準備会がある。今回は、氷河での救助活動練習を地元のボールダーを使ってやるようだ。氷河での行動は、日本での経験がないためにそれなりに経験を積み重ねてきたつもりだが、正式な講習に出たことが無いために積極的に動くだけの慣れが無い。だからといっても氷河研修旅行に行くほどのこともなかった。その意味からはこうやって練習をしてくれるのは助かる。

勿論自分自身の場合は、氷河に落ちてからの救助活動以上に適格なザイルシャフトの構築の仕方など事が起きるまでのことが自動的となっていない。そこでスキーツアーのアルパイン協会の教則本を読む。

二人から六人までのザイルシャフトが推奨されていて、距離は15メートルから8メートルとなっている。二人や三人の場合はザイルの両末端をリュックサックなどに固定して運ぶ。更にバタフライ結びでブレーキが掛けられるように真ん中の三分の一に1.5メートルごとに結び目を三つぐらい作ったり、真ん中と前後の半分のところで結び目を作ったりする。勿論クレヴァスに落ちてしまうと、ザイルを登ろうとするとそこはそのままプルージックが通らない。引っ張られてブレーキが掛かることの方が人数が少ない時は重要である。

カラビナは、安全ベルトに冠付き一つ、二つ冠付き、更に二つ。シュリンゲは、グレッチャーシュリンゲ90㎝、2メートル相当の長いプルージック二本、短いプルージック一本を身に着けておかなければいけない。

通常の自身のマテリアルからすると、長いプルージックがバンドなのでベルトの後ろに付けているケフラーのそれがプルージックになる。もう一本は、登攀器「ロールンロック」がプルージックになる。もう一つ下降器に付けているプルージックも使える。長さは繋ぎ合わせると2メートルになる。この辺りのコンビネーションも練習で試してみたいところだ。

クライミングではあまり使わないような古い道具を掘り出し返していて見つけたものがある。所謂「プラッテ」若しくは「豚の鼻」と呼ばれるザイルの制御器である。サレワのものだがBMWではない。一体いつごろ購入したものか検討もつかない。よく見るとウエストジャーマニーと刻印されている。記憶も無く、錆び方からすると日本で購入したものだと想像する。ザイルが通るところもあまり消耗していないのでそれほど常用なかったのだろう。あり得るとすれば、9ミリドッペルザイル用となっているので、後続者を確保する時とか、冬季の登攀の時に使っていたのかもしれない。片方の穴は細引きを通して使っていたが、もう一つはバネの留め金のような形状になっているが意味がないような工作となっている。未だに訳が分からない。

今でも豚を鼻を好んで使うアルパインクライマーはいるが、昨今のATCなどど比較しての長所は質量共にあまり見つからない。手元にあるものはそれどころか、バネが付いているので98グラムと重い。下降器としても使った覚えがあるがザイルに拠りが掛かって全くよくなかった。



参照:
欲しかった大人の玩具 2013-08-02 | アウトドーア・環境
求められる汎用性と調整力 2014-03-19 | テクニック
見た目よりも本当の実力 2016-10-29 | 女
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by pfaelzerwein | 2017-06-23 20:41 | アウトドーア・環境 | Trackback

棒々鶏のエストラゴンソース

シャムパーニュ風棒々鶏を再び試した。元のレシピーが見つからなくなってからもう一つ上手くできないようになっていた。その辺りを注意してソースを作った。サラダネタが今一つだったが充分に楽しめた。

そこで開けたワインは、フォン・ジンメルン醸造所のバイケンだ。2016年は比較的良さそうなラインガウのワインであるが、これも若干濃いめの造りでアルコールも12.5%と決してサマーワインではない。それでもソースに料理用リースリングを入れるにしても、マヨネーズも和えるのでやはりしっかりしたリースリングの方が良いと考えた。

実際、以前のホッホハイムのキュンストラ―醸造所2015年「ホェーレ」も濃いめだったが、2016年は優しくも芯がある。林檎などの味が甘く感じさせるが、最後には木質の味が出て本格区的な辛口造りとなっている。

ロズマリンポテトチップの為にグリルしたので、食事時には汗を掻いたが、それでも楽しい食事となった。但し、ソースを作るパンと下からのグリルの熱気で、コンロの切り替えスイッチが膨張して動かなくなった。仕方がないのでヒューズを落としたが、パイロットラムプは消えても電気が流れ続けているようで一向にコンロが冷えない。そこで並びの冷蔵庫以外の厨房のヒューズを全部落として冷やした。予想通り冷えてからスイッチが駆動した。外気温が高いと調理も覚悟がいる。

