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スカンポンなカメルーン西瓜

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カメルーン産の西瓜を齧りながらワールドカップを観戦した。これほど酷い試合を観たことが無いと言うカタリーナ・ヴィット似のギュウンタ・ネッツャが語るのは正しいだろう。まるで監督がいない頭の無い同士の試合で、間違いなく程度の上のカメルーンの試合運びは解せないと、嘗てはドイツ人監督ピスターによって育てられた何もかもを捨て去ってしまっているのを嘆くのは当然だ。

そもそも誰も日本チームに期待の欠片もしていなかったところに、岡田監督が改めて現地で「目標はベストフォー」などと語ったのでお笑いを通り越して、顰蹙さえ買い、嘗ての広告スター中田攻撃に劣らない只一人名前の知られている岡田攻撃がなされたのである。そのような理由で、どうやら個人の技は益々上がっているような日本チームのチームとしての出来損ないぶりは観るべきものがある。

そのためか「君が代」を口ずさむ選手の顔付きまでが、四年前の侍風のものから、まるで島で一人の女を争そう「あなたはん」物語の生き残り日本兵のような情けなさである。監督のおかげか、四年前のようなパスからパスへのおかしな蹴鞠フォーマーションを見せられることも無くなって、偶然にチャンスが訪れるようなその試合展開はまるで子供の試合のようだ。

それに輪をかけてカメルーンの一流選手などが真っ直ぐ前向きにパスしようと走って行くのを観ると、なにも出来ない日本の選手よりも遥かに滑稽である。明らかに程度が上の選手のやることの方が大馬鹿に見える。エトー選手などは一日に換算すると、五百万円近く稼いでいると言うからこれまた馬鹿らしい。

本田選手の得点を見て、「悪くは無いけど、日本のスターのそれと言うのはね」と語るのに全てを表われているだろうか?「デンマークが、日本とカメルーンを問題なく下す」と言うのは間違いなく正しいだろうが、ドイツチームにしてもあまりに強過ぎで始ったのが、幾ら現地が冬型気候としても尋常ではない。



参照:
by pfaelzerwein | 2010-06-15 02:37 | Trackback
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