神秘的な性的虐待の真実

徴兵制度の廃止が首相からも語られ、より効率的な国防軍の構築へと進めるツ・グッテンベルク大臣である。その奥さんでステファニー・ツ・グッテンベルク夫人が本を出した。子供への性虐待の財団の名誉会長としての活動から纏めた書籍であり、十分に話題となっている。

当然ながら教会的な立場をこの問題においては採用出来る訳ではないので、大変社会病理学的な視点に立脚しているようである。正直、信頼置ける人物からの性的虐待が八割がたであるとなると、とてもこの問題は難しい。

なるほどネットにおけるそうした映像が、そのまま性虐待の証明資料であるとすると、それは罰せられなければいけないのは当然であり、そうしたものが市場を生んでいるとすればやはり厳しく対処していくほか無いであろう。

しかし、身近な者からの背虐待の実体はとても容易に批判の対象として議論できるものではないことは確かであり、そもそも家庭の愛情とかそうした社会的なものが性的な前提無しには成立しないものである限り、グレーゾーンがそこに存在することは間違いない。またそこに宗教的な思考が善悪の前提として置かれると大変困難な問題となるのは、宗教家の起こす性虐待の実態でいやというほど知らされている。

面白いのは、性虐待をそうした身近なものから受けた被害者は善悪でしか対人関係が成立しなくなるなどの問題が生まれることなど、いかにこの性的な問題に断定的な結論が出せないかの傍証となっているような気がする。

現実の生活に於いてももしくは小説や映画などの表現においてもそのグレーゾーンこそが重要な要素となっているのだが、これは一種の究極な到達点というものが存在しない神秘がそこに横たわっていることと良く似ている。
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by pfaelzerwein | 2010-09-09 03:59 | | Trackback
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