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年末年始の倒産に巻き込まれて

どうも年頭から倒産にお付き合いしたようである。ネットでの購入がスーパーとパン屋、八百屋、肉屋、醸造所以外では買い物の主力であるが、今回のようなケースは初めてである。十二月の暮れに注文するのも悪かったが、まさかかなり真面目な東独解放後十年以上の中堅クラスの業者が店仕舞いするとは思ってもいなかった。十一月終わりに注文したものは予定通り配送されたが、その時も良質の会社としてあっても良い確認の電話がないなと不思議に思っていたのである。そしてクリスマス前には、「信用して頂いて有難う」と昨年のように挨拶状が入っていた。

そして、クリスマスが終るのを待って注文した時に、断わりを付けて置いたのに確認が遅れているのがおかしいと思い、HPをみると一旦注文を受け付けていたのがそっくりと消去されている。おかしいと思ったが既に連休である。ネット作業に慣れないオーナーなどが誤まって消してしまったのかと思ったのだが、年が明けるとそっくりとHP自体が工事中になっていた。これはサイトが攻撃されて修復に困っていると思ったが、流石に本日までなんら連絡がないので電話した。すると留守録になっていて繋がらない。これは、もしかと思って、支払いのクレジットカード会社に連絡する前にFAXで確認を取ろうとすると、これも受けつけない。夜逃げであろうか。

そして銀行に電話すると、まだカードに落とされていないと言うのである。予めに引き落としを防ぐ方法はなくて、清算時に初めてカード落としの請求を拒絶することが出来ると言うのである。そうなると倒産が確認された時点で債権者はカード信販業者になるのだろうか?もともとこの業者は比較的信用の出来る業者で商品が手配出来るまではクレジットカード会社に計上しない信頼性が良かったのである。更に商品がない場合は、その旨を電話連絡して注文をキャンセルする真面目な商売をしていた。

そして今日を迎えたのであるが、昨年11月中旬付けの南ドイツ新聞の記事を探し当てて驚いた。その時点で、消費者センターのテスト結果を名指しで伝えているではないか。独アマゾンも自己仕入れの出来ていない日本の楽天市場並みの会社なのでどうしようもないのだが、それなりに批判されている。しかし、上の会社への批判は、納期やクレジットカードの手数料などの高さを叩いている。その両批判点はなんらこれらの会社に特別なのでなくて、極一般的なトラブルケースであって、明らかに新聞記事自体が競争相手などに買収されて敵の会社を叩いているとしか思えないのである。

これがどうも上の会社の致命傷になったようで、その企業家の経済状況は判らないものの、クリマス前に広告費まで使いながら止めを刺されたと言う印象がある。今後、当方に被害が及ばない限り、やはり、こうした風評被害というものを思わざるを得ない。これは、このミュンヘンの大新聞の質を如実に示している。これで分かるだろう。その読者層を含む社会層自体の性質が悪いのである。その点でも提携している日本の朝日新聞と良い勝負をしているに違いない。



参照:
南ドイツ新聞の皇室関連記事/事務次官会見記録(平成13年2月) (日本国外務省)
戦争礼賛にはげむ小泉 (田口裕史のウェブサイト)
オバマ米大統領の「平和賞受賞演説」に世界から批判 【続報】 (とだ九条の会blog)
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