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レタスに美味しいアヒルの子供

自宅で初めて2009年産のワインを開ける。否、ボージョレーヌーボーは既に三本空けた。しかし、まともなワインとしては初めてである。クリスマス前に購入したソーヴィニオン・ブランである。

開けた時は試飲のときにはあまり感じなかった酵母臭のようなこの品種の持つケミカルな香りにたじろいたが、飲んで食事に入るととりわけ新鮮な香りが楽しめた。

ある意味培養酵母のその質を感じさせるのだが、2009年産のこの品種はかなり良いと思う。なによりも野生の果実の風味が強いので、他のトロピカルなフル-ツ風味を感じ難いほどである。

印象では、2008年産よりも2007年産により近い。まだ瓶詰めから二月も経っていないこと冬であり、バッサーマン・ヨルダン醸造所が出したこの品種のワインとして最高のものである。これは、2009年産の更に良いものに否応無く期待が高まる。

雪の下での生活で、野菜の値上がりが顕著である。大きな胡瓜は、一本50セントを切って売っていたものが、今は一ユーロ二十ほどで倍額以上している。それは予想済みであったので、まだ八百屋に行かずに頑張っている。

その代わりスーパーで、レタス一頭69セントほどで獲得できた。このお蔭でなんとか、ザウワークラウトなどを青い野菜で補うことが出来ている。

それに食したのがアヒルの足でこれも上のワインに美味かった。
by pfaelzerwein | 2010-01-14 02:51 | ワイン | Trackback
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