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馬鹿は死んでも直らない

小柄な二人のドイツ女性が「日本は良い、中国は臭い」と、日本人男性がドイツ女性と結ばれているのを知らないと間違った認識を吐露していた。日本人は、教養があって、礼儀正しく、節度があって、ドイツに友好的で、それに小さな女性を馬鹿にしないと続くようだ。

どうも彼女らの日本贔屓は一寸違う視点から始まっているようだが、その文化的な背景を知れば知るほどああした態度は採れないに違いない。なるほど中国批判は、世界一の輸出大国を抜かれた憂さという反対側からの見解もあるようだが、中華思想をシナ人を知れば知るほどこれまた中共ですら容易に非難出来ない。

上海でケルンのオペラの引越し公演で指輪が上演されるようだ。大阪万博のその付随文化公演の質を思い出せば、経済的に急成長した消費社会の中国でも当時の西欧文化の日本の受容とは全く次元が違うことで、その差異は明白である。神々の黄昏を以ってシナ人にバビルの塔である上海に注意を契機したいようであるが、そんなことは端から分かっていても全く世界観が異なればお話にならない。
by pfaelzerwein | 2010-09-17 01:13 | | Trackback
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