朝の車中のラディオが伝えていたように、アウトバーンでは一部時速80Km規制となっている。理由は古いコンクリート層が捲れ上がって危険だからである。所謂ブローアップと呼ばれる現象である。そのような暑さである。 シャワーを浴びて早めに床に就いた。夜中に目を覚ますと窓外は少し冷えて来ていたので、熟睡のために寝室の窓を閉めて就寝した。

ワイン祭りの売をしていた人に聞いた。金曜日の午前二時の終了と共に町から出る車の一斉検問があったようだ。初めて聞いたが、事故を予防する意味からは価値があるだろう。しかしそもそも売店に立っていない限りの人は皆殆んど泥酔に近い筈だ。そこまで読んでいた人は隣町に車を止めて30分ぐらいは歩いてきている筈だ。泥酔しているとそこまで歩けない。



参照:
ワインに合うパリ風棒々鶏 2016-05-24 | 料理
寝る子は育つ肌寒い日々 2010-08-17 | 暦
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by pfaelzerwein | 2017-06-22 22:47 | 料理 | Trackback

夏至の午後の微睡心地

雷雨までは蒸し暑くなりそうだ。木曜日辺りは摂氏38度が予想されている。2015年の盛夏に近いが、これで落ち着いてくれればあとは陽が短くなるだけだ。

どうしても気になるので昨年の記事を読み返すと「マイスタージンガー」公演の後だったが、これほど強い陽射しはなかったが、大汗を掻いている。逆に2015年は朝が結構冷え込んでいた。

森の中が21度を超えていたので、放射冷却も今一つであるが、陽射しの強さ如何つまり天候状況によって変わる。窓を開け放って就寝したのは当然である。

反面、走っても大汗をあまり掻かない。先日ポリタンンクを抱えて走った時もそれほどひどい汗は掻かなかった。理由は分からないが、やはり普段の運動量が増えているので、それほど急激な汗を掻かなくなったのかもしれない。少なくとも昨年よりは空気は乾いている。だから室内ではTシャツを着たまま過ごせる。

この時期としては異常に暑く、記憶にあるのは1990年代初めではないかと思う。このような記録を残していないので確かめようがないが、日本とは異なるものの夏はやはり熱いと感じていたような記憶がある。

故コール博士の死亡広告が二面に渡って載っている。国を代表してはメルケル首相の名前でその他は党や三人目の名誉市民となったEU、そして葬のあるスパイヤードームの協会、名誉市民であるルートヴィッヒスハーフェン市長である。遺言に従って国葬は無しにストラスブ―ルのEU議会での葬儀となる。大統領云々が無い意味はそれに関係するのだろうか?

夕方も陽が長いので18時前に最高気温に至り、21時頃までは暑い。だから22時までの音出しでもそれほどじっくりは音楽を聴けない。それでも先日の中継の録音のマーラー第五に続いて、初めて第二日実演体験後初めて「タンホイザー」第二幕の中継録音を初めて通して流した。やはりテムポ運びが大分異なっていた。何よりも早いところを安全に速度を落としていた。これはアンサムブル上の配慮であると想像する。こういうのを具に見ていると、歌劇場の音楽監督なんかの仕事の仕方がよく分かる。初日となれば空前絶後の大成功よりも糊代を残しつつの成果を示さないことには責任を果たせないことになるのだ。それでも期待していた向きからすると物足りないようなことを言われる訳だ。年二回の新制作だけでも結構な仕事量である。

「タンホイザー」はより完成度の高いに違いない最終日のTV中継が楽しみだ。同時にマーラーのトラムペットが気になって中々細かくは聞き取れなかった演奏も徐々にその真意が分かって来た。Aha効果と呼ばれるその譜読みがモザイクの様に係っているが、今までは疑問のままだった動機の扱いの意味合いが徐々に見えてきた。

それにしてもここまで真夏であると。昼過ぎに机に向かっているとついついかっくりとしてしまう。早朝に一走りしれいれば余計である。またまた眠くして仕方なかった暑い日本お夏を思い出してしまう。

昨日は午後になって、ノートブックのHDDを取り替えてから初めて冷却ファンが本格的に回りだした。取り換えたのが昨秋であるから当然なのかもしれないが一時はファンが煩くなっていたので久しぶりの吹きである。その前夜から点けっぱなしにしていた影響もあるかもしれない。ドッキングステーションとして比較的涼しい場所においてあるので冷却は上手くいっている。だから仕事をしながら同時にハイレゾリューションの音を流しておいても今までは全く騒音にならなかったのである。



参照:
とてもあつい選挙フェス 2016-06-27 | 雑感
多少の揺れは想定内 2014-06-28 | 生活
疲れが溜まる夏至のあと 2010-06-26 | 暦
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by pfaelzerwein | 2017-06-21 21:01 | | Trackback