とても寒い自宅軟禁状態

寒い。まるで日本の関西の家のなかのようである。暖房は十分に効いているのだが、まるで温暖地の寒い家の中にいるようである。矢張り冬の寒さは堪える。たとえ摂氏零下二桁になっても正月を過ぎれば陽射しも強くなって、それ程寒くは感じない。ここの室内でこれほど寒く感じたことはあまり覚えがない。

寒いポーランドでのナチスドイツの進駐政策が今年生誕年を迎えたショパンの歴史として、ベルリンのアイスラー音楽高等学校で展示されているようだ。これは知らなかったのだがその初期において、つまり1939年にはショパンの楽曲の演奏もパデレフスキーのそれ同様に禁止されていたと言うのである。如何に、再び独立を果たしたポーランドの国のナショナリズムに要注意していたかがその執拗な占領政策に見られるのである。

その象徴として見られるのがシマノフスキー作のショパン像の破壊行為であり、1944年にアウシュヴィッツの灰となったユダヤ人収集家ビンネンタールの所有していたショパンの手紙類の焼却である。しかし、そこにはメンデルスゾーン以外にもシューマンやベルリオーズ、リストなどからの手紙が含まれていて、ジョルジュ・サンドの娘への本人の手紙なども含まれていたとされる。

実際には、数多くのユダヤ人文化人や芸術家が同じような境遇にあって、アルテュール・ルービンシュタインなどに代表されるように1939年を待たずに新天地で活躍する一方、1944年のワルシャワゲットーでの蜂起へと向けて、ポーランド人による激しい反ユダヤ主義とその虐殺への参画へとポーランドの文化破壊は突き進むのであった。

少女虐待で国際手配を受けてグシュタットに自宅軟禁されているポランスキー監督映画で有名となったピアニストのシュピールマンが実は親衛隊の犬であったと言う証言がされて、その真偽がこの12日に展示されている高等学校で議論されると言う。



参照:
少し振り返って見ると 2005-10-08 | 雑感
在京ポーランド系ユダヤ 2006-10-08 | 雑感
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by pfaelzerwein | 2010-12-01 22:21 | 歴史・時事 | Trackback
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