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オンドラ、東京オリムピック否定?

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久しぶりに南プファルツの岩山を登った。前回は肩を痛めている時だったと思う。気温は摂氏20度には満たないまでも陽射しもあってアウトドア―に快適な条件だった。肩を痛める心配も少なく、それでいながら比較的乾いていて。陽が陰ると寒くなるような天候だった。寝不足だったが、簡単なスタンダードルートとトップロープで何回か登ったことのある六級上を初めてリードした。パートナーはその岩場は初めてだったのが、ベルクヴェークという私が肩を痛めている時に時間を掛けて登って顰蹙を買ったルートを試した。難易度は六級しかないのだが、全てフレンズで支点をとっていかないといけないので、結局我慢出来ずに降りてきた。そのために二本目も私がリードして、三本目は上部を彼が登った。降りて来て、スタンダードのフォアバウという五級のルートを彼がリードした。14時半過ぎに待ち合わせして、帰宅したのは20時過ぎだった。シーズン始めとしては肩も傷めずある程度の挑戦が出来たのでよかった。但し傷だらけになった腕や手以外にも腕や足も可成り筋肉痛である。ボールダーリングでは、足が使い切れていないことは当然だとしても、腰から背中まで堪えた。

先日購入のDMMのピヴォットは優れものだった。下降器としてもコントロールが思いのままで強すぎたり弱すぎたりもせずに、思うように走らすことが出来る。計算つくされた構造になっている。また所謂ガイド機能の後続者確保時もザイル入れや設置などとても扱い易く、横に書いてある図示もとても役立つ。写真を写す時に手を開放する時もとても使い易い。当然のことながら下降のザイルを挟むときも今までよりも大分手に落ち着くので手を滑らす危険性が少なくなっている。但し金属加工でザイルの表面を擦るのか表面が今まで以上に色素を手の方に落としているような感じがした。

新聞のスポーツ欄にチェコ人のアダム・オンドラが大きな庇を登っている写真が載っている。東京オリムピックで正式種目として初金メダルを獲るべき人物としてその競技方法に異議を唱えているという話しだ。だから出るかどうか熟慮が必要という。現在まではボールダーリングとリードクライミングが複合された競技として行われていて、その実力だけでなく新ルート開拓などでも第一人者も26歳という年齢で金メダルへの最後のチャンスだというのである。但し東京でされようとしているのはそこにスピードクライミングというのが加わり、要するに今までのクライミングの実力とは関係ない競技が加わるというのである。これは詳しく知らないでもよく分かることで、自分自身もアルパインクライミングにおいても結局リードクライミングとボールダーリングを合わせたトレーニング方法が最も効果的であり、それに基礎体力などを育成することで成果が出ると確信しているからである。つまりそれ以外のものは従来のアルピニズムとは関係のない観るためのつまりTVメディア向きのショー化された競技となる可能性が強いということであろう。もう少し考えると、怪我の質もさらに悪くなるのではないかと思う。そもそもクライミングの筋力自体は充分に敏捷的であって、静的なそれではないからである。それ以上にどのような動が必要なのであろうか。疑問である。八月にこの種目によってはじめての世界大会がインスブルックで開かれるという。その結果が注目される。



参照:
右足の脹脛の攣りに思う 2015-04-25 | アウトドーア・環境
技術的な断層を登る 2014-06-07 | アウトドーア・環境
割れ目登攀の煩わしさ 2014-06-08 | アウトドーア・環境
購入したDMM社PIVOT 2017-04-02 | アウトドーア・環境
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by pfaelzerwein | 2017-04-06 20:05 | アウトドーア・環境 | Trackback