次に緑が来るまでになすこと

早朝のラジオに緑の党のロート代表が電話インタヴューに答えていた。昨日の世論調査で二十二パーセントの支持率で大台に乗せた事に関してである。シュツッツガルト21の駅周辺整備に係わる住民運動とその成り行きも政府や行政と釈然としない市民との対話の欠損が感じられ、調停役に登山家でワイン農家でもある引退したキリスト教民主同盟の長老ガイスラー氏が骨を折っていることでもそれが証明されている。要するに緑の党に求められているのは、現代社会の代議員制度の政治体制だけでは事足らない市民運動に立脚した市民の開かれた議論とその民主的な政体のあり方であると思われる。

左右の国民政党が凋落傾向にあり、その間隙を縫った自由党が政権に参画後にそれへの支持を激減させている一方、政権参画後にその左翼的な運動方針から転換を余儀無くされ、当然ながら支持層の分裂を招いたが、第三の道を求めた運動が漸く果実してきたと言えるだろうか。国政のみならず地方に置いても州知事の独自擁立も時間の問題と言われ、社会民主党がその地位にあるベルリンの長にも次回「トヨタ車に乗れ」の名言でも有名なキューナス女史が立候補すると言うことで、大変有力である。

最近の話題にナチスドイツを 積 極 的 に支えた官僚や役人の問題が浮上してきたが、この問題は改めて考えるとして、ある種の自由主義思想がファシズムの温床であったことは定説となっていて、これは上の緑の党の予想される躍進が必ずしも「リベラリスム」を体現するものだけであるべきでないことをも示唆していないだろうか。やはり、市民の教養や教育程度に見合った活発な議論こそが求まられているに違いないのである。社会主義的な政策自体などよりもそうした政治形態のあり方の方が遥かに大切であって、もはや数のために手段を選ばないような政治屋の出る幕ではない。

個人的にはオバマ大統領の保険制度改革に元々反対であり、ヒラリー女史のそれを支持していたが、大統領のカリスマ性とそうしたかなりな社会主義的思想と結びついていたのは間違いなく、まさに合衆国にはこうした政治改革がその社会の文化的基盤と共に欠けているように思われる。実際はどうなのだろうか?

トルコ政府のYOUTUBE検閲遮断問題では、BLOGが大きな声となって、民主化への議論が進んでいると昨晩のラジオは伝えていた。こうしたところからネットを通じて新たな政治形態へと議論の道筋が定まって行くのかもしれないい。

フランクフルトから帰宅後、夜食を済ませ、25時頃になってやっと床についたが、今朝は六時半過ぎには目が覚めた。急いでパンを購入しに行って、一走りした。今朝は昨夜からの強風で殆どの紅葉が足元を埋めていて気持ちよかった。新しい靴になってはじめてのコース取りで、下りに力点を置いた心算なのだが、時間も無く、焦って上りに走り出してしまった。登りの距離の約半分で、水平道に近い部分をジョギングで走り通した。それでも時間短縮は六分ほどで大したことはなかった。案の定、その分下りに疲れが出てきて、予期していたものは達成できなかったが、このコース約五キロを三十六分ならば、今までで一番早い走破となった。

ここ暫くは摂氏十度の後半まで温度計が上がる暖かい日が続いていて、昼は窓を開けれる生活となっている。それでもこの時期汗ビッショリで、上着が濡れないようにそれを脱いでTシャツでうろうろしているのは矢張り尋常ではない。上りを走る意欲が湧いてきてついつい遣ってしまい、それに対応出来る心肺機能の強化は確認されるのだが、短時間集中とは言いながら可也密度の高い強化トレーニング内容となっていて、流石に毎日繰り返すだけの体つくりが未だ出来ていないのがなによりもの問題である。下肢だけでなく、膝の上の筋肉も、下腕や肘にも疲れが来ている。
[PR]
by pfaelzerwein | 2010-11-06 01:46 | マスメディア批評 | Trackback
トラックバックURL : https://pfalz.exblog.jp/tb/12210063
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 炎がむらむらと燃える思愁期 声高に発言して巧妙に攻撃する >>