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裁かれる武士道の真実とは

新聞FAZのサイトに「裁きを受ける武士道」とあって何事かと思った。先の独日協会の例会で映画化された「葉隠れ」の話を聞いて、嘗てのナチドイツ時代のオイゲン・へーリゲルのような動きがあるかなと感じていたからだ。だからこの見出しを読むと、武士道オタクがなにかをやらかしたかと思ったのである。

しかし記事をみるとBUSHIDOと呼ばれるバンドがあるようで、その男が警察を「操り人形」、「猿」とやじって侮辱罪で告訴されたという。その他にもゲイグループの行進をやじったとかで、音楽活動に準じた一種のパフォーマンスのメッセージが罪を問われて、一万ユーロ以上の罰金を受けたとある。

肉体的暴力でないのでその程度の額で済んだようだが、EU自体は反警察への犯行の罪を重くしようとして、一方連邦共和国はその必要はないとしている政治情勢で、若干興味を引く事例であるだろう。

しかしこうしたパフォーマンスをする輩には最も罰金が有効である。その罰金の金額とパフォーマンスの効果で採算が合うかどうかを考えれば、馬鹿な事例は少なくなるだろう。
by pfaelzerwein | 2010-05-30 03:27 | アウトドーア・環境 | Trackback
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