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ロールスロイスで雪道を思う

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雪見酒としゃれ込んだ。寒いので昨晩食後に開けた赤ワインのロールスロイスと呼ばれるポメロールを昼から引っ掛けた。そのように書くと如何にも幸せそうなアトフェント第三祝日となるが、そうではない。

先ずは飲むワインも切れて手ごろなものがなかったのと、食事もなく、週明けに生き延びるのが思いやられたからである。先ず冬タイヤがないと路面が乾いているか温度が上がらなければ出かけられない。

仕方なく既に期限切れの1993年産のそれを開けたのである。ポメロールで最も大手のシャトーであるため最初から特別に感心もしなかったが、軽い土壌のためかタンニンも弱く最初から楽しめたのである。そしていま開けると、これほどの年月に限らず殆ど味は変わらない。流石にロールスロイスはオールドタイマーになってもロールスロイスである。

しかし、サンテミリオンのワインはある程度のものならばどれも長持ちして、何時までもフルーティーな良さがあるので、態々「場末のポメロール」を選ぶ必要がないと確信している。

週が開けて天気予報通り、雪も降らず、気温だけが零下六度ほどになったが、道路は乾いてきた。しかし明日以降は若干の放射冷却も手伝って、零下七度まで下がりそうである。そうなると夏タイヤで走る事は極力避けたい。

なんとか八百屋にいって生鮮食料品を仕入れて帰ってくると、ニンジンの入っている筈の袋の中身がごっそっと抜けていた。改めて往復十キロ以上を車を走らせて回収して来た。通常ならば電話を掛けて後日清算させるところだったが、今日はそうはいかなかった。

幸運にも水曜日の午後には冬タイヤに替える約束が出来た。午前中には走りたくなく、水曜日の午後にはマンハイム周辺で用事を一挙に済ませられると嬉しいのだが、さてどうなるだろう。
by pfaelzerwein | 2009-12-15 03:51 | ワイン | Trackback
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