とても痛ましい娯楽TV生中継

毎日のようにラジオのニュースで伝えられる独第二放送の最高視聴率を誇るTVショーでの生中継中の事故をVIDEOで確認した。とても痛ましい事故であり、同じような事故で亡くなった友人の姿と重なる。

TVショーは土曜日のようだったが、車をホッピングのけんけんで飛び越えるスタントを披露した学生の息子が、母親が会場で心配そうに見守る中、親父の車のフロントグラスで弾かれて、後頭部から着地した。その瞬間を見ると、手を伸ばして致命傷から庇おうとしているようだが、一度体が回転していると前に突くことも出来ない両手は全く役に立たない。逆に背中から落ちるのを後頭部で庇うことになるのではないだろうか。通常のスポーツにおける空中姿勢からの着地事故とどこが違うかと言うと、衝突による回転エネルギーの急上昇で、そのエネルギーを処理・反応出来るだけの運動をはじめからしていないということになるだろうか。宇宙における物体で言えば、予期せぬ質量の十分に大きな対象物にぶつかるような事故に違いない。

もちろん背中から落下しても脊髄などを損傷させて不随になる可能性は高いだろうが、首の骨を逝かすと、友人の場合のように不随になるだけでなくその寿命は限られる。金曜日にその故人の思い出が話題になっていたのだった。その致命傷の事故の原因は、慢性糖尿病のインシュリンの欠乏のための無防備と説明されているが、実際には今回の事故のように両手では保護できない体勢がありえるのも納得できる。

TVショーで倒れたサミュエル・コッホ君は既に人工昏睡状態にされているようだが、デュッセルドルフの病院に運ばれても意識はあり、両親が傍にいることも理解していたと伝えられる。この二十三歳の若い生命力に期待するしかないのであろう。


追記:既に二度の手術が成功して、昏睡状態から醒めて意識があるそうだ。それでも、麻痺は確認されている。
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by pfaelzerwein | 2010-12-08 08:08 | マスメディア批評 | Trackback
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