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ヴルストマルクト初日の夜

昨晩はヴルストマルクとの開幕であった。銀行に小銭を取りに行ったら警察が閉鎖していた。それでも強引に進入しようとすると、警官に阻止された。事情を話すと一時間掛かるというではないか。馬鹿らしいが仕方が無い。ワイン女王様だけでなく、クルト・ベック州長らの挨拶するメイン会場に車で突っ込むとなると車両制限も仕方ない。

石切り場は濡れてはいなかったが、未だ乾いていなかった。練習にはなるのかもしれないが、面白くない。靴の関係もあるが気にせず登るような者もある。彼はアルプスでの経験が豊かそうで、なかなか実力がある。登り方を観ていると、アルプスでのそれの経験のある無しは直ぐに分かるのである。

ヌルヌルしたところはパスしたのであまり登らなかった。体の動きは悪くは無いのだが、気持ちの動きが悪い。引けて九時前には真っ暗である。ワイン街道に出て外に座ったが、誰かが持ってきていたパン以外には殆ど何もあたらなかった。その代わり今年最初の濁酒甘酒を飲めた。季節のものでカロリーも高くこれもなかなか良かった。

六月に訪れた友人がスペインでの学会へとフランクフルトから飛ぶ前に早朝近所で購入して行き、現地で集合した看護婦さんたちに振舞ったことを思い出した。その話をすると、「何時頃のこと?」と、なるほど最近では蓋を閉めれない発酵中の液体を機内に持ち込むなど不可能である。

隣で飲んでいた現在トップで登る練習に励んでいる家族グループのリーダーである看護婦さんが、「新酒濁酒は酒の認識が無く飲むから危ない」と言う。「それでも今晩は全ての警官はバード・デュルクハイムだから」と杯を重ねていた。
by pfaelzerwein | 2010-09-11 15:05 | 生活 | Trackback
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